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日米SF界に結実した映画「オール・ユー…キル」

 桜坂洋(さくらざか ひろし)の小説を映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を見てきました。ビートルズ ファンとしては、もうタイトルだけで気になってしまいます。タイトル勝ち、といったところでしょうか。ビートルズとは全然関係無い内容ですが。
 

原作:桜坂洋
監督:ダグ・ライマン「ボーン・アイデンティティー」
洋題:「Edge of tomorrow」
   アメリカ作品

【登場人物:キャスト】
ウィリアム・ケイジ:トム・クルーズ
リタ・ヴラタスキ:エミリー・ブラント
ビル・パクストン  キック・ガリー  ドラゴミール・ムルジッチ
 
【リセット繰り返せばあなたもトム・クルーズになれる…?】
「ギタイ」と呼ばれる謎の生命物体に侵略され絶滅寸前の人類。日々大勢の兵士が前線へ出兵していきます。メディア担当のケイジ少佐(トム・クルーズ)は急きょ最前線行きを命じられ、小心者なので拒みますが、強制的に従軍させられてしまいました。戦場でケイジは健闘するものの数分で死亡…!
 
すると、出兵直前の初年兵として、生き返っていました。記憶は蓄積されています。混乱しているうちに、再び同じような状況に放り込まれ、戦場に行き、戦死。また生き返ります。最初に死んだ時「ギタイ」の血を浴びたことで、無限ループに巻き込まれてしまったのです。やがて、ケイジは自分と同じ境遇にいるらしい女性戦士リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と知り合います。人類勝利を導いて無限ループを断ち切るのは非常に困難で、何度も何度も死んでしまいますが、そのたびにケイジは生き返り、学び、徐々にたくましく成長してゆきます。
 
ケイジが繰り返し戦死し、時には「リセット」と称してリタに殺されたり、数限り無く死んでは状況が繰り返され、目まぐるしいです。訓練中にジープに轢かれたりどうしようもない死に方をしてしまうこともあります。が、すぐさま「リセット」。また、笑うところなのかどうか、リセットして何度助けようとしても戦死してしまう威勢いい仲間がいて、本当に何度助けても戦死するので、その仲間はとうとう見捨てられてしまいます。
同じような状況が展開されながらも、対応を変えてゆくので、だんだん進展しケイジは成長し、リタとの信頼関係らしきものも芽生えてきます。
 
激しい戦闘シーンは、SF版ノルマンディー上陸作戦といった趣。「機動スーツ」を装着して侵略者と戦うというのは、『スターシップ・トゥルーパーズ(宇宙の戦士)』などの名作SFの数々を彷彿とさせます。ただ、この映画の機動スーツは、あんまり未来的に見えません。あえてそうしたのかもしれませんが、もう一捻りほしかったです。
無限ループやデジャ・ヴのアイデアそのものを思いついた人は他にもいると思いますが、この映画のように叩き込まんばかりにリセットしながら成長してゆき、最後にちょっとニンマリ…てのはかなり粋じゃないかと思いました。
 
   お奨め度  3・5
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 リセットの嵐に、興奮するか、あるいは興醒めするか、評価が分かれると思います。
 

 
 


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コメント

No title

トムクルーズと言えば・・・
元カノのペネロペに憧れていましたが、
彼女は反日らしいですね。
そんな理由で憧れが急速に冷めましたが^^;

ラストサムライと言い、この映画と言い、
トムの親日は本当なのでしょうか???
疑心暗鬼なつばきなのでした^^;

ぜんぶぽち☆

No title

☆つばきさん
ぜんぶぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
トム・クルーズの元彼女、反日なのですか…
それは残念なことですね。。
トム・クルーズの人気は相変わらず高いし、
向こうの気持ちも好意的なものだと思いたいですが、
こればかりは本人に訊いてみないと分かりませんね。
どうなのでしょうね(゚∀゚;

No title

結構トム・クルーズのプロ精神が好きでしたが.この元脚本は彼のイメージと同七おかな^って思ったりまあその前に見てみたくなりました。。楽しみですナイス

No title

こんばんは。
日本のラノベらしいストーリー展開ですが、かなり良い感じにまとまっているみたいですね。
映画がDVDになったら見たいと思います。

No title

ア――これもみたいですナイス

No title

☆みっちゃんさん
ナイスポチありがとうございます(^-^)
日本のライト ノベルがハリウッドの目にとまりました。
本当は、日本で自力で映画化して欲しかったのですが…(゚∀゚)
トム・クルーズ、登場当初は腰抜け将校なんですが、徐々に成長します。ファンにはお奨めです(^ ^)

No title

☆ハニー先輩さん
そうですね、ゲームっぽいところもあったり
ライト ノベルらしさが感じられます。
試し読み小冊子では沖縄が陥落するのですが
そのあたり映画ではフランス周辺になっていました。
DVDと原作を比べる楽しみもありそうです(^ ^)

No title

☆eigekaiさん
ナイスポチありがとうございます(^-^)
迫力充分で見所満載でした…!

No title

これは面白かったですね♪
SF映画にツッコミ所満載のが当たり前なので、
何も考えず楽しむには最適です。
本作ではエミリー・ブラントに釘付けでしたが、相変わらずトムは元気!
日本へのプロモも精力的だし、顔は老けたけど体力は素晴らしいです。
オールポチ&TBいたします♪

No title

☆風森湛さん
オールポチ&TBどうもありがとうございます(=^▽^=)
迫力充分で映画館で楽しむには最適の内容でしたね…!
トム・クルーズ、まだまだ元気で
いい年の取り方していると思います(^ ^)
エミリー・ブラントは初めて見ました。
腕立て伏せの姿勢を保つシーンが繰り返されて
大変そうだなぁと思いました(笑)

No title

てっきり漫画原作かと思ってたら、
小説の方だったんだ^^

トム・クルーズは、トップガンの頃から好きです^^
青い瞳に撃沈 川* ̄д ̄*川ポッ

ALL(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
ALLぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)
小説が原作で ハリウッドの目にとまりました(^ ^)
日本のSF小説もいいのがあるのですが翻訳があんまり進んでないのか
さすがのハリウッドも手を出すのが遅い感じです。
まぁ できれば日本自身の力で映画化してほしいんですけどね、なかなか難しいようです。
『トップガン』、大好きでした(^-^)
マーヴェリック、ぶちかませ…!

No title

タイムループもの
最近多いですね

この作品も素晴らしい秀作の一つだと思います
現在のタイムリープもののある意味お手本かもしれません
シュタインズゲイトとどちらが原作(アイデアとして)先なのか気になりますね
(私はシュタインズゲイトが最高だとおもっているので)

No title

☆不思議な泡さん
ナイス!どうもありがとうございます(=^▽^=)
「シュタインズゲイト」というのがこの手のベスト作品ですか…!
全然知らない作品です。
今度見てみたいと思います(^-^)

No title

数あるタイムループ作品の中で
条件付きではありますが
唯一矛盾のない設定だと感じています

ほとんどの作品が矛盾については言及していませんね
(誤魔化している・・・というより多世界解釈について無知)

No title

☆不思議な泡さん
タイム・スリップやタイム・ループは
ツッコミどころ満載の場合が多いですよね(笑)
この映画はよく考え込まれ
作り込まれていましたね。

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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