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「軍師官兵衛」官兵衛思惑通り/明智に付いた武将達

大河ドラマ『軍師官兵衛』
 第29回「天下の秘策」
【官兵衛の思惑通り】
 1582(天正10)年、黒田官兵衛(岡田准一)は数え年37歳、嫡男・長政(松坂桃李)15歳。
本能寺の変を知った官兵衛は、なんと、毛利家の外交僧 安国寺恵瓊(あんこくじ えけい 山路和弘)信長頓死を教えてしまいました。このドラマでは、官兵衛が恵瓊を抱き込んでしまうという展開です。
 
毛利家を取り仕切る小早川隆景(鶴見辰吾)に対しては、「無益な戦を避けたいがため…」と ごまかしました。
そして 何も知らずに切腹して果てる備中高松城主・清水宗治(宇梶剛士)。。。
直後に毛利側に本能寺の一件が伝わりました。毛利軍が羽柴勢を突き崩す一大好機でしたが、隆景は自重。。。
  隆景「黒田官兵衛…、信長の死から幾日も経たぬうちに、
     全ての流れを羽柴に乗せ換えおったな」
 思惑通りに進んでゆきます…!
 
 


 
 
 大河がもっと楽しくなる!
歴史ファンのために(=^^=)
【明智に付いた武将達】
負け組にも必ず仲間がいる…!
 
京極高次(15631609)
 織田信長の馬廻りでしたが、本能寺の変の際、明智に加担し、羽柴秀吉の本城 長浜城を攻め取ってしまいました。さらに、明智敗亡後、秀吉ではなく、秀吉に敵対する柴田勝家を頼ってしまいます。まもなく柴田勝家は賤ヶ岳の合戦を経て滅亡。京極高次も没落するはずでしたが、姉・京極龍子(たつこ=松の丸殿)が秀吉の寵愛厚い側室となったため、許されました。特に活躍することもなく姉のお蔭でまもなく2500石を与えられ、やがて近江高島郡大溝城1万石の大名に出世。さらに、浅井三姉妹の次女・お初を嫁にもらい、前途洋々。関ヶ原合戦時には徳川方として近江の大津(6万石)籠城戦で奮戦するも、決戦前日の9月14日に和睦開城しました。
 
武田元明(15521582)
 若狭守護の家系である武田元明も、明智に加担しました。丹羽(にわ)長秀の拠点だった佐和山城を攻めたりしています。山崎の合戦後、秀吉に追われ、近江の海津で丹羽長秀に謀殺されました。なお、この元明の妻が京極龍子で、彼女が秀吉の側室(松の丸殿)となったのは上記の通りです。
 
織田(津田)信澄(1555?~1582)
 この人は明智に付いたわけではないのですが、疑われてしまった不運な人です。信長の手によって殺された弟・信行の息子。しかし、意外と優遇され、織田一門衆のナンバー5でした。明智光秀の娘を嫁にしています。本能寺の変直前、四国攻め大将・織田信孝(信長 三男)の副将格として大坂にいました。変が発覚すると、光秀と縁が深いところから疑われ、信孝らによって殺されてしまいました。
 
津田正時(?~1582)
 河内国津田城を拠点とする国人で、織田信長の攻撃を受け落城しましたが、秀吉に許されました。山崎の合戦で明智に加担、敗戦し浪人。まもなく亡くなりました。
 
阿閉(安土)貞征(?~1582)
 もとは浅井家の武将で、山本山(やまもとやま)城を守っていました。信長に降伏。本能寺の変勃発でやはり明智に加担し、長浜城を攻めました。山崎の合戦後、秀吉方に捕らわれ、一族もろとも処刑されてしまいます。
 
伊勢貞興(15591582)
 信長に仕えていましたが、明智に加担。続く山崎の合戦で討ち死にしました。
武家の有職故実に詳しく、『伊勢貞興返答書』を書き残しています。
 
小川祐忠(?~1601)
 近江国出身。山崎の合戦で明智に加担し、さらに柴田勝家の養子 勝豊の家老となります。幸い、勝豊が秀吉方に付いたのでそれに従って賤ヶ岳の合戦に参戦、まもなく勝豊が没すると秀吉に仕えました。関ヶ原の合戦では石田方でしたが、寝返っています。しかし、戦後改易。
 
山崎長徳(ながのり 15521620)
 朝倉家臣。朝倉滅亡ののち、明智光秀に属しました。本能寺の変では二条御所襲撃に参加、山崎の合戦にも従軍。明智滅亡ののちは故郷の越前に帰って柴田勝家の家臣 佐久間安次のもとで賤ヶ岳の合戦に従軍、敗北。負けてばかりの人生ですが、幸い、前田利家に拾われました。関ヶ原の合戦では、加賀大聖寺城に籠もった石田方の山口正弘父子を攻撃。ようやく勝ち組になり、1万4000石を得ました。大坂の陣にも出陣しています。享年69
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
小和田哲男『戦国三姉妹 茶々・初・江の数奇な生涯』(角川選書)p.75
谷口克広『信長家臣団事典』歴史群像シリーズ27号「風雲 信長記」特別付録(学習研究社)
 
 


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コメント

No title

官兵衛、3話まで見てお休みしていましたが、
本能寺の変からまた見始めました。
ブラック官兵衛、笑い顔がよかったですねぇ。
岡田くんはもともと好きな役者さんでしたが、
最近ますます好きになっています。

ぜんぶぽち☆

No title

勝てば官軍、のたとえどうり、明智光秀は秀吉軍に負けるのですね。官べえ等のブレーンがいたからそれを持っていた秀吉の勝ね。げこくじょうのじだいでしたからね。
個人のおもしろさでなくてすとーりー―が楽しめるお話ですね、
いろいろ広げてくださって面白さ倍増です。いつもこの記事楽しみにしてます。
ないす

No title

こんばんは~~~
京極と聞いて江のドラマを思い出してしまいました(爆)あのドラマ、好きじゃなかったのに(苦笑)
龍子は京極家の運命を全部背負って秀吉の側室となったのですね。
もし、秀吉が手を出さなかったら京極家は滅亡したかもしれません。
ALLポチ

No title

ふむふむ・・・

世の習い、誰につくか 運命の分かれ道^^vですね

No title

こんばんは。
ブラック官兵衛の八面六臂の活躍、いやぁ~見応えがありますね。
天下取りに向けて、毎週楽しみで仕方がないです。

No title

なんだかネットでは掲示板で実況してたみたいですね^^

自分は、また見損ねたil||li _| ̄|○ il||l

黒い恵瓊(←名前を文字登録済み)より
黒い官兵衛がみたいです^^

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆つばきさん
ぜんぶぽちどうもありがとうございます、
いつも励まされています(=^▽^=)
本能寺の変から見てもおもしろいですよね!
ブラック官兵衛の不敵な笑みが惹きつけますね…!
どうやって秀吉を天下人にしてゆくか見所満載です。

No title

☆みっちゃんさん
ないすポチありがとうございます(^-^)
そうですね、そのたとえでゆくと明智光秀の官軍の期間は
あまりに短過ぎました(笑)
光秀は下剋上のありさまを見せてくれましたが
その後のヴィジョンの弱さで負けてしまいましたね。

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
京極家…、だいたい同じ状況で長浜城を攻めた
阿閉(安土)という一族がみんな処刑されているので、
本当に龍子のお蔭で助かったんだと思います(笑)
阿閉家には美人がいなかったのかな…?

No title

☆サッチさん
ナイスポチいつもありがとうございます
嬉しいです(=^▽^=)
本当に、誰と組むかそれで運命がまったく違ってしまうので
恐ろしくもおもしろい瞬間ですね…!

No title

☆ハニー先輩さん
官兵衛の悪どい表情も板に付いてきて
おもしろいですよね…!
もう明智との合戦が迫っているし
どんな策を見せてくれるか
楽しみです…!

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
よく分からないのですが番組公式ツイッターでいろいろやっていたんですかね…?

見逃しましたか…!
わりと黒い官兵衛になっているかな…?
秀吉を天下人にするためならば何でもやるという程度で、悪いことするわけじゃないんですが(^ ^)
宇都宮事件のあたりでどうなるかが
真に試される時でしょうか~

No title

「官兵衛がもっとブサイクな顔だったら、不敵な表情もリアルなんだろうなぁ」
と思ってしまう私。
でもそんな役者を使ったら、視聴率が落ちるか。。。

No title

京極龍子と言えば鈴木砂羽さん!
お初と言えば水川あさみ!って全くあんなぶつくさ言っていたのにすっかり記憶が「江」になっちゃってます(笑)

本能寺の変を楽しみしていたので後でゆっくり見ようと大切にとっておいたのに、今週リアルタイムで見てしまいました。

あーあー(笑)

ぽちりん★

No title

こんにちは♪
あまりメインで扱われる事ない人々の解説、ありがとうございます。
今年に限らず大河って「うわ~♪続きはどうなるんだろう~♪ワクワク♪」とした次は盛り下がる事が多いワタクシです(思い起こせば『新選組』でも)。
来週いよいよ中国大返しですね。颯爽と馬にまたがる官兵衛は看過します(でも感想では指摘しちゃいましたが。笑)。本人も輿よりも馬に乗りたかったことでしょう。
TB&オールポチいたします♪

No title

☆Sophiaさん
官兵衛はまだ幽閉の傷が癒えてなかったと思います。
治癒していない顔の傷などリアルにしたら不気味になったでしょうが、抑えてますね(^ ^)

No title

☆Parlさん
ぽちりんありがとうございます(^∀^)
よく京極龍子とお初を憶えていましたね(^-^)
あの年はのん気な大河でした(笑)

本能寺の変は見応えありましたよね…!
なにはともあれ見れたようでよかったです(^ ^)

No title

☆風森湛さん
TBとオールポチどうもありがとうございます(=^▽^=)
京極高次と武田元明は大河『江』でそれなり目立ってましたが
他はまずドラマじゃ目にする機会無い武将ばかりです(笑)
おもしろい人材もいるんですけどね。

官兵衛、輿に乗ると酔うのかもしれませんね(笑)
颯爽とし過ぎてかっこいいのは、
もうそういう世界だと思うしかないですww

No title

先週みそびれ もう かぶりつきで見てましたナイス

No title

☆ぎいさん
ナイスポチありがとうございます(^-^)
かぶりつきですか…!
それほどのおもしろさありましたね(^ ^)

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清水しゅーまい

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猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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