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「八重の桜」八重姉様らしく/ユキ長寿/懐かし函館

大河ドラマ『八重の桜』
 第46回「駆け落ち」
【母親らしくではなく八重ねぇさまらしく】
 1887(明治20)年、八重(綾瀬はるか)は数え年43歳、兄・山本覚馬(かくま 西島秀俊)60歳、新島襄(オダギリジョー)45歳。
 
覚馬の娘・みね(三根梓)は伊勢時雄(黄川田将也)との間に、長男・平馬をもうけました。が、産後の容体が悪く、みねは急逝してしまいます。その葬儀でカゼをひいた襄の父・民治(清水綋治)も亡くなってしまいました。
 
 覚馬のもう一人の娘・久栄(門脇麦)は、徳富健次郎(蘆花 太賀)に惹かれていました。二人の仲は、校内で噂に。。。 二人は駆け落ち結婚する勢いでしたが、学生に恋愛は御法度ということで八重が反対。すると、
  久栄「おばさまに口出しされるいわれはないわ。母親にでもなったつもりなんか」
 激しく抵抗されました。ところが、肝心の健次郎がおじけづいたのか、「結婚は…まだ難しか」と言って逃げてしまいました。
「明治の生まれか…。あまりに軟弱だ、近頃の若い者は…」覚馬と八重は嘆きます。いつの世も変わらないようです。
 
7月、八重と襄は静養のため北海道の函館へと渡りました。八重は幼なじみの日向(ひなた)ユキ(剛力彩芽)の消息を知り、札幌へ。20年振りの再会です。ユキは15年前、一族の反対を押し切って薩摩出身の内藤兼備(かねとも 小林博)に嫁いで今はもう大きな息子がいました。八重が久栄のことで悩んでいると話すと、ユキは…
「八重ねぇさまらしくねぇな。…壁にぶつかっても自分で決めた道を行くのが八重ねぇさまだ。…迷った時は、母親らしくではなくて、八重ねぇさまらしくやってみたらどうだべ」
 
 


 
 
  歴史話☆彡
【ユキ大往生】
 札幌で20年振りに再会した八重と内藤(旧姓・日向 ひなた)ユキの交流は続き、内藤家から新島家にりんごが送られたりしています。また、ドラマで少し顔を出したユキの息子の一雄は、この縁がきっかけで同志社に入りました。が、1891(明治24)年7月、内藤一雄はわずか18歳で病死してしまいます。これを受けユキは上京したとのことで、改めて八重と再会したものと思われます。
ユキ自身は長生きし、大東亜(太平洋)戦争末期の1944(昭和19)年まで生きました。享年94歳。
 
【あぁ懐かしの函館】
 話が前後しますが、函館に到着した新島夫妻。23年前の1864(元治元)年、日本脱出した時を偲ぼうと、海辺を歩きました。すると、かつて脱出援助してくれた福士卯之吉という人が働いていたアレキサンダー・ポーター商会の西洋風建築が残っていました。しかし、その昔繁栄していた同商会は、今や荒廃。取り次ぎを頼むと、老いさらばえたイギリス人ポーターと会うことができました。直接面会するのは初めてでしたが、襄は「ポーター商会の福士氏の親切により渡米が叶い、さらに京都に同志社という学校を開くことができた、今また貴君のお名前を拝見するのは大変懐かしい」という趣旨の話をしました。この頃 ポーターを訪れる者はほとんどなく、襄の訪問をポーターは涙を流して喜びました。あまりに貧しそうだったので、襄は「牛乳でも買って飲んでください」と、いくらかの金銭を包んで渡したそうです。
 
  ~主な参考文献~
吉海直人『新島八重 愛と闘いの生涯』(角川選書)p.130
吉田曠二・坂井誠『八重・襄・覚馬 ‐三人の出会い‐』(芸艸堂)p.156
 
 


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コメント

No title

ここのところ 人間の神髄をつくといいましょうか

人間臭さをかんじる展開になっていますね

結婚は当人どおしだけでは ままならぬは 今昔同じようですね^^

No title

ユキさん長生きだったんですね(@@)

もうちょい存命なら終戦でしたが、ユキさんの中で一番キツカッタ戦は戊辰戦争だろうなぁ~^^;

ウチの妹は西島兄様が真の主役と言ってますよ^^
村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

こんばんは。
ユキさんは長生きされたのですね。
八重さんらしくって良い展開でした。
それよりもみねさんが無くなるとは・・・

No title

こんばんは~~~~
ユキさん、第2次世界大戦末期まで生きていたとは
時代も波乱万丈ですしね。すごいです
ALLポチ

No title

☆サッチさん
ナイスポチありがとうございます(^-^)

前回から不倫、駆け落ちと立て続けに攻めてきました…!
現代にも通じる悩みでおもしろいですね(^ ^)
結婚は周囲を巻き込むので
理想も妥協も大事ですね(笑)

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

ユキさん、ものすごい長生きでした…!
戊辰戦争から太平洋戦争末期なんて、
まさに戦史とともに生きた感じですよね。
戊辰戦争、怖かったでしょうね!
死去の翌年は全国各地で大空襲があったのでいい時に大往生したのかもしれません。。。

覚馬、なんだかんだで明治に入ってからも主役級の活躍でしたね~(^-^)

No title

☆ハニー先輩さん

ユキさん、大長寿でした…!
八重の妹みたいな感じでよかったので
もっと出てほしかったです。
みねさんは若くして急死してしまい気の毒でした。。。

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(^∇^)

ユキさんすごいですよね、
もうちょっとで終戦までいくところでした…!
歴史の表舞台に出てこない人が
激動の一生を送っていたりするものですね!

No title

みねを演じている三根梓ちゃんが「可愛いなぁ~」と見ていたので残念です(そっちかよ!笑)
彼女、早稲田の政経なんですね~、すごいなぁ~(またまたそっち?笑)
函館に行った際に私も一応同志社人ですから、新島襄先生の「海外渡航の碑」に行きました。「え!これ? て言うか、ここ!?」というような場所にあります。考えてみれば密航を企てた場所ですから、目立たない地味~な場所なんですね。函館の観光マップにも載ってますけど、同志社関係の人以外には“がっかり名所”だと思います ^^;
ALLポチ☆

No title

☆越前屋平太さん
ALLポチどうもありがとうございます(=^▽^=)

そうですね、三根梓ちゃん、このドラマで初めて見ました、なかなかかわいいですね。
早稲田政経ですか、頭もいいんですね!

「海外渡航の碑」があるのですね。そんな目立たない場所にありましたか。確かにあまり華々しい場所に密航ポイントがあったらおかしいですものね(笑)
“ガッカリ名所”の知識が一つ増えました(笑)

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Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
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