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「真田丸」蟄居楽し妻子沢山/大坂陣で恐怖味方崩れ

大河ドラマ『真田丸』
 第38回「昌幸」作:三谷幸喜
【昌幸は死に、家康は老い、秀頼が若さハツラツ!】
 時は慶長6(1601)年、真田昌幸(草刈正雄)は数え年55歳、長男・信之(大泉洋)36歳、次男・幸村こと信繁(堺雅人)は推定31(1571年生まれ説の場合。従来説は1567年生まれで+4歳)
 
紀伊の高野山のふもとにある九度山村で蟄居(ちっきょ)生活を始めた昌幸・信繁たち。

信之(信幸)からの手紙で改名を知り、昌幸は「わしが与えた幸(ゆき)の字を捨ておった。…源次郎(信繁)、幸の字、もろうてくれんか。真田…幸……」まさか今になって幸村の誕生か!? と思いきや「真田…ゆき…信繁」幸信繁()。いい名が思いつかずに話は流れてしまいました。

 
時も流れ、徳川家による将軍職世襲が世に示されました。
そして、早くも慶長16(1611)年4月8日、京の二条城にて。大御所になった家康(内野聖陽)と、立派な武将に急成長した秀頼(中川大志)が対面。「豊臣の、秀頼である!」 自ら堂々と名乗ったその若武者振りに、思わず大御所家康が頭を下げてしまいました。
 
昌幸は老いさらばえ、死の床につきました。しかし、昌幸はまだあきらめず、打倒徳川について語り続けました。信繁が「私には場数が足りない…」と言うと、「心得は一つ。軍勢を一つの固まりと思うな、一人一人は生きておる、一人一人は思いをもっておる…!」
昌幸は享年65の波乱の生涯を終えたのでした。
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【蟄居生活は貧しくも楽しい? 自由もある!】
 九度山村(くどやまむら)での昌幸・信繁たちの蟄居(ちっきょ)生活は、かなり生活必需品や金品にこと欠き、たびたび信之から仕送りをしてもらい、何とかしのいでいたようです。
ただ、山や川での狩りを許されていて、近所の散策、商店への出入りも許可されていました。蟄居というわりにはだいぶ自由があって、周辺の寺社の人々と交流もあり連歌したり焼酎を飲んだり。
 
さらに、昌幸・信繁・家臣と、それぞれ別の屋敷があったらしく、そのためか信繁はなんとも旺盛で、正室・側室など少なくとも3人、九度山でもうけた子供が少なくとも7人!
父・昌幸にも側室がいました。意外と楽しい蟄居ライフだったのかも?
 
もちろん、ただ遊びほうけていたわけじゃなく、のちに大坂の陣が勃発した際には高野山の地侍などがかなり信繁を加勢してくれたようで、そうとう交流を深めていたものと思われます。周辺の猟師数十名も合戦に合流しており、「真田の鉄砲衆」として「百発百中」だと称讃されました。彼らを合戦に従えてゆけるほどの深い信頼関係を築いていたのです。
 
 
【大坂の陣で恐怖の「味方崩れ」!】
 昌幸・信繁の蟄居した地域を治めていたのは、関ヶ原の合戦後、和歌山城主37万石に加増転封された浅野幸長(よしなが)でした。この浅野家は豊臣五奉行筆頭の家柄なので、幸長は豊臣系有力大名に数えられていました。豊臣秀頼から独自に知行を与えられていたという説があるほどです。しかし、幸長は大坂冬の陣の前年、慶長18(1613)年に亡くなりました。後を継いだのは、弟の長晟(ながあきら)です。
 
この浅野長晟は、慶長20(1615)年5月の大坂夏の陣で、思わぬ事態に巻き込まれました(巻き起こした?)。大坂の陣では、あきらかに徳川方でありながらも、豊臣系大名として警戒されている大名達がいました。京極高知(高次の弟)や京極忠高(高次の息子)、有馬豊氏(摂津・有馬の流れ)などです。浅野長晟も疑われていたようで、天王寺口で激戦が繰り広げられていた時に大坂城側へと移動を始めたところ、たちまち「浅野裏切り!」の流言が出回ってしまったのです。
 
そばにいた松平忠直(家康次男秀康の長男)の越前軍が動揺…! そして、「味方崩れ」とか「友崩れ」などと呼ばれる、軍勢の恐慌状態、連鎖現象が起きてしまいました。逃走を始めた軍勢が、激戦地・天王寺口にいた藤堂高虎軍にもなだれかかってきて大混乱。それどころか、家康本陣にまで騒動が波及しつつありました。
この絶好の機会を逃さなかったのが、赤備えの真田信繁です…!
ドラマでの展開に期待です!
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
平山優『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』(角川選書)p.145~、157~、160~、162168~、345~、349
編:小林計一郎『[決定版]真田幸村と真田一族のすべて』(KADOKAWA)p.78
 
 

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コメント

No title

次回は真田紐だけでなく信繁の側室も登場しそうですね^^

蟄居ライフをエンジョイしてるところ見たかったけど、それだと昌幸の最期のシーンと繋がらないから仕方ないかな~^^;

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございますo(^-^)o
読んで戴きまして嬉しいです♪
蟄居ライフ、貧しくも悠々自適で、悪くない感じもしますよね(^ ^;)
実際も最期の別れの時はやっぱり寂しく切なかったんでしょうけども
女性や子供いっぱいで和気あいあい…だったりして(°∀°;

No title

そうねぇどんな感じなんでしょうね、草刈さんの大きな演技が楽しかったのでチト寂しくなりますね
もう具月も終わりがけ、あと二ヶ月で終わり、8回くらいかしらね残されてるのは
チト寂しいですね
ナイス

No title

☆みっちゃんさん
ナイスどうもありがとうございます(^-^)
信繁もいいけど
昌幸の草刈正雄が物語を引っ張ってきた感あるので、
ここにきてだいぶ寂しいですね。
全50話くらいあるのかと思ってましたけども
もっと早く終わってしまうんでしょうかねぇ。
ひとまず最後の最後まで期待したいです…!

No title

こんばんは。
遂に真田昌幸さんが大往生してしまいましたね。
秀頼くんは好青年にそだちましたが、大阪の陣ではどんな風に描かれるのか気になります!

No title

☆ハニー先輩さん
今まで昌幸父さんが物語を引っ張ってきたような面が強いので
いなくなると寂しいですね。
信繁がどう一人立ちをして
秀頼とどんなやりとりあるのか
期待大ですね~!

No title

真田昌幸最後は淋しい亡くなり方しましたね。。
草刈正雄さん名演でした。 しんみりとした回でしたが
昨日の回はけっこうコメデイタッチで明るかったですね^^

No title

☆ばねぱんさん
ナイス!どうもありがとうございます(^-^)
真田昌幸、戦乱の時はギラギラしていたのに
最期にすっかり隠居じみて亡くなってしまいましたね~…。
本当に今まで物語をリードしてきて、名演でしたね…!
これから棟梁としての信繁の活躍に期待です(=^▽^=)

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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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