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「花燃ゆ」壮絶!池田屋/稔麿から見た晋作や玄瑞

大河ドラマ『花燃ゆ』
 第25回「風になる友」作:大島里美
【新選組 立ちはだかる】
 1864(元治元)年、久坂文(ふみ 井上真央)は数え年22歳、小田村伊之助(大沢たかお)36歳、久坂玄瑞(東出昌大)25歳。
前年8月18日の政変で陥った苦境から脱出しようと、玄瑞たちは奮闘していました。しかし、仲間のうちでも有力な高杉晋作(高良健吾)は脱藩の罪で野山獄へ。
 
一方、京では、薩摩藩国父・島津久光(江口直人)将軍後見職・一橋慶喜(森慎太郎)らの意見が割れ、結束が崩れていました。この時を、玄瑞や吉田稔麿(瀬戸康史)は好機と見ました。
そして、6月5日、尊王攘夷の志士達は京の旅館・池田屋に集まって謀議を開いていました。肥後浪士の宮部鼎蔵(ていぞう ビビる大木)を筆頭に、騒乱を起こして主導権をもぎ取る算段です。しかし、そこに不審浪士を取り締まる新選組が…! 近藤勇(中村昌也)沖田総司(賀来賢人)が大暴れです。居合わせた吉田稔麿は一時脱出しましたが、友を救うために戻りました。ところが、まもなく会津藩兵に囲まれて…。
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【壮絶!池田屋事件】

 池田屋での謀議は、攘夷派浪士の手で京の街と御所に火をつけ、帝側近の中川宮朝彦親王らを幽閉し、京都守護職・松平容保(かたもり)を斬殺、さらに孝明帝を長州へ遷座(移送)させるものだったなどと言われています。

1864(元治元)年6月5日、池田屋に集まっていた志士達2030数名。そこへ、密議の場を探索していた京都守護職配下の新選組のうち局長・近藤勇(いさみ)ら7人が最初に到達、斬り込みました。やがて土方(ひじかた)歳三の別働隊も到着し、新選組側は50人ほどにもなり、さらに池田屋の回りを会津藩・桑名藩が取り囲み、志士達が逃げる道は無くなりました。死闘は2時間ほども続きました。新選組は永倉新八、藤堂平助らが負傷、沖田総司が突然の喀血に見舞われたほか、数名が闘死しました。対する志士達は、闘死10名、重傷ののちの死者3名、捕縛のうえの斬首9名とされています。松陰の親友・宮部鼎蔵(みやべていぞう)松下村塾四天王の一人・吉田稔麿(としまろ)のほか、坂本龍馬と縁が深い神戸海軍操練所塾生の望月亀弥太や北添佶磨(きたぞえきつま)らが亡くなりました。

 
【吉田稔麿から見た晋作や玄瑞】
 松下村塾時代のある日、吉田稔麿は一枚の絵を描いて山県有朋(やまがた ありとも)に見せました。そこには、鼻輪の無い離れ牛、坊主頭で裃(かみしも)を着た人物、木剣、一本の棒切れが描かれていました。稔麿に絵の意味を訊くと、鼻輪の無い離れ牛は高杉晋作で、操るのが難しい。裃を着た人物は久坂玄瑞で、大政治家になる。木剣は入江九一で、力を秘めているがまだ本物の刀にはなっていない。棒切れは、おまえ、山県有朋だと言うのでした。晋作や玄瑞が早くからいかに期待されてたか、一方でのちに奇兵隊~日本陸軍を仕切る山県有朋がどの程度に見られていたかが分かり、おもしろい逸話です。ドラマでは前回、これを踏まえたエピソードが出てきましたが、稔麿自身が「俺は風になる」と語るという青春ドラマのような味付けが加えられていました。
 
  ~主な参考文献~
半藤一利『幕末史』(新潮文庫)p.184
海原徹『高杉晋作』(ミネルヴァ書房)p.275

福田智弘『日本史が「時系列」だからわかりやすい!読む年表 幕末暦』(じっぴコンパクト新書)

 
 

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コメント

No title

こんばんは~~~
山形有朋はいつ出てくるのでしょうか
奇兵隊があるので当然出てこないとおかしいので大村が出てこないのも違和感だし。
幾松が出るのになぜうのは登場しないのでしょうか
巷で噂の某会長が某総理に気を使っているのでしょうか「(総理)地元でしかも尊敬してる松陰先生の弟子が愛人なんてけしからん」みたいな(爆)ALLポチ

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
山県有朋は外しがたい人物だと思うのですが
このドラマでは存在しないことになってますね(笑)
大村益次郎は久坂夫婦とからまないと思うし登場は期待薄でしょうww
幾松が出るってのは驚きです、これはうのも出さないと…!

No title

こんばんは。
ついに稔麿くんがやられてしまいましたね。
来週あたりは久坂さんも戦に巻き込まれてしまいそうです。
そういえば山県狂介さんが出てきませんね。
奇兵隊が出てきたら登場するのかな・・・

No title

見てました久坂さんも来週気になるNICE

No title

☆ハニー先輩さん
吉田稔麿、印象深く死んでゆきましたね。
歴史好きにしか名前を知られてなかった中で
いい扱いだったなぁと思いました。
山県狂介、いないことになってますね(笑)
玄瑞が主役級の今作では、没後の奇兵隊の活躍が描かれるのか
晋作の扱いはどうなるのか、ちょっと心配ですね。

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
久坂玄瑞、数え年25歳の若さですが
どういう戦い振りを見せてくれるのか
期待です…!

No title

>「俺は風になる」と語るという青春ドラマのような味付け

これが嫌だった~(´・д・`)
まぁ、それが池田屋の話に繋がってネタ回収してたからいいかぁ~とは思ったけど^^

今回の大河は桂のやったことも小田村がしたことになってるから、あんまり期待しないほうがいいかも^^
何でも主役と準主役の手柄かアイデアだった~というのは近年の大河の定番だから、それは構わないんです。
ただそのせいで?辻褄あわなくなるようなところはバッサバッサと端折るから判り辛い~~(><;)

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

今週になってようやく、テーマ曲にもなった松蔭先生の歌が取り上げられてましたね。

No title

まあ、一つの物語と思えばいいのね
なんか?と思うことはてんこ盛りですからね
シュウマイさんの記事を読むとナルボドと思うことてんこ盛りです
今回もでした、
ナイス

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
「おいらは風になる…」
昔の青春ドラマか西部劇のようでしたが
ダメでしたか(笑)
脚本家は「これだ…!」と意気込んで書いたと思いますww

小田村伊之助、
実態はどんな人物だったのか気になりますね。
薩長連合も伊之助の手柄になりそうな…ww

No title

☆Sophiaさん
ドラマ中で出て来た歌、
テーマ曲の元歌でしたか…!
気づきませんでした。
テーマ曲がどうやら日本語らしいことには
気づいてたのですが…(笑)

No title

☆みっちゃんさん
そうですね、近頃はNHKもすっかり開き直って
「大河ドラマは史実を元にしたフィクションです」
とおおっぴらに言っているようです。
史実と創作の割合の絶妙さと壮大さが
大河の魅力のはずなのですが
最近は特に苦戦してますね。

No title

>>京の街と御所に火をつけ、帝側近の中川宮朝彦親王らを幽閉し、京都守護職・松平容保(かたもり)を斬殺、さらに孝明帝を長州へ遷座(移送)させるものだったなどと言われています。

これはねつ造ではないかといわれていますよ。

No title

☆パトリオットさん
捏造というか、なにしろ「謀議」段階で潰されたのですから、
どうしても推測やあるいは謀略・煽動的にいろいろ
不詳の話が出てくるのはやむをえません。
現実問題として、まもなく蛤御門の変が勃発してるので
必ずしも流言飛語とは片づけられない側面があると思います。

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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