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「花燃ゆ」松陰の草莽崛起、玄瑞・晋作が志を継ぐ

大河ドラマ『花燃ゆ』
 第16回「最後の食卓」作:宮村優子
【あきらめぬ松陰】
 1859(安政6)年、久坂文(ふみ 井上真央)は数え年17歳、兄・吉田松陰(寅次郎 伊勢谷友介)30歳、小田村伊之助(大沢たかお)31歳、久坂玄瑞(東出昌大)20歳。
 
とうとう松陰のところに江戸町奉行所からの召喚状が届きました。
文は嘆き、心を乱します。家族も動揺していましたが、特別な計らいを受けて松陰と晩めしをともにし、明るく振る舞いました。
 
 松陰はあきらめていませんでした。松陰の叫び…
「ついに来たんです、この時が。江戸で幕府の者達を前に直に、私の意見をぶつけるんです。私の言葉、私の思うところの全てを…! …何者にも縛られん…在野の者達、すなわち草莽(そうもう)こそが、この国にとっての真のもののふ、世の中を変えることのできるただ一つの力なんです!」
文「至誠を貫き、ご公儀を動かすと…」
 5月25日、江戸へ向けて出立。。。
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【松陰が提唱し玄瑞が立ち上げ晋作が成就させた草莽崛起(そうもう くっき)

 草莽崛起(そうもうくっき)という言葉があります。松陰が提唱したもので、草莽=民間人=普通の人達(一般庶民)の力で立ち上がり、社会変革を起こすことです。松陰は当初、長州藩主導で改革を進めようとしました。が、次第に過激化する言動のせいで藩はもちろん武士階級の助力を望めなくなります。そこで、身分にとらわれない松下村塾の力を世に波及させることで、改革を目指しました。ドラマにも出てきましたが、松陰は実際に「百姓一揆にても起りたる所に付け込み奇策あるべきか。……恐れながら、天朝も幕府・吾が藩も要らぬ、ただ六尺の微躯(びく)が入用」などと書き記しており、民衆の力の結集を求めたのでした。

 
松陰の没後、草莽崛起の思想を実現し決起したのが、久坂玄瑞(くさか げんずい)です。
1863(文久3)年4月20日、上洛していた徳川14代将軍家茂(いえもち)孝明帝の御前にて、「攘夷実行の予定期日」を「5月10日」と約束させられました。徳川幕府としては、口約束したものの、誰も実行しない、できないと思っていました。
 
ところが、ここで立ち上がったのが、久坂玄瑞です。京で同志30数名を集めて長州に帰国、攘夷戦準備に入りました。七卿の一人、侍従の中山忠光を党首に担ぎ、いわゆる光明寺党(有志組)を結成したのです。村塾四天王の吉田稔麿(としまろ)や入江九一なども参入し、全国の脱藩者も加え、100人以上が揃いました。そして 彼らは、のちに、高杉晋作 率いる奇兵隊の源になったのです。
松陰や玄瑞の道は苦難と挫折に満ちていましたが、晋作に至ってついに開花したと言えるでしょう。あきらめてはならないことを、歴史が語りかけているように思います。
 
  ~主な参考文献~
海原徹『高杉晋作』(ミネルヴァ書房)p.155
古川薫『松下村塾』(講談社学術文庫)
 
 

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コメント

No title

こんばんは。
あの言葉が奇兵隊の思想につながってゆくのですね。
来週も重苦しい感じのお話が続きそうです・・・

No title

☆ハニー先輩さん
松陰先生と晋作、
まったく正反対の性格のようでいて
つながっているところが
おもしろいですね。
ドラマの展開は松陰の快活さがあまり見られなくなってしまって
残念ですね。。 最期に向かって明るさを取り戻して欲しいです…!

No title

そうもうくっき!思想はわかりますが・・むつかしい言葉ですね。初めて聞きました。
民衆の力それを信じたのですね・明治維新は武士の階層のみの改革であり、真の改革ではなかったと中学校の教科書に載っていたのを思い出します。そのときは???でしたが。その記述に疑問を覚えたのです。いま少し判った気がします。

ありがとうございます
ないす

No title

そうもうくっきむつかしい言葉ですね見てたけど
今回のも難しかったですNICE

No title

こんにちは~~~
「草莽崛起」いつ出てくるかな~~~と思いきやついに口にしましたね
ドラマでは今後どんな形で久坂や高杉が作っていくのか楽しみです
ぶっちゃけ文はスルーALLポチ

No title

☆みっちゃんさん
ないすありがとうございます(^-^)
吉田松陰という人は
実はあんまり普遍的思想は残していないのですが
それでも草莽崛起は、当時の日本において
革命的な考えだったと思います。
藩=武士階層からの変革に限界を感じ、
自分の身分を捨ててまで民衆の結集を求めていった、松陰の行動力や信念は
欧米史の革命運動などと比べても語り継ぐ価値があると思うので
もっと知られて欲しいです。

No title

☆ぎいさん
草莽崛起、難しい感じがしますけども
民衆の力を結集して、改革を進め
国力をつけて外圧をはね返そうというような内容です。
ドラマが観念的で
ちょっと難しく感じましたね(^ ^)

No title

☆とん子さん
ALLポチいつもありがとうございます(=^▽^=)
ついに松陰が草莽への期待を語りましたね!
このドラマでは玄瑞が頼りない感じなので
これからどう実際のオーガナイザーとして
活躍した玄瑞の実像に近づけてゆくのかに
注目したいです(^-^)
晋作の遊びっ振りにも注目ですね…!

No title

そうもうくっき…多分、漢字では書けないっす

No title

☆Sophiaさん
草莽崛起、難しい響きがしますよね。
もう少しこの言葉が広まったら
「草莽クッキー」を販売するという野望があるのですが…(笑)

No title

超久しぶりに大河見ましたよー(^^)/

今始まったドラマはどれも心惹かれるようなドラマがなくて、超不満だったのですが(笑)

やっぱり大河は役者さんのやる気やセット等まるで違うなーと久しぶりに見て感心しました。

真央ちゃんはキッズウォーっていうデビュー作品から知ってるんですけど立派になりました!

この時代は興味がないせいでまるで無知ですがそれが返って気負わずに見れました。

伊勢谷さんが恰好良くてもう目が♡w

なのにもう死んでしまうなんて。私ダメダメです(笑)

オールポチです~☆彡

No title

☆Parlさん
オールポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
大河見ましたか…!
大河はさすがに制作態勢がしっかりしている感じですよね。
特に井上真央ファンには感慨深い作品でしょうね(^ ^)

幕末に興味無いですか(笑)
じわじわ魅力伝わってくると思うんですが~
伊勢谷友介の熱演、
最期に向かってさらに盛り上がってくると思います…!

No title

草莽崛起⇒⇒高杉脳内で確変⇒⇒奇兵隊

なるほど、、、師匠のアイデアを弟子が具現化する・・・・いい話だったのか^^

細かいことは全く知らないので勉強になります^^
前回は、ちょっと文ちゃんの存在が浮いちゃった感じがしてしまったけど、
松陰の(史実も演技も)インパクトがありすぎるから仕方ないですね^^;

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(^∀^)
松陰先生の死を無駄にせず
教え子達が立ち上がって事を成しました(=^▽^=)
ドラマでもこれからの玄瑞・晋作の活躍が楽しみです…!

文の物語は少女まんがあたりだったら
もっとおもしろかったかもしれませんね(笑)
健闘してる感じは出てますがどうしても
浮く場面も出てきてますよね(^ ^;)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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