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「真田丸」豊臣が主戦派と慎重派に分裂!真田は!?

大河ドラマ『真田丸』
 第48回「引鉄(ひきがね)」作:三谷幸喜
【エンタメ戦国劇っぽい回でした!】
 時は慶長19(1614)年、兄・真田信之(大泉洋)は数え年49歳、弟・幸村こと信繁(堺雅人)は推定44(1571年生まれ説の場合。従来説は1567年生まれで+4歳)
 
ドラマではなんと、「冬の陣」撤収を進める徳川家康(内野聖陽)の茶臼山を、豊臣軍が夜襲! さらに京へと戻る途中を狙い、真田の忍びの佐助(藤井隆)が家康を討ち取り…!…と思ったら影武者でした。
 
年が明けて陣払いが進む…はずが、豊臣の健闘が伝わり、浪人衆が減るどころかもっと集まってきてしまいましたよ…!
幸村は、茶臼山と岡山(大坂城の南にある地名)を空堀でつないで大要害にする…と提案。みんな戦闘意欲、衰えていません。
さて、幸村たちが亡き千利休の茶室跡で畑仕事していると、謎の箱が出土。中から馬上筒(ばじょうづつ)が出てきました! 火打ち石が装備されており、いちいち火縄に火をつける手間が不要とのこと。現代の大型拳銃のような形状です。決戦に活用することになりそうです…!
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【史上空前、大坂に集まる人々!】
 家康は1225日に大坂を出て、京都二条城に入りました。明けて慶長20(1615)年1月3日、二条城を出て駿府に帰っていきます。問題は、豊臣の動向です。
 
3月12日、京都所司代の板倉勝重は「大坂に不穏な動きあり」と、家康に至急の手紙を出しました。板倉勝重は配下の者に潜入捜査させており、その結果、驚きの事実が!
 
大坂の浪人衆は立ち去るどころか、食や職を望む者が続々と流れ込んでその勢いを増し、「太閤在世中よりも人数が多い」と話題になるありさま。兵糧などの売買も行なわれて賑わい、大坂城本丸では鉄砲の玉薬の調合までも進められていると言うのです。
 
 
【豊臣が3派分裂状態に…!】
 浪人衆が盛り上がるなか、豊臣首脳陣は意見を衝突させていました。特に大野兄弟が対立。大野治長(はるなが)治房(はるふさ)は実の兄弟です。
兄・治長は豊臣秀頼の意向を重んじ、和睦を守ろうとし、再戦に否定的でした。一方で、
弟・治房は、再戦を期待する浪人衆の代表者のようになっていました。さらに、大野兄弟とは微妙に距離を置く真田信繁(幸村)らの存在も。
 
これをまとめると、こうなります。
【1】豊臣家存続を第1とする再戦回避の慎重派。
大野治長、後藤又兵衛、七手組頭(秀頼親衛隊)
 
【2】1に近いが浪人問題解決を第1とする中立派。
真田信繁明石全登(てるずみorたけのり)、秀頼側近の木村重成、同じく渡辺糺(ただす)
 
【3】浪人問題解決を第1に、豊臣家による雇用さもなくば再戦に命運をかける主戦派。
大野治房、長宗我部盛親毛利勝永、仙石秀範(ひでのり=秀久の息子で廃嫡)
 
 
【浪人問題の未解決が再戦につながった…!】
 こうして問題が解決しないなか、秀頼は家康に伝えました。浪人衆に扶持(ふち=報酬、生活費)を与えたい、しかし領国の摂津と河内が戦乱で荒廃している。年貢が見込めないので、近いところに1カ国を拝領したい…。
ところが、家康は、そもそも浪人問題は豊臣自身の責任であるとし、何も協力しませんでした。
それどころか3月末頃には、幕府として出陣の用意を開始。
 
そうこうするうち、4月9日、大坂城内で大野治長・暗殺未遂事件が発生…!
弟・治房の関与がウワサされました。
 
その大野治房は4月12日、自身が召し抱えた1万2000人に扶持を与えようと、大坂城の金蔵を開けて金・銀・米を分配。治房配下の浪人衆は、今後の生活向上のためにも再戦(手柄)を渇望し、そこに浪人衆相手に一もうけしようと武具・馬具などの売買をする商人勢が群がり、大変なことになっていたのです。
 
そして、4月19日、ついに豊臣・徳川は交渉決裂、手切れになりました…!
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
平山優『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』(角川選書)p.272~、287298
編:小林計一郎『[決定版]真田幸村と真田一族のすべて』(KADOKAWA)p.127133136
「週刊 再現日本史」江戸1-(講談社)
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

こんばんは。
家康暗殺の部分は何かの伏線なのかもしれない・・・のかと勘繰ってます(笑)
たしかこの頃の伊達家も鉄砲騎馬部隊がいたような気がします。

No title

いよいよおおづめにもう12月ですから・・
かなしいな幸村の最後見たくないもの
負ける運命になるのはやはり敗因があるのですね
」影武者だろうなあととっさに思いました。
やはり家康はおさおさ怠りがありませんね後2回ですよね
壮絶な最後を予測してしまいます
あの鉄砲を持って・・と
ないす

No title

見てましたおおづめですねナイス

No title

☆ハニー先輩さん
そっか…、家康暗殺、影武者の存在…
何か深い意味あるのかもしれませんね(^∇^)
伊達家、鉄砲騎馬に力を入れていたらしいですね…!

No title

☆みっちゃんさん
幸村の最期悲しいですが きっと勇壮な雰囲気で
盛り上げてくれると思います(^ ^)
結果としては負け戦でしたが、
負ける要因が複数あったのに
全力を出し切って思う存分戦えたのは
当時の武将の価値観として誇りの持てることですね
あの馬上鉄砲にも期待ですね…!

No title

☆ぎいさん
ナイスもどうもありがとうございます(^-^)
見てましたか!
真田丸いよいよ大詰めですね…!

No title

毎回そうですが、主人公に入れ込み過ぎて、
歴史が変わったら…いやこの物語だけでもどうか変えてくれと願うのですが、夢は叶わず。

とうとう最後の仕上げに入りました。

大野の弟は悪人面でしたが、悪人風の人ほど実はいい人という私の概念がすっかり崩れました(笑)
がっかりです。

まあ、母が葉は何で仕方ないかw
後数回、今年はロスが半端ないですね~。
オールぽち☆彡です(^^)

No title

☆Parlさん
オールぽちもどうもありがとうございます(^-^)
今年の大河は特に入れ込みたくなりましたよね!
今年はもしかして、最期の決着まで描かないで
激闘の最中に終わる…とか、そういう余韻や
想像の余地のある終わり方しないかなぁ…?

大野の弟は、多少しょうがないんですよ(^ ^)
浪人達のことを考え過ぎて、兄を生ぬるく感じてたんだと思います。
幸村みたいなまともな浪人は少なかっただろうし
突き上げがすごくて命懸けだったのでしょうね(°∀°;

真田ロス大きそうですが
充分堪能して想い出にしましょう~(^∇^)

No title

しゅーまいさん こんばんわ^^
最終回の今日にあわせて この回から見るの
遅らせてました。
48話49話 続けて見終わったところです!

クライマックスにむけ
面白いシーン蓮発です!!

No title

☆ばねぱんさん
ナイスもどうもありがとうございます(^-^)
おぉ、一気に見るのも面白そうですね…!
ぼくは今日最終回録画を見る予定です(=^▽^=)

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Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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