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「花燃ゆ」晋作挙兵に天運味方/伝説の高杉vs西郷

大河ドラマ『花燃ゆ』
 第32回「大逆転!」作:宮村優子
【長州男児の肝ったま】
 1864(元治元)年、久坂美和(井上真央)は数え年22歳、小田村伊之助(大沢たかお)36歳。
1215日、高杉晋作(高良健吾)がついに決起しました…!
  晋作「志のあるもんは今宵、功山寺(長府)へ集結せよ!」
 長府では珍しいという大雪のなか、人が来るのを待つ晋作。。。
忠臣蔵や2・26事件じゃないけど、日本の決起には雪が似合います
しばし一人で待っていると、伊藤利助(劇団ひとり)が登場、力士隊を率いての参加です。続いて、前原一誠(佐藤隆太)ら遊撃隊が到着。総勢80余名になりました。そして、公家の三条実美(さねとみ 上杉祥三)が茫然と見守る前で、
  晋作「これより、長州男児の肝ったま、お目にかけ申す!」
 
晋作たちが会所(藩の支所)襲撃や軍艦奪取を成功させると、情勢を見ていた山県狂介(永岡佑)ら奇兵隊も加わりました。年が明けて1月7日、長州の山間部にある絵堂(えどう)という地で、諸隊は長州藩政府軍に夜襲をかけ勝利。さらに地元民の協力で兵糧や金を得て勝ちを重ね、勢いづきます。藩政府重臣の椋梨藤太(むくなし とうた 内藤剛志)らは動揺。
 
その頃、美和は晋作の妻・雅(まさ 黒島結菜)を萩城の奥御殿にかくまっていました。藩主敬親の正室・都美姫(とみひめ 松坂慶子)に知られて追及されると、
  雅「私を人質になされませ。…
    それこそが奥の全ての女子達を守る策と存じまするが、いかが」

 さらに、美和は、戦の和議を進めようとしている実兄・杉梅太郎(原田泰造)藩主敬親(たかちか北大路欣也)に目通りさせようと、都美姫に土下座攻撃! もうなんでも美和の思惑通りです()

 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【際どい!晋作挙兵に天運味方】
 1864(元治元)1215日 夜、高杉晋作挙兵
この挙兵は、成功するかどうか際どい状況で敢行されました。挙兵の直前、藩都の萩に、幕府征長軍(総督は元尾張藩主 徳川慶勝)の使者が来ていたのです。使者・長谷川惣蔵は奇兵隊をはじめとする諸隊が解散していないことに難色を示し、長州藩政府に鎮圧を迫ってきました。長谷川は「このままでは巡見不可。長州藩政府に力が無いというならば、我が藩(尾張)が代わりに諸隊とやらを討つ!」とまで言ったそうです。
 
ちょうどその時、「高杉挙兵」の一報が舞い込みます。藩政府の椋梨藤太らは慌て、謹慎を命じてあった改革派(正義派)7名を野山獄にぶち込み、まもなく斬首(1219)。ひとまず幕府の意向に添うように、とりつくろいました。使者は一応納得し、引き揚げました。奇兵隊らは解散するどころか本格挙兵に向かいます。が、征長参謀・西郷吉之助(隆盛)は長州藩をほどほどの勢力で残したいと考えており、総督・徳川慶勝に征長軍撤兵を進言。1227日、撤兵が決まったのでした。
 
これに怒ったのが、やがて徳川15代将軍となる一橋慶喜です。
「総督の英気は至って薄く、芋(焼酎)に酔いなさるは酒よりも甚だしきとのこと。
芋の銘柄は大島(西郷の変名)とか申すよし」
 と、憤っています。
 
【高杉vs.西郷 伝説の顔合わせ】
 高杉晋作と西郷隆盛が会ったことがあるという“伝説”が残っています。
あくまで伝説で、真偽不明なのですが、おもしろいので書いておきます。
 
西郷隆盛は奇兵隊らを説得するため、敵地とも言える馬関(下関)へ行く決断をしました。仲介者がいて、筑前福岡藩勤王派の月形洗蔵(つきがた せんぞう)という志士で、この人は薩摩・長州・福岡による3藩連合を画策していました。馬関に到着した西郷。彼を慰労しようと、月形が宴会を開催しました。場所は馬関の繁華街・稲荷町随一の遊女屋・大坂屋、時は1211日 深夜。「高杉挙兵」の4日前のことです。
宴が盛り上がってきたその時、突然、まなざしの鋭い若い武士が西郷を指差し、
「この芋掘りジジイ!」
 と暴言。まわりの人々は動揺しましたが、西郷は一笑しただけで、そのまま宴会は続いたそうです。匿名で参加していたようなのですが、毒づいたこの武士こそ、晋作だったのです。
福岡藩医・早川養敬(ようけい 勇、後の元老院大書記官)が語ったという逸話です。
 
  ~主な参考文献~
海原徹『高杉晋作』(ミネルヴァ書房)p.199
関厚夫『紅と白 高杉晋作 伝』(産経新聞連載)195196204205217
司馬遼太郎『世に棲む日日()(文春文庫)p.51
 
 

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コメント

No title

演技が上手なのか 椋梨がにくったらしいです(笑)

No title

芋掘り爺!
口の悪い晋作なら、言いかねませんね。

No title

☆サッチさん
ナイスありがとうございます(^-^)
椋梨藤太、敵役として話を盛り上げてますね(^-^)
憎々しくていい味出してます!
次回はその身がどうなるか…、気になりますね~(=^▽^=)

No title

☆Sophiaさん
あの西郷さんに芋掘りジジイだなんて
晋作くらいの度胸が無いと言えませんね(笑)

No title

先週は見そびれちゃったNICE

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
見そびれちゃいましたか~。
晋作が挙兵して見応えありますよ(^ ^)

No title

見てないんですが・・・^^;
このまま1話も見ずにおわってしまうのかな~???

ぜんぶぽち☆

No title

☆つばきさん
ぜんぶぽちどうもありがとうございます(^-^)
今年の大河はダメですか~、残念!

No title

芋掘り爺発言を大河で見たかった^^

晋さまがカッコ良くて、めろめろキューです 川* ̄д ̄*川ポッ

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

おはようございます。
本当に美和ちゃんやりたい放題ですね(^^;
まあ命が惜しまずに、信じた事をやりとおすって感じなのでしょうか。

No title

こんばんは~~~
龍馬伝では高杉と西郷って会ってなかったっけ長崎で・・・
HPでは美和、大奥で苦労するみたいなこと書いてありましたが自由に動いてますね(爆)ALLポチ

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
「この芋掘りジジイ!」
緊張感のある場で
恐ろしいような笑えるような発言ですよね(^ ^)
晋作のお蔭で今の大河はもちこたえてますね(笑)

No title

☆ハニー先輩さん
美和ちゃんの思うようにみんな動かされてますね(笑)
松陰先生の妹として女性ならではの
志を通してるってことなんでしょうけども
わりとラクにうまくいってしまい拍子抜けですよね(^ ^ゞ

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
『龍馬伝』で会ったのは、たしか晋作と龍馬ですね(^-^)
美和、大奥で苦労するはずが
やりたい放題翻弄してますね(笑)

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Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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