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「花燃ゆ」コロリ/村塾はテロ組織?/井伊直弼評価


↑『花燃ゆ』のPRが「東京リビング」(サンケイリビング新聞社)3月28日号に載っていました。この時季に掲載なんて、テコ入れかな()
洋装久坂文(ふみ井上真央)がドンとアップ。今までのドラマ進行が遅かったので明治維新以後は早足なのかなぁ…と想像してましたが、これを見ると、力を入れてそうな感じですね。
 
大河ドラマ『花燃ゆ』
 第13回「コレラと爆弾」作:宮村優子
【松下村塾はテロ組織…!?
 1858(安政5)年、久坂文は数え年16歳、兄・吉田松陰(寅次郎伊勢谷友介)29歳、小田村伊之助(大沢たかお)30歳、久坂玄瑞(東出昌大)19歳。
 
長崎に碇泊中の異国船から発生したコロリ(コレラ)が、文たちのいる長州でも流行し始めました…! 藩医・山根文季(ぶんき 平田満)が治療に奮戦。文の知り合った幼い娘“おきく”(根岸姫奈)の母もコロリにかかり、文季に診てもらいましたが、死亡。。。 コロリ流行は、攘夷の声の高まりにからんでくることに。
 
その頃(6月19)、幕府大老・井伊直弼(高橋英樹)は、朝廷の勅許を得ずして日米修好通商条約の調印を断行しました。松陰先生や松下村塾の面々は、藩主に建白書を出そうとものすごい意気込みです。さらに、文季の息子で新たに塾生になった小野為八(ためはち 星田英利)地雷火(じらいか)を作り、攘夷実行に向けて弾みをつけようとしています。まもなく松陰先生は建白書を「公方様(将軍)を討て」との内容でまとめました。ここまで来ると、テロリストまがいです…!
一方、江戸に遊学していた玄瑞は、桂小五郎(東山紀之)らの制止も聞かずに藩命に背き、政争が激化している京都へと向かったのでした。
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【井伊直弼の評価】
 井伊直弼(なおすけ)のイメージと言えば、「安政の大獄」を敢行した独裁・強権的人物…といったところでしょうか。しかし、旧幕臣でのちに「東京日日新聞」主筆になる福地桜痴(ふくち おうち)は、直弼について、「おのれが信ずる所を行い、おのれが是()とする所をなしたり」と評しています。「天晴(あっぱれ)なる政治家と称せらるべきの価値」があり、並の政治家とは違った才気があったとも指摘しています。
 
一方で、「安政の大獄」を断行した結果、徳川幕府を衰退に導いてしまった…、開国について確固たる見識がなかった…という趣旨の批判もしています。
もし、異人嫌いの孝明帝の前で堂々と開国についての持論を主張できるほど見識や見通し、胆力があれば、もっと偉大な大老として長く君臨できたかもしれません。
ただ、直弼大老就任の直前まで幕府をリードしていた老中首座・堀田正睦(ほった まさよし)は、通商条約締結の勅許を得るため京の朝廷へ勇んで乗り込んで見事失敗しているので、直弼はその二の舞を避け、あえて対話の道を選ばなかったのかもしれません。
 
とは言え、優れた政治家は、対話・調整の能力が高くなければいけないことを考えると、やはり井伊直弼が採った大獄の道は、間違いだったと言わざるをえないでしょう。
また、直弼は活用すべき有能な人材を、意見が異なると罷免してしまいました。外国奉行の永井尚志(なおゆき)や岩瀬忠震(ただなり)、条約勅許奏請に奔走し勘定奉行も務めた川路聖謨(かわじ としあきら)などです。このあたり、度量の大きさに疑問があると言われても仕方ありません。
そのような疑問点がありますが、直弼は大変興味深い人物です。当時の徳川幕府の問題点を体現した人物として、評価・批判・記憶されてゆくでしょう。
 
  ~主な参考文献~
山内昌之『幕末維新に学ぶ現在』(中央公論新社)
福田智弘『日本史が「時系列」だからわかりやすい!読む年表 幕末暦』(じっぴコンパクト新書)
半藤一利『幕末史』(新潮文庫)p.84
 
 

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コメント

No title

テロリスト!
確かに、ラストはえらい爆発でしたよね。

No title

☆Sophiaさん
徳川方から見れば松下村塾系は
過激派テロリストみたいなもんだったと思います(゚∀゚)
地雷火が実際どれくらい実戦投入されて
効果あったのかどうか気になりますね!

No title

ふみさんの 洋装はじめてみました。やっぱきれい!

No title

掲載広告、ずいぶんドロドロ系のお話に見えますね。ちょっと見たくない気が(>_<)
昨日から仁の再放送も始まって、時代も役者(大沢たかお)もかぶってますね(^0^)

No title

なんか随分ime-jiが違いますね、てこ入れなんでしょうかそういうドラマ手みたいと思うのかな。大河ドラマらしくない気もしますが・・もっとスケールの大きなドラマだと思うのですが。。
これからがみものですね
ないす

No title

☆サッチさん
ナイスポチありがとうございます(^-^)
文さんの洋装、なかなかきれいですね(^ ^)
でもまだ明治維新まで約10年あるので
気が早いとも思うんですけどね~(^ ^ゞ

No title

☆cupipaさん
そうですねぇ、
ドロドロした内容を想像してしまいますね~
今のところわりと軽いタッチかなぁと思うだけにギャップを感じます。
「仁」再放送してますか~
大河での大沢たかおの活躍はまだ小出しな感じで
いま一つもの足りないですが今後に期待です(^ ^)

No title

☆みっちゃんさん
そうですね、あまりこの広告のイメージではありませんね(笑)
浮気やら隠し子やら、史実なんでしょうけど
大河にしてはスケールが小さく感じてしまいますね~
まぁ 何とかいい方向にテコ入れされることを願っています(^ ^)

No title

こんばんは~~~~
仰るとおり井伊直弼は独善的&強権的というのはあると思います。安政の大獄で才能ある人物をたくさん処刑しましたから。それがある意味幕府滅亡のきっかけを作ったと言っても過言じゃないでしょう~~~~
でも私は彼のこと嫌いじゃないです。この人は徳川を守るために自ら泥をかぶった、悪役を買って出たという印象があります。
現代にいる我々は「明治維新」は正解だったんでしょう~~~
でも、この時代にまさか徳川幕府がつぶれると思う人はいなかっただろうし、幕府の重臣ならば当然守るのではないでしょうか。
確かに、行き過ぎた感がありますが、彼は彼なりに徳川を守ろうとしたんだと思ってます。ALLポチ

No title

こんばんは。
なんか凄い広告ですね、かなり先の展開がネタばれしてる感じです。
浮気、隠し子なんてストーリーが待っているのですね(^^;

No title

見てました確かに、ラストはえらい爆発でしたよね
ふみさんの 洋装はじめてみました。やっぱきれい早く見たいNICE

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
井伊直弼、けっこう人気あるという話も聞きます。
記事にも書いたように、評価されている部分もありますよね。
激動の時代に、大きな役割を背負った人物だったと思います…!

No title

☆ハニー先輩さん
まだ結婚したばかりなのに
広告で浮気だ隠し子だと書き立てて
気が早い感じがしますね(笑)
ドロドロした印象にしてしまっていいのかなぁ~
でもまぁ 文さんの人生も波乱万丈であることが分かりました(^ ^ゞ

No title

☆ぎいさん
ナイスいつもありがとうございます(^-^)
地雷火、大爆発していましたね…!
奉行所とかに届けられて不審尋問されないのかなぁ…
などと思いましたが…(笑)
洋装の文さん、楽しみですね~(=^▽^=)

No title

私も「花燃ゆ」のドラマとポスターで活躍しております。
TBさせて頂きますね。ポチ☆

No title

☆Sophiaさん
ナイスポチとTBどうもありがとうございます(=^▽^=)
出演おめでとうございます(笑)
松陰先生とET交信できてよかったですねww

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清水しゅーまい

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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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