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『龍馬伝』龍馬がゆく道

 【龍馬の夢、道が明確に…!】
 今回(第10回)は、龍馬の進路や方向性がよりハッキリとする物語でした。


「苦難を乗り越えていけば、そこに、
 他の誰でもない坂本龍馬の生きる道が見えてくるはずじゃ」

  江戸での剣術修行を終え、千葉定吉(里見浩太朗)から
 北辰一刀流 目録とともに贈られた言葉です。
  そして龍馬は土佐に戻り、平井加尾(広末涼子)に
 自分が夢見る“生きる道”を語り、プロポーズしたのでした。

「わしはの、加尾。坂本龍馬ゆう人間がこれから何をするがか、
 もうワクワクしちゅう! …… わしは自分で道場を建てるがじゃ。
 ほんでのぉ、いつか黒船も造りたい! でっかい黒船を持ってのぉ、
 世界中を旅して回るがじゃ! 家族と…、おまんを乗せての」

 夢を語る男に、女は惚れる… (*^.^*) あと 土産にかんざしをあげてましたね。
 夢+プレゼントで口説いた龍馬。
  以前、父・八平にも語っていましたが、
 黒船=世界が龍馬のテーマとなり、やがて海援隊へと つながってゆくという。


  さらに……、
 武市半平太(大森南朋)たちが攘夷派 公家の三条実美に取り入るため、
隠密として加尾を送り込もうと計画を練り、その話を聞かされた龍馬。
夫婦(めおと)の約束をしているから、と言って拒むと、

 半平太は「それが侍の吐く言葉か!」
   龍馬「わしは長い物に巻かれるような生き方はしとうないき!」

 今までもなんとなく漂っていた“脱 組織”的なところが、
はっきりと言葉にされ、いずれ脱藩に至る龍馬の方向性が見えてきました。


 最後に 加尾がいるお屋敷に駆けつけて叫んだり殴られたり、
とてもドラマチックな別れとなっておりました。
 …が、冷静に見ると、これで男女関係が清算されて身軽になったという… (^ ^;)
   男とは身勝手な生き物ですね~



 今回は他にも見どころいっぱいで、加尾の兄・収二郎がけっこう妹思いだったり、
“心の中の半平太”が出てきて“自分の道”を自問自答したり、
岩崎弥太郎が抜擢されて こぎれい(歯だけまだ汚い)になったり……、いろいろありました…!



 【日米修好通商条約】1858(安政5)年 締結
 今回 出てきたように、アメリカの武力を背景にムリヤリ結ばされた不平等条約です。
すぐに蘭・露・英・仏の4カ国とも同様の条約が締結されました。

これを改正するため、日本は実に50年以上もの屈辱に耐え、努力を重ね、
日清・日露戦争を戦い抜き、1911(明治44)年にようやく完全な解決にこぎつけたのです…!

 このあたりの物語は、弥太郎…じゃなかった、正岡子規と秋山兄弟が主人公の
スペシャル ドラマ『坂の上の雲』で描かれています。(昨年11月末スタート、今年12月に続きが放送)
 まさに、歴史はつながってるんですね…!

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コメント

No title

☆cupipaさん

総集編があったんですか、知りませんでした。
見逃してしまい 残念…

弥太郎の香川照之は正岡子規の時は汚くないので
年末の放送では物足りなく感じそうです(^・^)

No title

☆肥後藩士:宮部鼎蔵=テイゾウさん

コメントありがとうございます。
歴史は出来事の連続性…、その通りですね!

徳川幕藩体制の自制的で 高度に発達した文化、
安定した社会。そこに、理不尽な外圧が……
しかし 維新という大変革を自ら成し遂げ
世界へと飛躍した日本。奇跡的な国だと思います。

そして 単なる奇跡ではなく
龍馬ら志士の信念や行動が実ったんだということが
『龍馬伝』を見ていると よく分かりますね…!

『驕れる白人と闘うための日本近代史』、おもしろそうですね。
情報ありがとうございました!

No title

こんばんは。
いよいよ“土佐勤皇党”が結成されそうですね。
東洋さんvs武市さんの結末が近いですね。

No title

こんばんは
あっけらかんとした少年(青年)龍馬は昨夜で終わり・・って感じですね
これからは いよいよ 龍馬は信ずる夢にむかってゆくのですが・・
それにしても 本当に ほっとけない龍馬さん!!で 女心は母性を発揮したくなるのです
加尾との別れも胸につまりましたが 佐那との別れもしみました
佐那さんとの別れの方が 私は応援したくなりました・・・今夜もわかりやすい解説 ありがとうございました
さすが!!ポチ

No title

心のこもった、返礼、ありがとうございます
m(_ _)m♪

>徳川幕藩体制の自制的で 高度に発達した文化、
安定した社会。
この文章から江戸期における理解は割りと深いのでは?と察します・・・
私も以前から雑学的に政治権力の移行が速やかに日本全国的に進んだ事の理由に当時全体の識学率が高かった事など知っていましたが・・・
【奢れる・・・】では理路整然に当時の社会通念=
実情と知性=知恵が語られています。
多少、知っている事が適度に記され、より深く説かれていると、TVの人を小バカにした番組よりも、驚きの笑いが込上げ楽しいものですね♪
又、日本国内事情と海外情勢も比較しながら述べておられます・・・。

先ずはIT語句検索で書評など読んでみると良いと思います。
最近、私は他人に一冊購入して贈呈しました♪
他にも読んで欲しい本があるのですが・・・
趣旨がずれるかな?
龍馬伝、脱藩まで大詰めですね♪

No title

☆ハニー先輩さん

土佐勤王党がどんなふうに暴れ回るのかどきどきしております。
江戸では 今回出てきたばかりの井伊直弼がもう殺られてしまうようで…、少々気の毒です。

No title

☆三叉路さん

お佐那さんのことぜんぜん書かなくて すみません(^ ^;)
ぼくも佐那の別れのほうが切なくて清々しくて素直に見れました。

加尾のほうは 二人以外のいろんな思惑が交錯していましたからね、
重たかったですね…
ぼくは妹がいるんで けっこう収二郎の思いも理解できました
時代が時代ですし……

ポチありがとうございます p(^ ^)q

No title

見忘れちゃった(><)
来週は見るゼヨ♪

No title

☆肥後藩士:宮部鼎蔵さん

江戸期はまだまだ勉強中なのですが、
もともとは戦国時代が好きなごくふつうの歴史好きだったんですけれど、
最後にはやはりなぜ徳川幕府が続いたのかというところに関心がゆきまして……

豊臣期までの拡大一途の路線を変換し
一国内での緩やかな成長を持続させることに成功した徳川幕藩体制、当時の社会へと目が向くようになってきました。
それらが外圧その他で行き詰まったのが『龍馬伝』の時代…


国内事情と海外情勢の比較ですか、
そうですね、海外とも比較しないと真相は見えてこないのかも。
ほんと、歴史は出来事の連続性、
縦にも横にも広がってキリがありませんね(^ ^ゞ


ところで、「他人に一冊購入して贈呈」というのは、
そうとうですね…! 今度検索してみます。

No title

☆lsdさん

まぁ、見れる時に気楽に見てね~
ちょっと耳にした話では、今まで批判的だった評論家筋も
最近は思わず見入ってしまうらしいですよ。
見て損はないガジャ…!

No title

さらなる、丁寧な返答、ありがとうございます
m(_ _)m♪

さて・・・
>やはりなぜ徳川幕府が続いたのか?
この疑問に関して、様々な諸説があると思うのですが・・・
私は次の様に思っています・・・。
昔の人は本当に物事の本質を捉えていると思います・・・
平家物語の序章中に
「奢れる者、久しからず・・・」
つまり、長期政権といえども終焉は訪れるものだ・・・と。
室町幕府の衰退の原因は後継者問題で動乱が全国に波及し戦国時代へ突入。
<応仁の乱>
それが、織田信長の出現で終結の方向に歩むのですが、その背景に西欧文化の重用が在る。
そして、徳川政権の樹立への進み、鎖国政策が執行されて自己完結の社会構成が形成され往く・・・。
何故、家康公は鎖国を序々に進めたのか?であるが、当時から西洋文化の本質を見抜き長期にわたって見た場合、西洋勢力からの政治的干渉を排除した方が日本独自の発展の為、良策と判断した為。

字数超過・・・続く

No title

続き

又、当時の西洋宣教師の報告には
「腰に剣を携えた武装集団が至る処に闊歩して全体的に知的水準が高い。
この様な国を征服するには難儀な事だ。それに遠い。戦に為りもし、勝ち得たとしても支配維持は困難ではなかろうか?=要約」
と・・・
それに日本民衆と有力大名=地方行政官の大半は長期に渡る戦乱で疲れていた・・・。
ともかく、安定政権を望んでいた。
それに徳川政権は着実に応えていた・・・。

つまり、内外的にも両者の都合が合致して外国からの干渉を最低限に抑える事に成功。
逆に言えば戦乱の世相が西洋からの侵略を防いだとも云えるのではなかろうか?
しかし、長崎を耳にして世界情勢は常に
把握していた・・・。
15~6世紀の世界情勢からも各国の都合上、日本に政治影響を及ぼすには至らなかった。
各国は自国の内情発展と勢力拡大に力を注ぐ事になり、そして、英国が産業革命に成功して・・・動乱の時代が再び世界を席捲するに至ったと思っています。

続く

No title

続き

重ねて述べますが・・・[松原久子]の語句検索でアマゾンの書評を読んで見て下さい・・・
歴史は単に情報集積でなく
物事を数年・・・2・5・10・20・50・100・150・・・年単位で多角的に見つめ直すと・・・新たな世界観が見出せると思います・・・。

最近以下の本を購入
【日本外史:幕末のベストセラーを「超」現代語で読む】
頼 山陽 著 長尾 剛 訳 PHP出版

No title

☆肥後藩士:宮部鼎蔵さん

松原久子というかたは、鎖国した日本を
「小宇宙」と表現しているようですね。

肥後藩士:宮部鼎蔵さんのコメントの中にも
「自己完結の社会構成」という言葉があるように、
徳川家は他国からの干渉を退けるほどの武力を持ちつつ
高度な文化を繁栄させた点が偉大です。

(次のコメント欄に続きます。500文字までなんですね~)

No title

(前の続きです~)

注目すべきは
江戸の人口が世界有数の規模になった後も
“産業革命していないのに”安定社会を維持できたことです。
ふつう 産業革命 無しにあれほどの高度な大社会は維持できません。
黒船来航前に自壊していても おかしくないです。


徳川幕藩体制では
武士階級がうまく官僚化できたほか、
高度な農業技術・輸送ネットワーク・米売買市場など、
様々な点が優れていました。
ヨーロッパの産業革命とは対照的に
“環境破壊をしないで高度な社会を維持した”ことは、
一定の評価ができます。

やはり日本は茶室や盆栽などにも見られるように
「小宇宙」を完成させるのが得意なのかも……
これは太平洋戦争後の日本にも言えることだと思います。


ところで、『日本外史』ですか…!
『龍馬伝』でもたしか半平太や岡本寧浦(ベンガル)が
講義してましたね。
私はそれまでぜんぜん知りませんでしたが、興味もちました(^ ^)

No title

・・・やっぱり、返礼を述べておきます・・・

私の意見を受け止めて、ありがとうございます・・・
m(_ _)m
【奢れる・・・】を読んで、もし、江戸期に戻れるのならば・・・
それぞれの身分を納得するまで体験したいなぁ~♪
と感じ入りました。笑

日本外史ですが、以前、記憶の片隅に在りました。
ふと、本屋で目にして著者の背景と本の趣旨が気に入り・・・
後日、買い求めました。
私も随分と国史について忘れている事が多いですが、
武士による歴代武家の評論が・・・
思わず、笑いが込み上がります♪笑
未だ、[平氏辺り]しか読んでいませんが・・・

さらに読んで欲しい本はアマゾンの[奢れる・・・]にも紹介されていた
【日本人としてこれだけ知っておきたいこと】
中西 輝政 著 PHP新書 現BOOK OF\350?
これも明治中期から現代までの疑念を晴らすと供に応えてくれた本です・・・
一言で云えば、平成の日本人は[日本独自の心]をもっと大切にすべき!
と思います・・・。

No title

追伸

ついでに今月末に10年?前から考えていた
坂本龍馬・お龍夫妻にちなみ鹿児島・霧島連山=高千穂峰登山を構想を練っています♪
山頂で[超訳:古事記]でも読んでみようか?
と・・・?

No title

☆肥後藩士:宮部鼎蔵さん

なるほど、『日本外史』は武士による武家評論…、おもしろそう…!

高千穂峰 山頂で古事記を読むとは、風流ですね(笑)
まさに日本人独自の心意気…!(^ ^)
踏破・読破の暁にはぜひご一報ください~

No title

初めまして、「龍馬伝」は、私も好きなので、毎週欠かさず観ています。

今回は、龍馬の夢や進むべき道筋が明らかになったのですが、私自身は、不惑の年を迎えたのにも関らず、未だに、道に迷っている状態です(苦笑)。

私も、龍馬のように、一日も早く、自分が進むべき道を見つけたいと思います。

No title

☆三輪智行さん

コメントとトラバありがとうございます!

龍馬のように自分の道を見極めたいものですね~
でも 自分の道を突き進んで龍馬みたいに暗殺されるのと
このまんま迷い続けてゆっくり生きてゆくのと
どっちがいいのか迷うところです(^ ^ゞ

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清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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