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今年イチオシ映画「そして父になる」は泣ける

 スピルバーグの製作会社ドリームワークスによるリメイクが決まってさらに話題の映画『そして父になる』を見てきました…!
それにしても、アメリカ(他の国も?)の人って、どうしてリメイクしないと気が済まないのだろう? そのままの字幕か、せめて吹き替えじゃダメなんだろうか…? 人種問題とかがあるのかなぁ? 素朴な疑問です。日本の監督には「これはお前らの作品じゃないんだ、おれが監督だ」とか言い放って欲しいです(゚∀゚)
 

監督・脚本・編集:是枝裕和
参考文献:奥野修司『ねじれた絆 ―赤ちゃん取り違え事件の十七年』(文春文庫)
   日本作品
   第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞

【登場人物:キャスト】
野々宮良多:福山雅治  野々宮みどり:尾野真千子
斎木ゆかり:真木よう子 斎木雄大:リリー・フランキー
野々宮慶多:二宮慶多  斎木琉晴:黄升(ファン ショウゲン)
中村ゆり 高橋和也 田中哲司 井浦新
風吹ジュン 國村隼 樹木希林 夏八木勲
 
【本当の父になるのは難しい 父達は刮目しましょう】
 エリート社員野々宮良多と妻のみどりが6年間育てた息子が、血液検査がきっかけで、産科病院で取り違えられていたことが分かってしまいます。野々宮夫婦の血を引く息子は、街でボロい電器屋を営む斎木夫婦が育てていました。両家は交流を始め、弁護士を交え、息子を交換するという話になりますが。。。
 
“血のつながり”と“ともに過ごした時間”のどちらを選ぶか…? 現代的な考え方をすると、“過ごした時間”を選ぶんじゃないかと想像できますが、これが意外とどちらの方向にも考えられる展開で、主人公達とともに葛藤するようにかなり感情移入して見れる内容でした。
 
息子の交換を試すことになった時、野々宮良多は別れる理由を息子に「これは大人になって強くなっていくための作戦、ミッションなんだ」などと 言います。野々宮が人生をゲームのような“ミッション”として生き、成功してきた…、生きるということをその程度にしか考えていないことが分かります。大人の都合で交換される子供。。 うまいせりふを入れてきたなと思いました。無駄なせりふがほとんど無く、丁寧に作られてます。
そして、重いテーマにも関わらず、新たなトラブルが起きると斎木夫婦が何かにつけて「慰謝料が上がる」と喜んだり、随所にユーモアが散りばめられ、飽きさせずにドラマを引っ張ってゆきます。
 
泣けます。
私は父になっていないこともあって、親のみなさんの感想を訊いてみたいです。
 
どっちの家族もまぁいい家族なので悩むことになるんですが、例えば斎木夫婦がもっとひどい貧困家庭だったりしたらどうなるのかなぁ…などと思いながら見ていました。
 
うちの妹も産科病院で取り違えられそうになったことがあって、入浴の時間にたくさんの赤ちゃんを一斉にジャブジャブ ポイポイ洗っているうちに看護婦さんが分からなくなってしまったらしいです。うちの母はその時、他の赤ちゃんを渡され気づかなかったんですが、看護婦さんが「あら、間違っちゃったわ」と気づき、危うく取り違えを免れました。でも、今、DNA検査したら、血がつながってないかもしれません()。その病院はその後、潰れました。けっこうあることなのかも知れないので、みなさんもお気をつけください~
 
   お奨め度  4・5
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 近頃見た中で一番の映画でした…!
 

 
 


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コメント

No title

こんばんは。
やはり良い映画観たいですね!
僕も父にはなれていないのですが、時間があったら観に行きたいと思います。

No title

☆ハニー先輩さん

あんまり期待しないで見にいったんですが
想像以上によかったです(^ ^)
見るひとによって反応がいろいろ分かれそうな内容でした…!

No title

もうみられたのですね。この映画は母もみたいと言ってます

もう今の時代 ないと信じたいですが・・・・

生みの親と育ての親 見る人も感情移入してしまうのでしょうね


妹さんのエピソードもまで きかせてもらって 笑えました^^

No title

一つの家族の愛情をえがいたハリウッド映画的にとらえればいいのかな。だてあのハンサムな福山君が父親の役!しかもひょっとしたら悲劇・・・で。女性陣受けを狙ってる?なんて勘ぐったみっちゃんでしたが・・よさそうなのですね。
ホント監督や出演者がはしゃぎ過ぎてる日本映画はあまり好きでなかったですが・・
考えを改めます。ナイス~

No title

USAでは日本の作品を映画館で上映されたのはあるのでしょうか?

リメイクは原作はいいが映画としては駄目だと言っているようなもの

福山雅治が挨拶でスピルバーグの製作会社ドリームワークスによるリメイクが決まっことを伝えられた時に
戸惑った薄ら笑いが気になりました
素直に喜んでいないのがわかりました

No title

思ったより高評価ですね!!
是枝映画ってほんとに不思議で後からジワジワくるんですよ。見た後に番宣番組で映画のシーンを見るだけで泣けてきます。

笑えるシーンも散りばめられていたんですね!
私は福山自身の子供の頃の写真が出たシーンで
吹き出してしまいましたが(笑)

私は母親なので母親役にはかなり共感できました。
しかしその後主人公一家はうまくいくのかな~
絶対に忘れられない一言を言った夫と仲良く暮らしていくのはかなり難しいと思います。

斎木家と野々宮家
あまりに違いすぎて・・すき焼きと餃子のシーンなんかは
ちょっとやり過ぎ感もありましたが・・

「シャルウィダンス」のリメイクもかなり面白かったのでリメイクは期待してます!

妹さん、危機一髪でしたね!!

No title

新着でしゅーまいさんも見たんだーと思いながらねむねむになってしまいました(笑)
この手の話ってよくドラマになったりしているので、いつも見た後その後の親と子どもの気持ちやらなんやらをずっと引きずってしまって、心がもやもやしちゃうんですよ~

リメイクが決まったんですね。
どうしてもアメリカ人でやりたかったんでしょう(笑)
デスノートも散々リメイク版作るといっていたけど、結局やらなかったなあ。
あれどうしたんだろう(笑)

妹さん、無事にかえしてもらってよかったです
オールポチです~

No title

☆サッチさん
ナイスポチいつもありがとうございます(^-^)

とても感情移入できて、考えさせられる映画でした…!
今の時代はもう起きない事件だと思いたいですが
少子化で経営難の病院とかで起きることはありえますね。。

たくさんの赤ちゃんを洗ってると
みんなおさるみたいで分からなくなるようです(笑)

No title

☆みっちゃんさん
ナイスポチありがとうございます(^∇^)

しみじみとした感じでしかもユーモアあって
泣けて、とてもいい内容でしたよ~
福山雅治は確かに女性ウケを狙ったキャスティングでしょうね
実際、お客さんほとんどが女性でした(笑)
ぼくもテレビドラマの延長のようなタイプの日本映画は好きじゃないんですが、
この映画はそういう内容ではないので
お奨めできます(^ ^)

No title

☆reo-310さん

このまえテレビで『踊る大捜査線 THE MOVIE2』の
「海外バージョン」というのが放送していて、
たぶんアメリカでも上映したんじゃないかなぁと思うんですが、
よく分からないです。
宮崎駿アニメは吹替版で上映されてそうですね。

黒澤明の名作の頃からリメイクされてしまっていたので、
何か文化的な問題があるのかなぁと思っていました。
「スーパー戦隊ヒーロー」ものが、
特撮部分はそのまんまで、
人間のところだけを多人種にしてリメイクしたりというのを聞いたことあるので
何かいろんなことがあるのかもしれません。

でも たいていのリメイクは、やっぱりハリウッド的迫力作にしたいという感じなのでしょうかねぇ。
福山雅治も、せっかく世界に名前を広げるチャンスが、リメイクじゃどうしようもないですね。

No title

☆chacoさん

あえて期待しないようにして見にいったこともあって
想像以上に感動しました(^ ^)

箸の使い方で怒られたと思ったらお風呂場で…とか、銃撃にいちいち大人が反応するところとか、自然なユーモアがよかったです。

たしかに、主人公の妻はつらい一言を言われ、子供もつらい目に遭い、そう簡単には いかなそうですよね。考えさせられますね。

個人的には、斎木家がもっとひどい貧困家庭だったら…
それでも楽しい親を選ぶかなぁ~などと思いました。

リメイクにも期待ですが、
日本作品を世界に知らしめす機会が奪われてしまいそうなのが残念です。

妹…、もういい年なので、この年で取り違えが発覚したら
コントみたいになりそうです(笑)

No title

☆Parlさん
いつもオールポチありがとうございます(=^▽^=)

本当に、この映画もちょっともやもやを引きずってしまう感じです。。。
いちおうは一件落着な感じになっているんですがね~

リメイクを決めるのが速いですよね。
どうしてもアメリカの作品にしてしまいたいんでしょうかねぇ(笑)
「デスノート」もリメイクの話があったんですか。何かでもめて流れちゃったんですかねぇ。素直に日本版で上映してくれればいいんですけどね(笑)

妹は、もし取り違えられていたら
代わりに どんな子が来ていたのだろう…と妄想がふくらみます(^ ^ゞ

No title

見てみたい映画の一つです。(*^_^*)
親になるという事はどういう事なのが、子供がいてもなかなかわかりませんね。

私ならやはり過ごした時間を取るだろうな~、あと子供がどうしたいか。

No title

☆えっぴさん

本当の意味で親になるって、
難しいことなのでしょうね。

一緒に過ごした時間って、大きいですよね。
映画では、福山雅治演じる主人公が、息子にちょっとふがいなさを感じてる…
というところからスタートするので、
感情的な問題が大きくなりました…!

No title

リメイクすれば著作権的な問題がクリアできて、興行収入が懐に入るからなんじゃないでしょうか^^

リメイクでメリット(報酬)あるのって原作者だけだと思う^^

赤ん坊の取り違えって、むかし本当にありませんでしたっけ?
これは涙が決壊しそうだ^^

村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

そうですね、リメイクじゃ作者しかメリットなさそうですね。
日本の映画界がもっと自国作の権利を主張しないのが不思議です~

この映画の参考文献に奥野修司『ねじれた絆 ―赤ちゃん取り違え事件の十七年』という本が挙げられているので、
恐らく映画に近い事件が起きたんだと思います!
怖いですね~

No title

記事でも述べているように
主題自体に興味がなかったので
最近の地上波放送でやっと見ました
意外と面白かったっていうか
マシャの演技がよかった
真木さんなども
「自分でも自分の気持ちががわからない」というスタンスを重視して演技されたそうです
わたしにとっては簡単すぎて問題にさえならないテーマですが
(悩むまでもなく単純明快な答えしかない選択肢のない命題)
普通に幸せに生きてきた人にとってはとても難解な問題なのでしょうね

No title

☆不思議な泡さん
どうもありがとうございます(^-^)
ここ長らくの日本では、血縁のある家族の層が圧倒的で
今まであまり考える必要が無かったので、この映画のようにおおごとになるのでしょうね。
他の国だったら、取り違えかどうかは別問題として、親が換わる実例もっとたくさんありますよね。
明治や昭和の初めの頃の偉人みたいに養子が珍しくなかった時代だったら、同じ日本でも受け取り方だいぶ違ったでしょうね。

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清水しゅーまい

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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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