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映画「バケモノの子」生きる意味、支え合い

『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』と、
心理描写が巧みなアニメ映画を連発している監督 細田守の新作『バケモノの子』を見てきました。


原作・脚本・監督:細田守
音楽:高木正勝

【登場人物:声】
九太(きゅうた):宮あおい~染谷将太
熊徹(くまてつ):役所広司
多々良(たたら):大泉洋
百秋坊(ひゃくしゅうぼう):リリー・フランキー
猪王山(いおうぜん):山路和弘
一郎彦:黒木華~宮野真守
二郎丸:大野百花~山口勝平
楓(かえで):広瀬すず
チコ:諸星すみれ
宗師(そうし):津川雅彦
   日本作品
 
【人に教え、教えられ、支えられて生きてゆく】
 主人公で9歳の少年(のちの九太=宮あおい~染谷将太)は、離婚した母親に育てられていましたが、その母を交通事故で亡くしてしまいます。駆けつけた親族のほか、ずっと会っていない父もおり、一応の生活のめどはついていたものの、少年は大人達に嫌悪感を持ち、家出します。夜の渋谷の街を歩いていると、不意にバケモノと出くわして…。そのバケモノ=熊徹(役所広司)は、渋天街(じゅうてんがい)と呼ばれるバケモノ界を統率する宗師(そうし)になるために必要な弟子を探していたのでした。言い争いながらも師弟になった熊徹と九太。しかし、“人は闇を宿す”ため、バケモノ界で暮らすべきでないといううわさが…。
 
 細田守作品らしく、人間関係が丁寧に描かれてゆきます。熊徹と九太の関係は、師匠が教えながらも、教えることによって師匠も人間的に成長してゆくという、カンフー映画『ベスト・キッド』を彷彿とさせる間柄です。

ただ、今までの細田作品と比べて、世界観が頼りない印象を持ちました。渋谷の裏の渋天街…、もう少し妖しげな路地をうろついたりしてようやく行きつくような、充分なリアリティーが欲しかったです。

 
捕鯨作家メルヴィルの『白鯨』や中島敦作品が扱われていて、『白鯨』はストレートに鯨が、中島敦作品はいかにもそれらしい妖異的な雰囲気として組み込まれていました。
   お奨め度  3・5
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 決闘場面に迫力あるので、体感したいかたは劇場鑑賞お奨めです!




 

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コメント

No title

こんにちは~
いいですね。

No title

☆kazuma_x1さん
コメントありがとうございます(^-^)

No title

ほう・・・ベストキッドみたいな感じですか?
ノリユキ・パッド・モリタを思い出しました。
・・・がしゅーまいさん的にはいまひとつなおススメ度なんですね。
わたしの勝手な意見なんですが、
最近の映画は声優さんを使うことが少ないですね。
え~っと思うような時があります。

ぜんぶぽち☆

No title

☆つばきさん
ぜんぶぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
弱かった少年を指導しているうちに
師匠役のバケモノも人柄が磨かれてゆきます。
その『ベスト・キッド』的な構成は抜群にうまかったです(^-^)
ただ、世界観の枠組がやや弱く
バケモノ界と人間界のつながりに現実味をあんまり感じませんでした。闘いも唐突な感じで。
でも、これはあくまで辛口評価なので、充分楽しめると思います(^ ^)

そうですね、近頃のアニメ映画、
なぜか声優さんを起用しないこと増えましたね。
声優の技術を正当に評価して欲しいですね(^-^)

No title

こんばんは。
九太が熊徹の動きを真似て上手になってゆくところとか微笑ましかったですね。
ただどうしても声が気になってしまって、物語に入り込めない場面があり残念。

No title

☆ハニー先輩さん
嫌々の師弟関係から
実の親子のように関係が深まってゆく、
でもいつもケンカしてる…、
とても微笑ましかったですね!
声の問題は、たしかに感じました。
あまりそういう点では、こだわらず制作して欲しかったですね。

No title

NICEeiga 見れてないのみたいな

No title

先週、地上波でおおかみこどもを見た会社の人が、
「うっかり泣きそうになった」と言っていたので、
バケモノの子気になっていました。

漫画で描かれる渋谷の街も見てみたいです~。

いつも感想ありがとうでーす。
オールぽちりん☆彡

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
なかなか見応えのある映画でしたよ~

No title

☆Parlさん
オールぽちりんありがとうございます(=^▽^=)
『おおかみこども…』は名作ですね(^-^)
細田作品はどれも見応えありますが
『おおかみこども…』がトップだと思います、
それもあって期待が高過ぎて『バケモノの子』は少し落ちましたが
泣けるところもあったし
大人に見てほしいと思える内容でしたよ♪
渋谷の街はリアル過ぎ、独創性が欲しいなぁ…というぜいたくな感想を持ちました。裏の街の渋天街のリアリティーとズレを感じました。
いろいろうるさい視聴者ですみません(笑)

No title

嫌いじゃないけど、上映期間と商業映画館が一カ所なので見に行けそうにないです^^;
あと親子&ファミリー鑑賞が多すぎて、「おひとり様」しづらい(><:)

のんびり地上波放送待ちます^^
ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
まぁ、確実に地上波放送がありそうな映画なので
待つのは賢明かも(^ ^)
うちの近くの映画館はけっこう お一人様女性が多いみたいです^ ^

No title

こんにちは♪
やっと鑑賞しましたのでお邪魔致します。

そうか~、確かに渋谷と渋天街の行き来がイージーですね。
映像の美しさの虜となってしまい全く気に留めていませんでした。
ひたすら感動したイージー人間です(笑)。
TBさせてください♪

No title

☆風森湛さん
ナイスポチとTBどうもありがとうございます(=^▽^=)
ヒットしているせいか 逆によくない点に目が行ってしまいました(^ ^ゞ
素直に感動するほうが大人なのだと思います(笑)
あとで楓もひょっこり来ちゃうし
渋谷と渋天街のつながりの適当さは、あえてそうしたのかなぁ…
と疑問に思ったり、とにかく今回はひねくれ視聴者になってしまいましたww

No title

地上波放送でチェックしました。
師匠の足跡で 独学する姿、かわゆす

No title

☆マンサポさん
見ましたか…!
足跡で独学するのは
ホームズの探偵学だけかと思ってましたよ(笑)
とてもおもしろかったですよね(=^▽^=)
いくつかのポスト・ジブリの中でも
一歩先行している感じです…!

No title

悪くないのだけれど
私は夏戦争のほうが好き

No title

☆不思議な泡さん
ぼくも夏戦争のほうが面白く感じました…!
あの当時で、インターネットの浮遊感や熱さを
あんなにうまく映像化した作品は
まだ少なかったと思います(^∇^)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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