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「官兵衛」下剋上!足利~松永/赤松~浦上~宇喜多

大河ドラマ『軍師官兵衛』
 第3回「命の使い道」
【荒木村重との遭遇~キリスト教との出会い】
 1564(永禄7)年、黒田官兵衛(岡田准一)は数え年19歳。
正月、官兵衛の幼なじみ・おたつ(南沢奈央)浦上(うらがみ)清宗(達淳一)へ輿入れしました。ところが、祝言で油断している隙に、敵対する赤松政秀(団時朗)に急襲され、おたつも浦上父子も殺されてしまいました。
 
官兵衛は赤松家への攻撃を進言しましたが、備えができておらん、と退けられます。
復讐に燃える官兵衛。そんな官兵衛に、父・職隆(もとたか 柴田恭兵)は堺へ行って鉄砲の買い付けをしてくるよう命じました。栗山善助(濱田岳)母里(もり)武兵衛(永井大)を連れて出かける官兵衛。出発早々、野武士団から襲撃を受けました! それを助けたのが、浪人の荒木村重(田中哲司)、宿命の出会いです。こんなふうに遭遇するなんて意外でした。なにはともあれ、一命を取り留め、官兵衛は村重の案内で堺に無事到着しました。
 
官兵衛は堺を取り仕切る会合(えごう)衆の一人、今井宗久(そうきゅう 小西博之)と商談を済ませると、街を出歩きました。するとその時、耳慣れぬ鐘の音が。。。 キリスト教会でした。ルイス・フロイス(オジエル・ノザキ)が説教をしていました。神のもとでは身分の差は無いと言い、隣人愛を説くキリスト教に、官兵衛は惹かれたのでした。
 
【今回の軍略】
「怒りはまた喜ぶべく 憤りはまた悦ぶべきも
亡国はまた存すべからず 死者はまた生くべからず(孫子)
職隆「一時の怒りや憤りで戦を起こしてはならん。死んだ者が再び生き返ることも無い」
 
 


 
 
  歴史話☆彡
【下剋上1:剣豪将軍義輝、大悪人に殺される】
 足利13代将軍義輝(よしてる)塚原卜伝(ぼくでん)上泉(かみいずみ)伊勢守 信綱に剣の実力を認められ、奥義を極めた剣豪将軍です。衰退し続けてきた幕府の力を支えるだけの政治力もあり、そのことがかえってアダとなりました。松永久秀という、野望に満ちた武将に目をつけられ、1565(永禄8)年5月、突如、二条御所に攻め込まれてしまったのでした。ドラマにも少し出てきましたが、覚悟を決めた義輝は畳に何本もの刀を突き刺し、敵を待ち構えました。そして、襲いかかって来た敵を次々と斬り捨て、キレが落ちると刀を換え、斬り捨て、また刀を換え、斬りさばいてゆきます。すさまじい乱れ斬りでしたが、槍で足を払われ、転倒したところに障子をかぶせられ、動けなくなり、ついに討ち取られてしまいました。史上、将軍と言われた人の中でも、特に劇的で苛烈な死でした。享年30
 
【下剋上2:赤松~浦上~宇喜多、下剋上連鎖】
 うちにある本によると、おたつに当たる女性は、黒田重隆の娘になっています。あるいは重隆の長男である職隆(もとたか)の娘(官兵衛の姉か妹)になっています。養女という記載はなく、どうだかよく分かりません。ただ、婚礼当日に赤松政秀の軍に攻め込まれて浦上(うらがみ)政宗・清宗親子が討ち死にしたのは作り事めいてますが事実です。
 
 さて、この浦上家。1521(大永元)年、守護代だった浦上村宗(むらむね)が、主君である守護大名・赤松義村(よしむら)を殺し、播磨・備前・美作の3カ国を乗っ取りました。下剋上です。その村宗の息子が政宗で、今回 討ち死にしてしまいました。政宗には宗景という弟がおり、この兄弟は対立していたのですが、政宗が死んだので宗景が浦上家を率いていくこととなります。宗景は1571(元亀2)年、織田信長に出仕しています。が、この頃の浦上家はすでに家臣・宇喜多直家に実権を握られつつありました。1577(天正5)年、浦上宗景は宇喜多直家に天神山城を攻撃され落城、追放の憂き目に遭っています。下剋上連鎖です。宇喜多直家は1566(永禄9)年2月に三村家親という毛利側大名を暗殺するなど、乱世を体現した人物です。
 
  ~主な参考文献~
小和田哲男『黒田如水』(ミネルヴァ書房)p.70
編:安藤英男『黒田官兵衛のすべて』(中経出版)p.247
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
 
 


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コメント

No title

こんばんは。
婚礼の夜に襲われるなんてドラマチックだと思いましたが、
まさかの史実だったのですね。
それにしてもおたつ・・・可愛かったので残念。

それにしても荒木村重さんが良かったです。
いままで色々な村重が出てきましたが、今回の村重が一番好きかも。
なんか人が良さそうで、これからの運命を思うと
村重に感情移入しちゃいそうです。

No title

こんばんは~~~~
おたつかど~~か分かりませんが、花嫁襲撃シーンは史実みたいですね。
↑のとおり、荒木村重って名前くらいで詳しいこと分からないのでこれから勉強したいと思います。
それと松永弾正も興味深い人物。確か、名器平蜘蛛釜を抱いて死んだんですよねポチ

No title

最初の方で転寝しちゃって観てない~

どうしても微妙感が抜けなくて^^;

江は突っ込みどころがありすぎて、ある意味「寝てられない」大河だったんですけど^^;;

ここで予習して土曜日録画して観ます~

村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

官兵衛があんまり眩しそうにおたつを見ていたのでてっきりお嫁さんになるのかと思っていた所に。

いきなりのお嫁に行っちゃって、
いきなり婚礼の最中の襲撃は衝撃的でした。
なんて不幸なんでしょうか?
翌日だったら殺されなくても済んだのに。

官兵衛はキリシタンだったんですね。
これも初めて知りました!

ぽちぽち★でーす!

No title

そうそう わたしも 勘兵衛・キリシタン?って 意外な感じが

しましたけど^^

No title

☆ハニー先輩さん

おたつ、しばらくは逃げれるのかと思ったら
あっという間に亡くなってしまいました。。
残念でしたね。。
婚礼の日を狙って襲撃するとは劇的で
いかにも乱世という感じですよね。

荒木村重、重要武将のわりには
今までのドラマとかで誰が演じていたか
パッと思い浮かびません(^ ^ゞ
今回の村重は好人物な感じで出てきたので
今後の葛藤に注目ですね…!

No title

☆とん子さん
ポチありがとうございます(^-^)

そうなんです、記事中にも書いたように
婚礼襲撃は史実だったようです。
荒木村重…、よく考えると織田家のトップ5
くらいに入る武将だと思うのですが
そのわりにドラマなどで誰が演じたとかって
あんまり印象にないですよね。
松永久秀のほうがいかにも悪者っぽくて
インパクトありますね、平蜘蛛茶釜とともに爆死しましたね…!

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

微妙感ですか(笑)!
なんでしょう、官兵衛がただいい人っぽいところとかでしょうか…?
お江は大河コントだったので笑いながら
見れましたね(゚∀゚)

No title

☆Parlさん
ぽちぽちどうもありがとうございます(^∀^)

官兵衛のお嫁になるかと思いきや
おたつ、あっという間に亡くなってしまいましたね。。
おそらく婚礼の日を狙って襲撃してきたと思うので
婚礼主催者の油断ということになってしまうでしょうか。。

官兵衛は確かにキリシタンになるのですが
まだだいぶあとなんですよ(^ ^)

No title

☆サッチさん
ナイスポチありがとうございます(^∇^)

軍師がキリシタンって
あんまりピンと来ない感じかもしれませんね(^ ^)
ただ、洗礼を受けるのはもっとずっとあとなんです。
受難があるので それが影響しているのかもしれません。

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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