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「花燃ゆ」久子の罪/監獄=福堂 松陰の主張

大河ドラマ『花燃ゆ』
 第6回「女囚の秘密」作:宮村優子
【不貞の母】
 1855(安政2)年、杉文(ふみ 井上真央)は数え年13歳、兄・吉田寅次郎(松陰 伊勢谷友介)26歳、小田村伊之助(大沢たかお)27歳、久坂玄瑞(東出昌大)16歳。
 
杉文は、在獄2年の高須久子(井川遥)から頼まれごとをしました。(川島海荷)という娘に会ってほしいというのです。久子の娘である糸は、不貞の罪を犯した母を憎んでおり、なかなか対面できません。このあたり、なんでそんなに久子のために尽くすのか、ちょっと共感しにくかったです。
そんなある時、文は富永有隣(本田博太郎)の書を見る機会があり、その文字がかすれているのに気づいて新しい筆を差し入れしました。大喜びの有隣、他の囚人達に書の添削を始めたのでした。にわかに活気づく獄中。このへんはおもしろかったですね。
 
幸い、文は糸と会えた上に、久子との対面を実現させたのでした。が、糸は、
「この人は、母ではありません。二度とわたしに関わらないでください」
文「母上様はあなたを怒らせたかったんです。何度も私が訪ねれば、あなたはきっとここに怒鳴り込んで来るに違いない…。あなたに会いたかったから…」
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!
大河ファンのために(=^^=)
【高須久子の罪とは…】
 高須久子は、長州藩の名家である高須家に生まれました。高須家には男子が無かったため、久子は婿(むこ)養子と結ばれましたが、まもなくその夫が死んでしまい未亡人になります。まだ30歳前のことでした。その後、三味線に熱中しだし、その方面の男と身分違いの接触をしたため、親類一同協議の結果、不義姦淫の罪で入獄ということになってしまいました。
松陰と出会ったのは3537歳頃と考えられ、松陰よりも一回りほど年が上でしたが、文化的・思想的に通じ合い、関係が深まったようです。松陰の人生の中でも紅一点の存在です。
 
【監獄ではない、福堂である。松陰の獄中思想】
 松陰という人は信じられないくらい前向きな人で、獄中にいる間、「もし獄を出ることができれば、獄屋の長になりたい。今の獄を素晴らしいものにしたい」という趣旨の意見書を書いて父・杉百合之助に送っています。ドラマでは百合之助は野良仕事しかしていないような感じですが、実は、盗賊改方(あらためがた)という警察署長のような公務に就いており、刑務とも関係があったのです。
 
現在はどうも犯罪に対し厳罰主義で臨む声が強いようですが、松陰の場合は反対で、教育刑主義でした。獄中は囚人同士の自治に任せ、読書や習字、諸芸を学ぶ場として考え、これを「福堂」と呼びました。地域社会が生きていた当時であれば、通用した考えかもしれませんね。現在では残念ながら難しそうです。
 
 

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コメント

No title

こんにちは♪
「獄屋の長」って、牢名主ってことでしょうか(笑)。
岩倉獄よりはいいですけど、野山獄にも久子の様に家族から厄介払いされて
明治が来なければ死ぬまで入れられてたかも知れない人もいて惨いですね。
「花燃ゆ」ではありませんが、久子つながりでTBさせてください。オールぽち☆

No title

☆風森湛さん
オールぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
松陰先生が牢名主なら明るい獄中生活が送れそうです(笑)
厄介払いの委託刑は、残酷ですが、
当時の社会ではそうせざるを得ないちょっとズレた人が
ぶち込まれてしまったのでしょうね。
高須久子や富永有隣にこれからも注目ですね…!

No title

獄中といっても ゆるいなぁ~って 思ってみてました^^

No title

こんばんは~~~
ちょっと盛り上がりに欠けてますね(苦笑)高須久子を通して獄中サークルが出来ていくという設定だと思いますけど。
早く、松下村塾にいってもらいたいですね。
ALLポチ

No title

☆サッチさん
ナイスポチありがとうございます(^∇^)
あの牢獄はやや特殊で
身分がそれなりの人が多いってのと、
重罪人もいるにはいるのですが、
社会不適応者を隔離しておくという、変わった獄で
比較的自由のあるゆるい生活が送られていたのでした(^-^)

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
杉文の行動がやや必然性に欠けているし
幕末ならではの迫力がもっと欲しいですね。
高須久子は紅一点、どの程度の扱いにするのか
作者も迷うとこだと思います(^ ^)
松下村塾に行く前にドラマが沈没しないか
心配ですね(笑)
もはや高杉晋作や久坂玄瑞のこととか視聴者のみなさん憶えてなさそうだけども
どうすんだかww

No title

見ていました。大河ドラマは程んど見てます。でも久子は松蔭より一回り上って 知りませんでした
ポチ

No title

☆ぎいさん
見てましたか(^ ^)
高須久子、けっこう年上でした。
30代後半で女盛りだったんでしょうかね。
魅力的な女性だったのでしょう(^-^)

No title

こんばんは。
二度と出れない・・・とか、前評判が大仰だったのですが、なんか明るいですよね(^^;
面会に入れ替わり人が入れたりとか、あんな感じだったんですかね?
先週無くなった子は面会が叶わなかった様な・・・
あの辺りは身分の差とかなのか不思議です。

No title

☆ハニー先輩さん
監獄と言うよりも寄宿舎みたいになってますよね(笑)
ぼくも実情までは詳しく分からないのですが
とりあえず手紙や差入はけっこう自由だったようです。
犯罪者刑罰よりは社会不適応者を隔離する意味合いの強い施設だったからだと思われます。
それにしても、面会があれほど自由だったかは、疑問ですねww

No title

吉田松陰の妹のお話なんですか!
もう全然知らなくてダメダメですね。

心が亀ちゃんのドラマ一色で(笑)

苦戦してるようなニュースを見たけれど真央ちゃんは可愛いから頑張ってほしいなー!

No title

☆Parlさん
吉田松陰の妹なんてほとんど誰も知らなかったと思います(笑)
松下村塾の塾生達がイケメン揃いとのことで
まだ開塾してないのですがもし気になったら
見てみてくださいww
超マイナーな女性を主役にしてしまったのと
どうも展開が悠長なせいか
視聴率苦戦しています。『平清盛』を破るかも…(笑)
せっかく見続けているので数字上がってきて
欲しいです!

No title

>高須久子、けっこう年上

シランカッタ( ゚д゚)ンマッ!!

日曜日はバタバタしてて、チラ見しか出来なかったから萌え損ねた(´;ω;`)クスン(←未亡人ものを楽しみにしてた人)

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
高須久子…、年上女・熟女の魅力があったのでしょうかね(゚∀゚)
萌え損ねましたか~、残念です。
まだ未亡人の魅力は充分発揮されていたとは言えなかったので
今後にも期待です(^ ^)

No title

獄屋の長ですか…
今と違って、社会不適応者とか思想犯が投獄されていた状況ならば、
その考えも通用したのかも。

No title

☆Sophiaさん
松陰の入った監獄は比較的身分が高かったり教育もある収監者が多かったようですし
清々しい性格の松陰先生ですから
希望を持てたのだと思います。
現在は残念ながらなかなか難しそうですよね~

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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