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「八重の桜」妹を腕相撲の景品にするな/世界の捨松

大河ドラマ『八重の桜』
 第43回「鹿鳴館の華」
【妹を腕相撲の景品にするな()
 1882(明治15)年、八重(綾瀬はるか)は数え年38歳、兄・山本覚馬(かくま 西島秀俊)55歳、新島襄(オダギリジョー)40歳。
 
米国留学から帰ってきた山川捨松(水原希子)津田梅子(河北麻友子)。東京の文部省に行って女子にも高等教育が必要であると訴えていると、
  「女は嫁に行って男子を産むことが国家への最上のご奉公と心得よ!」
 役人に怒鳴られてしまいました。仕事が無くて帰国早々、失望です。
陸軍省人事局長への栄転が決まった兄・山川浩(大蔵 玉山鉄二)でしたが、何と、薩摩出身の陸軍中将 大山巌(反町隆史)が捨松に求婚してきたことで複雑な心境に…。
  大山 「捨松さぁは西洋の流儀を身につけられ、才媛としてアメリカでも名高か。
      ゆえに、我が妻に最適ち…」
  山川浩「妹を道具のように言うな!」
 
捨松も「私は大山巌のアクセサリーということですか」と反発。次兄で東京大学教授の山川健次郎(勝地涼)は「一度お会いして、自分の目で見定めてみてはどうだ」と提案しました。うまい具合にパーティーで二人は出会いました。すると、大山は「実は…、何度かパーティーでお見かけしてかえ、美しか おはんのこつが忘れられん」と本音を明かしました。考え方も開明的な大山に、捨松、少し惹かれてしまったようです。
 
そして、捨松が結婚するかどうかは、なぜか八重 対 大山の腕相撲の結果にゆだねられることに()
 
 


 
 
  歴史話☆彡
【八重も顔負けの大活躍、世界を味方にした大山(山川)捨松】
 1871(明治4)年、山川捨松(咲子)津田梅子初の女子留学生として、岩倉使節団とともにアメリカへ渡りました。女子留学は、薩摩出身の黒田清隆が、アメリカ西部開拓で男女がともに活躍していることを知って触発され、実現したものです。
捨松は才色兼備で、ニューヨーク州のヴァッサー大学に進んで2年生の時には学年会会長に選ばれるほどの人気者でした。
 
ドラマで描かれたように、捨松も津田梅子も、英語がペラペ~ラになった代わりに日本語力がガタ落ちしました。それでも、すさまじい努力をして日本に再適応します。ちなみに、ドラマではかっこいい感じで捨松と大山巌が英会話をしていました。が、実際の出会いでは、捨松の日本語力低下のせいもあると思いますが、彼女にとっては大山の薩摩弁がまったく理解できず、しょうがなく英語を共通語として会話したらしいです。二人は欧米流にデートを重ねて結ばれました。
 
二人の結婚披露の場になった鹿鳴館にて、その後、捨松は日本初の本格的チャリティー・バザーも開いています。さらに彼女は、日本最初の看護婦学校である有志共立病院看護婦教育所を設立するなど、活躍しています。日清・日露戦争の際は寄付金集めや婦人会活動を推進。それどころか、アメリカの新聞に日本の主張を投稿し、国際世論を味方に付けました。日露戦争の満州軍総司令官である夫・巌も顔負けの大活躍でした…!
 
  ~主な参考文献~
『日本全史(ジャパン・クロニック)(講談社)
山内昌之『幕末維新に学ぶ現在3』(中央公論新社)
吉海直人『新島八重 愛と闘いの生涯』(角川選書)p.211
 
 
今月、しゅーまい撮影、東京都千代田区の九段坂に建つ大山巌の像。

 
 


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コメント

No title

>妹を腕相撲の景品にするな<
ハハハ~~~、そういえば他のところでも腕相撲に関する批判が書かれてありましたね(笑)
梅子さん、注目してましたがセリフがあまりありませんでしたね(苦笑)
ALL,ポチ

No title

清水しゅーまいさん、前の「八重の桜」の記事、トラックバックさせていただきました。沢辺琢磨が以外にも二人も「八重の桜」の登場人物を手助けしていたなんて、こうとわかっていたら、「龍馬伝紀行」でも、そのことを取り上げておいたらよかったですね。あのときはロシア正教のお坊さんになった、ていう後日談だけでも感動したけど……。

ドラマの大山巌が捨松に初めて声をかけたときの会話は、白洲次郎が正子を「ナンパ」したときの会話に雰囲気が似ていました。

No title

☆とん子さん
ALLポチどうもありがとうございます(^-^)

腕相撲批判、他のところでもありましたか!
なんかものすごく本気っぽくやっていて笑えましたww
津田梅子はあんまりドラマの本編に関わってこないので
いちおう出てきただけでもよかった感じでしょうか。
捨松にもう1話くらい使ってくれてもいいのになぁって思いました(^ ^)

No title

☆saihikarunogoさん
トラックバックどうもありがとうございます(^-^)

琢磨、
あんまり目立たない人物だけども
いろんな人に助けられたり助けたり
人の縁とは 不思議なものですね…!
大河ドラマを見続けていて
こういう人たちのつながりも知れて嬉しいですね(=^▽^=)

なるほど、大山巌と白洲次郎のハイカラなかっこよさは
通じるものがありますね(^ ^)

No title

こんばんは。
今のような標準語的な言葉が普及していない時の地方弁だと、
それこそ普通に会話とか難しいんでしょうね。

来週からは少し暗い展開になりそうで心配です。

No title

☆ハニー先輩さん

当時は強烈な方言がたくさんあって
異動した人なんかは日常会話にも苦労したのでしょうね。
幕末の志士なんかもあちこち行ってよく話が通じたものだなぁと感心します。

新島襄が大変なことになりそうですね!
もうしばらくがんばってほしいです…!

No title

そういえば日露戦争で総司令官だった( ゚д゚)

ドラマを見てる時は完全に忘れてて、しゅーまい様の記事を見て思い出しました^^

そっか~捨松が奥さんだったんだ^^

八重の桜は周囲が有名すぎて、八重と絡めるのが大変そうです。
実際に接触してるとは思うけど、エピソードを膨らませたり創作が多くなっちゃうだろうな^^;

村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

大山巌、『坂の上の雲』ではおじいさん俳優
米倉斉加年が演じていました(^ ^)
美人奥さんと一緒になって、社交界でも大注目ですね。

たしかに八重は重要人物との実際の接触が多そうですね。
今回の腕相撲はなかなかおもしろかったので、
これからも何か変わった趣向で楽しませてくれることでしょう(笑)

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清水しゅーまい

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ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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