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「花燃ゆ」攘夷決行/将軍暗殺計画、教科書著者襲撃

大河ドラマ『花燃ゆ』
 第21回「決行の日」作:金子ありさ
【攘夷に揺れる】
 1863(文久3)年、久坂文(ふみ 井上真央)は数え年21歳、小田村伊之助(大沢たかお)35歳、久坂玄瑞(東出昌大)24歳。
 
前回たしか江戸・品川の英国公使館(建設中)焼き討ちに突入するところで終わったかと思うんですが、今回そのあたりがいきなり素っ飛んでました()。脚本家が代わったせいか、みんな忘れてしまったようですww
 
さて、突如出家した高杉晋作(高良健吾)
法名・東行(とうぎょう)を名乗り、一時的に世捨て人生活に入りました。
その頃、ついに将軍家茂(いえもち)が攘夷決行期日を5月10日と明言…!
長州藩は玄瑞を先頭に、攘夷戦準備に入りました。民衆の期待も高まっております。
玄瑞は光明寺党(有志組)を結成。これが晋作の奇兵隊の原型になります。
なかなか帰ってこない玄瑞を待ち切れず、とうとう文は自分から会いにいきました。
再会を果たしますが、今までの強気の文はどこへやら、意外としおらしい態度です。
これもやっぱり脚本家が代わったからでしょうかね(^ ^)
そして、攘夷開戦しました…! 戦闘詳細を見たいものですが、次回どうなる!?
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【晋作大暴れ!将軍暗殺計画、女遊び耽溺、英語教科書著者襲撃事件】
 この頃の高杉晋作は、やり場の無い鬱屈を抱えていたらしく、いろいろと無茶しています。その背景には、着々と攘夷の政略を成功させてゆく久坂玄瑞への複雑な思いがあったのではないでしょうか…?
 
この時期、晋作が計画した中で最も大それたものであったのが、将軍暗殺計画です。
1863(文久3)年3月のこと、14代将軍 家茂(いえもち)3000人の兵を従え、3代将軍 家光以来229年振りに上洛(4日)し、孝明帝の御前に参上(7日)しました。3月11日、帝が将軍らをお供させて賀茂社に行幸(ぎょうこう)しています。これは玄瑞らが企画したもので、推測ですが晋作としては内心穏やかならざるものがあったかもしれません。
そのせいかどうか、ドラマにも出てきたように、将軍家茂の騎馬行列が近くを通った時に晋作は「征夷大将軍…!」と大声をかけたのでした。将軍との距離はわずかに10mも無かったほどで、これはそれ以前だったら考えられない不敬な行為でした(これら騒動の記録は『防長史談会雑誌』第1巻11号の中原邦平「高杉東行の事蹟一斑」による)。晋作は「もし将軍が攘夷実行すれば、今度は征夷大将軍“様”と呼んでやる」とぬかしたそうです。
 
そして、肝心の将軍暗殺は、3月22日に計画されていました。
もし将軍が攘夷決行を約束しないで江戸へ帰ろうとした場合に、晋作ら計21名は将軍を路上で襲撃する予定だったのです。出撃前、晋作たちは長州藩改革派の周布政之助(すふまさのすけ)の邸を訪ねています。よく斬れる刀が欲しい…と頼むと、周布は毛利の家紋(一文字に三つ星)が刻まれた立派な刀を持ち出してきて、おもむろにヤスリで家紋の部分を削り取り、晋作に手渡したとのことです。暗殺は目前かと思われましたが、幸か不幸か、将軍の江戸帰りが延期されてしまい、計画は雲散霧消してしまいます。
 
その少し前の頃かと思いますが、晋作は酒や色里遊びに浸っていました。それを見て、同志の入江九一(ドラマの俳優は要潤)・野村靖(同じく大野拓朗)兄弟が激しく非難
「今後は遊里へは絶対に足を踏み入れないことを約束せよ、違反すれば詰め腹を切らせる…」云々と迫ってきました。すると、晋作は、「切腹を恐れ女郎買いもできないような軟弱者に、大事が成せるか。今からすぐに色里に行く」と豪語し、さっそく遊びに行ってしまったそうです。
 
さらに、それよりも少し前、江戸にいた頃のこと。晋作はもっとマイナーな暗殺も計画しています。
共犯者は、伊藤俊輔(博文)
長州人で英学者の手塚律蔵という者がいて、この人は日本最初の英語教科書「英吉利文典」の著者で、幕府の蕃書調所などで教授していました。ある日、この学者が長州藩邸に来て時事問題を論じたそうで、それが晋作の怒りを買いました。長州人なのに蕃書調所という幕府の研究機関で働いていることや、欧米追従の主張に、晋作は反感をもったらしいです。手塚は藩邸帰りに晋作らによる闇討ちに遭いましたが、江戸城の堀に飛び込み、蓮の葉に隠れてかろうじて助かったのでした。
 
  ~主な参考文献~
海原徹『高杉晋作』(ミネルヴァ書房)p.133
関厚夫『紅と白 高杉晋作 伝』(産経新聞連載)119
 
 

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コメント

No title

晋作の無茶ぶり、今週もキレッキレでしたね。
何たって師匠自体が
「お前らの狂いっぷり、どうよ。僕はやるぜ。」
の松蔭先生ですからね。。。
晋作君、今週はチョンマゲ&坊主頭。
来週はザンギリ頭。
髪型も頭の中も、目が離せません。

No title

こんばんは~~~
公使館焼き打ち事件やらずにいきなり「よ、征夷大将軍」(笑)
焼き打ちは長州藩攘夷デビューですから大切な場面なのにね。
このドラマって肝心なとこカットしてど~~でもいいシーン入れてるので不思議でしゃ~~ないです。
晋作、妻雅も出てるんだからおうのだって出したほうがいいと思いますけどね。「ヒーローは愛人を登場させてはダメ」っていう緘口令でもあるんでしょうか。ALLポチ

No title

☆Sophiaさん
晋作…、
松陰先生の教えを最も実現できた男…。
松陰先生、もし長命していれば一緒に女遊びできただろうに
残念なことです…(笑)
非業の死を遂げた者が多いですが
先生が弟子達の活躍を見れなかったのは
本当に残念なことでした。。

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
焼き討ち事件、どうしちゃったんでしょうねぇ。
忘れちゃったのかなぁ、すごく気になります(笑)

今回、文が夫の芸者遊びを気にしてましたね。
晋作のほうがもっとずっとハデなはずなのに
おうのが出ないでお雅がのん気そうにしてるのは
片手落ちですよね~
今後どう描いてゆくのか…、気になるとこばかりです。

No title

見てました 玄瑞今後どうなるのかな。少し知ってるけど
NICE

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
玄瑞どうなるか、どれくらい活躍が描かれて
いつ頃までそれが続くのか、心配ですね…!

No title

こんばんは。
そうなんですよ!
焼き打ちどうなっちゃったんですか~~?
本当に脚本が変わったから、このままスルーでおわっちゃうんですかね(^^;
それって酷過ぎます・・・

No title

☆ハニー先輩さん
焼き討ち…、
どっかへ素っ飛んでしまいましたね(笑)
まさか回想風にこれから出てくるとは考えにくいし
制作陣のミスでしょうかねぇ(゚∀゚;
だとしたらそうとうな凡ミスというか大ミスの気がします…ww
アニメで言うところのシリーズ構成のような担当者が
全体を通して見てないのかなぁ~。
ちょっと信じがたい出来事ですね…!

No title

え?
脚本家変わっちゃったんですか?
視聴率の問題ですかねー?

録画してあるんのですが、他のドラマが忙しくてまだ見れてないです。

何か訳があって故意に焼き討ち飛ばしたんでしょうか?
歴史好きにとってはイベントは待ち遠しいものですよね~!

No title

☆Parlさん
今年の大河の脚本、もともと2人交代制だったところに
1人追加されたんです(^ ^)
視聴率の影響が大きいようですね。
ドラマはもちろん視聴率が全てじゃないけど
大河の場合、制作条件が恵まれてるしみんなから金(受信料)出してもらってるわけだから
ある程度数字取らないと…まずいですよね~。

焼き討ちを飛ばしたのは、すごく謎です(笑)
前回のラストで思いっ切り引っ張っておいて
今回なんもなし…なんて、ふつうありえないですww
もう制作現場大混乱してるのかも~(゚∀゚;

No title

>焼き討ちを飛ばしたのは、すごく謎です(笑)

当該国へ配慮したかと^^
お札になった人がテロ行為に加担してたって話だし^^;

目下の楽しみは晋さまだけです。
久坂はごちそうさんから政略攘夷へのキャラ変貌が急展開すぎてついていけなかった(><;)

さいきんの文は理屈っぽくて「つまらん(←高杉風で)」ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
焼き討ち…、初めから軽い扱いだったなら飛ばしても理解できるのですが
前回の終盤に、やるぞやるぞと
さんざん盛り上げてからの完全スルーだったことを考えると
スクリプターの伝達ミスかなんかでストーリーの途中から脱け落ちてしまったんじゃないかなぁ…と思うんです。
考えにくいことですが
それだけドラマ制作の現場がせっぱ詰まってるのかなぁ…なんて思ったり。

松陰先生も久坂玄瑞も、過激化が急速に進んでしまって
感情移入しにくい部分がありますね。
高杉晋作は破天荒なようでいて
けっこう旧秩序を重んじていたりして
人間的なところが人気の秘密かもしれません(^-^)

No title

将軍暗殺をやろうもんなら井伊直弼暗殺どころでなく、平和慣れした旗本も上様の敵討ちで燃えますから長州藩は文句なしに取り潰されたでしょう・・・・・・・・・・・・。

No title

☆パトリオットさん
将軍暗殺が決行されていたら、
かなりおもしろい展開になっていたかもしれませんね…!
大老暗殺の際も、幕府は大慌てしたのみで、権威失墜を招きました。
若い14代将軍家茂が殺害されれば面目丸潰れで
尊皇攘夷最高潮のこの時季、徳川のために動く者がどの程度いたか不詳ですし
一気に徳川瓦解に向かったかも…?
まぁ、結局、一橋慶喜が出てくるとは思いますが
雄藩も浪士軍団も威勢いい時なので
一波乱も二波乱もありそうで興味深いです…!

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清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
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