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「真田丸」五大老や真田を石高比較!比較できぬ人望

大河ドラマ『真田丸』
 第32回「応酬」作:三谷幸喜
【突出する家康の実力に三成対抗】
 時は慶長3(1598)年、真田昌幸(草刈正雄)は数え年52歳、長男・信幸(大泉洋)33歳、次男・幸村こと信繁(堺雅人)は推定28(1571年生まれ説の場合。従来説は1567年生まれで+4歳)
 
秀吉が亡くなり、このドラマではずっと秀吉馬廻り衆(親衛隊)だった信繁が自ら石田三成(山本耕史)に仕える決意をした…という展開です。
 
三成が敵視する徳川家康(内野聖陽)は、いわゆる五大老、五人の老衆(おとなしゅう)筆頭の実力を持ちます。対抗するには、前田利家(小林勝也)の力が必要でした。利家も老衆の一人で、76万石の大名です。秀吉の盟友でもあり、諸将から信頼されていました。が、すでに病が重く…。
 
家康が有力大名を呼んで宴会外交を繰り広げると、三成はまた対抗しようとしますが…、
人があんまり集まらなくて寂しいです(°∀°;
11月、朝鮮帰りの加藤清正(新井浩文)とは「我らで秀頼さまをお支えし、豊臣家をお守りしていこうではないか!」と、意外と気が合うようでしたが…。仕事のため、酒席で途中退席しようとする三成。清正は「もっと話そうではないか、おまえには情っていうもんが無ぇのか!」と、このドラマの清正、とことん情深く暑苦しい性格になっております(°∀°;
 
宴会外交で圧勝の家康。
続いて婚姻外交を押し進めてきました!
 年が明け、慶長4(1599)年1月19日。
太閤殿下の御掟(おんおきて)の一つである「大名同士の勝手な縁組み禁止」を破った家康に対し、三成は他の老衆(おとなしゅう)・奉行とともに、責任を追及しましたが! 家康の貫禄勝ち…!
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【前田利家や大老たちの石高を比較!
  そして比較しがたい人望】
 前田利家(としいえ)尾張国(今の愛知県西部)荒子(あらこ)に勢力を持った豪族の出身で、15歳の時に信長に仕え、秀吉とも親しくなりました。秀吉と同い年だったという説もあります。
 
利家はいわゆる五大老、五人の老衆(おとなしゅう)の一人です。彼らを石高で比べると、どうなるでしょうか…?
徳川家康256万石毛利輝元121万石上杉景勝120万石に比べ、前田利家は76万石と、やや劣ります。
ただ、その次の伊達政宗58万石・宇喜多秀家(老衆)57万石・島津義弘56万石・佐竹義宣(よしのぶ)55万石などと比べると、だいぶ大きいです。
 
豊臣家は222万石で、実は徳川家よりも少ない。
が、その代わり、当時の政治経済の要地を押さえています。
 
奉行衆は、石高での筆頭は浅野幸長(よしなが:長政の嫡男)23万石で、続いて増田(ました)長盛20万石・石田三成19万石・長束(なつか)正家12万石・前田玄以(げんい)5万石となっています。三成は必ずしも少なくないのですが、各地域の国主である家康などの大々名と比べてしまうと、勝負にならないとも言える規模です。
 
なお、真田家は、昌幸3万8000石・長男の信幸2万7000石・次男の信繁が推定1万4000石、合計すると7万9000になります。
信幸の舅(しゅうと)である本多忠勝は10万石、家康謀臣の本多正信は1万石三成親友の大谷吉継は5万石です。
 
 
 利家は、石高でこそ家康に差をつけられていました。しかし、たたき上げで積み上げてきたその実績と人望にかけては、家康も一目置くほどでした。
加藤清正・細川忠興・加藤嘉明(よしあき)・浅野幸長ら「武功派」などと呼ばれる武将達が、家康よりもむしろ利家に尊敬の念や親しみを抱き、のちにその危機に駆けつけます。
 
さて、秀吉が亡くなって初めての正月、慶長4(1599)年の元日のこと。
前田利家は、豊臣秀頼の傅役(もりやく)として伏見城に君臨しました。7歳になったばかりの秀頼を抱っこして着座した利家を前に、大勢の大名たちが正月参賀のために頭を下げたのです。かつて信長亡きあとの後継争いに決着をつけた「清洲会議」の秀吉を、利家が再現したかのような有り様でした。
1月10日には、利家は秀頼と淀殿(茶々)とともに、大坂城へと移っていきました。家康もいちおうついていって、片桐且元(かつもと)の弟・貞隆の大坂屋敷に入ったのですが、不穏な気配を察知してすぐに伏見の自邸に帰ったとのことです。
こうした緊迫した空気のなか、しばらくして利家と家康の間に、開戦の危機が訪れたのです…!
 
たぶん、次回のドラマで、それが描かれるんじゃないかと思います!
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
平山優『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』(角川選書)p.94107
小和田哲男『お江 戦国の姫から徳川の妻へ』(角川学芸出版)p.108
本郷和人『戦国武将の明暗』(新潮新書)p.121129
NHK大河ドラマ・ストーリー「利家とまつ 加賀百万石物語」前編(NHK出版)p.139
「週刊 再現日本史」織豊7p.33・9p.2431(講談社)
「歴史群像」シリーズ特別編集「【決定版】図説・戦国地図帳」(学習研究社)p.126
「歴史人」No.692016年9月号(KKベストセラーズ)p.2040~、7475
 
 

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コメント

No title

こんばんは。
石田三成さんが言えば言うほど、家康さんのペースに巻き込まれてしまいますね。
せっかく宴会を開いても、もてなす側の自分が帰ってしまったら意味無いのに~
・・・ってところが、機微が判らない三成さんを上手く表現されてましたね。

No title

☆ハニー先輩さん
石田三成のそっけない態度が
いかにも三成のイメージに合っていて
名演でしたね(=^▽^=)!
家康は序盤には無かった貫禄が出てきて
これまたよかったです(^ ^)

No title

下剋上の戦国時代でも 人柄や人望が大切なのは自分にとっても感情移入しやすいです。やっぱり人柄が一番ですよね~!

No title

☆ばねぱんさん
人柄や人望、大切ですね…!
損得を超えて味方したくなるような時とか
誰しも きっとあると思います(=^▽^=)

No title

三成の人の神経を逆なでするのが良く出てました^^

自分の予想では来週で前田利家が死ぬところまで行くと思うんです。

でないと関ケ原まで行くのに時間かかりすぎるから^^

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちいつもありがとうございます(^∀^)
三成や兼続、真田丸では、史実のクセ者の要素も
きちんと大事に人物設定に盛り込みつつ
魅力あるのが、三谷脚本のすごさですね(^-^)
前田利家、出てきたばかりだけど
華のあるとこを見せて最期を迎えてほしいです…!

No title

情深い清正もけらけら笑ってしまうほど面白いけれど、
意外にも家康が腹黒くなくて結構突っ込んでます(笑)
秀忠もさすが、星野源!!かー!って感じです。
今までになく、確かに!まさしく!って思って見てます。

井浦さん、立ち直らないのかなあ…。

オールポチ☆彡です(^^)

No title

☆Parlさん
オールポチ大感謝です(=^▽^=)
真田丸の家康は、野望が無いふうに描かれてますね(^ ^)
本多正信が一所懸命たきつけて。
実のところ、秀次や前田利家がもっと長生きしていたら
家康の立場どうなってたか分からないので
幸運に恵まれ天下獲りチャンス巡ってきた側面も大きくて
野望に乏しい家康、ありうることなのかもしれません(^-^)
秀忠は意外なキャスティングだと思いました
あの秀忠が
関ヶ原の時の「上田合戦」でどう振る舞うのか今から楽しみです!

北野武映画によく登場する寺島進のファンってこともあって
ぼくも出浦続演に期待してます…!

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ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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