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正義の味方じゃない「シン・ゴジラ」野性が戻った!

 『シン・ゴジラ』見ました!
どういう面から見るかによって、評価の割れそうな内容でした。
賛否あれど ゴジラ史に残る作品になることは間違いなさそうです…!
 

脚本・編集・総監督:庵野秀明(「エヴァンゲリオン」シリーズ監督)
監督・特技監督:樋口真嗣(平成版「ガメラ」3部作 特技監督 「ローレライ」「のぼうの城」監督)
准監督・特技統括:尾上克郎
音楽:鷺巣詩郎/伊福部昭
英語表記「Shin-Godzilla」
   2016日本作品

【キャスト:登場人物】
長谷川博己:内閣官房副長官 矢口蘭堂
竹野内豊:総理大臣補佐官 赤坂秀樹
石原さとみ:米国大統領特使 カヨコ・アン・パタースン
高良健吾:内閣官房副長官秘書官
市川実日子:環境省官僚
大杉漣:総理大臣
柄本明:内閣官房長官
余貴美子:防衛大臣
平泉成:農林水産大臣
 
 
【正統派ゴジラの思想を受け継ぎつつ驚きの新生物に…!】
 今までの日本の『ゴジラ』シリーズは、1954(昭和29)年の第1作を踏まえて、その続きの出来事として描かれてきましたが、『シン・ゴジラ』の世界はゴジラという言葉そのものがまったく知られてないという設定で、かなり新鮮な気持ちになりました。
 
ゴジラの初登場(体の一部)シーンもよかったですが、満を持しての全身登場シーンが、驚き…!
“あれ? ゴジラ、どうしちゃったの…!?”という、
久し振りに実家のペットに会いに行ったら、なんか別の生物になってたぞ!?みたいな驚きでした()
これはポスターを見ただけでは分からないので、ぜひ映画館鑑賞がお奨めです。
 
 
【愛されてきた哀愁ではなく映画的リアルさ追求】
 伝統的なゴジラファンの中では、日本を破壊しながらもなんとなく「愛敬」や「哀愁」のあるゴジラの動きが好きだという声が大きく、それこそがゴジラの魅力のように言われてきました。しかし、シン・ゴジラはそのあたりリアル追求に徹しています。
1998(平成10)年米国版『Godzilla ゴジラ』のような科学的・生物学的なリアル追求じゃなくて、映画的な、SF的存在感のあるリアルさを追求している点が、特長だと思いました。

1作目の初ゴジラの衝撃と、2014(平成26)年米国版『Godzillaゴジラ』の秀逸な造型を合わせて、それをよりリアルにグロテスクにしたような印象を持ちました。

 
また、上記2014年米国版ゴジラは人類の正義とご都合主義に堕してましたが、シン・ゴジラはあくまで人間の敵である点が非常に魅力的でしかも核問題を具現化しており、1作目ゴジラの思想を受け継いでいると思いました。
 
 
【庵野総監督にはエヴァ完結前にゴジラが必要だった】
 さて、作曲が鷺巣詩郎(さぎす・しろう)というところでマニアのかたはピンと来そうですが、驚いたことに『エヴァンゲリオン』のあのドラム連打の音楽をほぼそのまま活用。ファンにとっては感動ゾクゾクです。
また、ゴジラのふるくからのファンにも涙モノで、元祖ゴジラ作曲家の伊福部昭(いふくべ・あきら)のゴジラ名曲もそのまま活用されてます。
 
世界観や設定やドラマ展開も、ゴジラの元設定を活かしつつ、エヴァに雰囲気を似せているような感じが濃厚でした。
 
もっとも、庵野秀明総監督たちはゴジラやウルトラマンが大好きなので、ゴジラ→エヴァ→ゴジラと、鮭の川のぼりのように還流してきたという感じなのかも。
エヴァの完結を前に、ゴジラを作ったというのも、その必要があったってことでしょうね。
 
   お奨め度  4・5!
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
 
最後に気になったこと書いておくと、ものすごく台詞の情報量が多く速いので、きっちり台詞をかみしめながら見るタイプのかたは、疲れると思います() 医療ドラマの『ER 緊急救命室』で医療用語が怒号のように飛び交う救命場面を見るような感じで、雰囲気を味わうための台詞と割り切って見ると楽かも。人名紹介のテロップの切り換えも高速で、まるで速読の練習みたいでした()
できれば「謎解き」の部分だけでも、もう少しゆっくりやって欲しかった~。
 
そんなところも含めて、だいぶ評価割れると思いますけども
やっぱり見応え充分の、日本映画界で稀に見る大作です…!
 
 

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コメント

No title

観てみようかな^^

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

こんばんは。
やはりこれは見逃せない1本って感じですね!
まだ映画を観ていないのですが、サントラを聞いてびっくりしましたよ。
ほぼエヴァ的な曲ですよね。

No title

しゅーまいさんも見たのですね~~!
くわしく感想書くとネタバレになっちゃいますよね この作品は!

去年の進撃の巨人実写版は否定的意見が多かったですが(自分はけっこう好きでしたが) シンゴジラは好意的意見 多いですね^^

No title

ネタバレ「ヤ○オリ作戦」の名前から見えてくる「シン・ゴジラ」
こちらのブログは、これ以上ないネタバレ書いてました。

この作品は劇場で見ないと損をしますよ。

No title

それは見逃せませんね
楽しみです。
この頃とみに思うのですがゲーム世代の子たちと画面の展開速度が近い違います
ですからそういう影響かしら
私もひつしになってみるのかな(笑)楽しみなご紹介ありがとうございます
今月もよろしくお願いしますね

No title

久々の映画記事ですね。
友人に誘われているので、いってみようかな。

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます('∀'●)
怪獣映画や恐竜映画、特撮映画好きの人には
とくに見応えある新しいゴジラです…!

No title

☆ハニー先輩さん
シン・ゴジラのサントラ集が出てるんですね!
エヴァや元祖ゴジラの曲が使われていて
とても面白い内容でした…!

No title

☆ばねぱんさん
ナイス!どうもありがとうございます(=^▽^=)
ゴジラものはやっぱり映画館で見るのが
迫力あるだろうと思って、今年初めて映画館行きました(^-^)
ネタバレするとそのうち誰かしらに
怒られそうなので気をつけました(笑)

「進撃の巨人」はまだ見てないので
地上波放送をいちおう楽しみに待ってるところです(^ ^)
シン・ゴジラは大迫力でよかったですよね…!

No title

☆ひこにゃんさん
もう見ました~。
ネタバレすると読んだかたを
ガッカリさせそうなので
気をつけて書きましたよ(笑)

No title

映画好きだけど見れてないですNICE

No title

☆みっちゃんさん
ナイス!どうもありがとうございます(=^▽^=)
久し振りに
大人が見ても見応えあるゴジラじゃないかと思いましたよ(^ ^)
展開の速さはアニメの『エヴァンゲリオン』ですでにだいぶ速かったのですが、
近頃のスマホゲームなどですっかりそういうのが
なじみになっている世代が出てきているのかも。。
本当に台詞が速いですが、
ゴジラはどっしり攻めてくるので、じっくり見れますよ(=^▽^=)
今月もよろしくお願いします~☆

No title

☆マンサポさん
ドタバタしていて
今年ようやく初めて映画館に行って見れたのが
ゴジラでした…!
もう1度見てみたいし
お近くにお住まいでしたらご一緒するとこなんですが…(笑)
とお~いですよね~(°∀°)

No title

☆ぎいさん
NICEどうもありがとうございます(=^▽^=)
実はぼくもドタバタしていて
このゴジラが今年初めての映画館鑑賞だったんですよ(^-^)
ゴジラはやっぱり大画面で見たいですね…!

No title

おはようございます。しゅーまいさん 今年初めての劇場鑑賞がシンゴジラでしたか~!!素晴らしいチョイスです(o^∀^o)昨日帰りにソフビのシンゴジラ買ったんですけど 素晴らしい出来なんです!今度ブログに写真アップしますね~!(^O^)

No title

☆ばねぱんさん
どうもありがとうございます(^-^)
7月末になってようやく見た初劇場鑑賞が
シン・ゴジラだったってのは 待ったかいがあったなぁと思いました(^ ^)

一昨年の米国版ゴジラの時、
どうして日本で迫力あるの作れないんだ…と
とても残念に思ったんですけども、
意外と早く追い越してくれて嬉しい限りです(=^▽^=)

シンゴジラのソフビ出ましたか~!
怪獣と言えばソフビ…みたいな感覚ありますね(笑)
楽しみに拝見します♪

No title

エヴァでは活字でやった演出を
今度は台詞でやった
という印象でした
データでしか見ていないので
DVDが欲しいところです
あと特典ディスクとかあるのなら設定資料みたいです

No title

☆不思議な泡さん
なるほど、エヴァの活字演出を
台詞でやるとシン・ゴジラになりますね!
もっと評価が割れる映画じゃないかと思って
見ていたのですが
意外と(?)いい評価が出揃ってましたね。
設定資料、かなり気になりますね!

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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