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【酒記】世界初!米麹100%酒/らいすわいん

   酒を飲まない友人が言いました。なんでお前は酒ばっか飲むんだ?
  私は言いました。
「そこに、酒があるからだ」……

   日本酒というエベレストに挑み続ける私が したためております。
 本日のお酒は、こちら!

★『純米麹(じゅんこめこうじ)長期熟成酒』
   375ml・1570円(福島県喜多方市/ほまれ酒造)
(日本酒度-20 酸度3.1 アミノ酸度2.8 米麹100% 精米歩合58% アルコール度18)

★『らいすわいん 寿萬亀』
   720ml・1280円(千葉県鴨川市/亀田酒造)
(千葉県産酒造好適米 総の舞 使用 精米歩合70% 酵母 ワイン酵母、協会901号 アルコール度12)


 まずは『純米麹長期熟成酒』から。世界初、米麹100%、米麹だけで仕込んだお酒を3年以上 熟成させたそうです。
 正直なところ、私には分かるようでなんかよく分かんないです。
  これがふつうの純米酒であれば、米麹に米(蒸米=まずは酒母米、そして掛米)と水で仕込みます。これを米麹だけで仕込むってことは、麹米(こうじまい)以外は酒母米も掛米も足さないってことなんでしょうか? さすがに水は足すんじゃないかと思いますが、それにしても なんか不思議。
 まぁだからこそ世界初、それほど珍しさを強調できるわけですが。

  何はともあれ、テイスティングを。
 香りは……、ほほぅ、これは濃いぃ。まったり濃厚な香りです。
飲んでみると……、こ、これは、…甘い! 裏ラベルに

「その味わいは世界三大甘口ワインを思わせる」とありまして、
これは確かに貴腐ワインのようだ…! 甘露とは まさにこのことでありましょうか。極上の甘さ。
 よく味わうと、米の旨みや苦みも感じられ、後味がほろ苦い。
アルコール分が18度あるんですが、意外と強く感じない。ロックにしてもいいかも。

 【採点】
 点数評価は……、89点!
(80点台は、日本の酒文化の歴史に銘記されるべきお酒です)
この極上の甘露、美味しいです。甘口がいける人、変わったお酒を飲みたい人に強くオススメ。


 お次は、『らいすわいん 寿萬亀』です。

「米だけで造ったワインのようなお酒」と、こちらもワインらしさをアピール。
さて、その香りは…… う~ん、「酒!」って感じですね。
  お味のほうは…… 確かにワインらしい酸味の強さはあるんですが、コクがない。淡麗を目指したのかも知れないけれど、やや水っぽいかなぁ。

 いちおう純米酒のようなのですが、
ワインらしさを強調するのであれば、香りを重視して吟醸にしたほうがよかったと思います。
ワインはアロマ(原料香)だとかブーケ(熟成香)だとか、吟醸以上に香りにうるさいですからねぇ。

 【採点】点数評価は……、56点です。
(50点台は、飲む価値があるお酒)
造り手の意欲を感じましたが、若干の方向修正が必要? 新作が出たら改めて飲んでみたいです。
 ※なお、『らいすわいん 寿萬亀』は製造年月が2007年7月でしたので、
 酒販店が寝かせ過ぎたのかも知れません。念のため 追記しておきました。



 今回 採り上げたお酒は、
どちらも 日本酒の世界や概念を広げてゆこうという、強い意欲と可能性を感じさせるものでした。

 日本酒というエベレストは、ここ日本で 今も成長中なのであります…!!

  そんなところで 今宵も この一杯に、幸あれ…!!
★点数の基準については、2009年11月30日付の記事をご参照ください★
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コメント

No title

こんにちは。
「らいすわいん」は味は分かりませんが、綺麗な色ですね。

No title

☆ハニー先輩さん

こんにちは(^ ^)
そうですね、らいすわいん は黄金色に澄んでいて、きれいな色合です。
純米麹のほうは熟成が進んでいるためか、
または酸が豊富なためか さらに濃く琥珀色を呈しております。

No title

『純米長期熟成酒』変わった色してますね☆
美味しそう♪しゅーまいさんがこんなにお酒が好きだとは思いませんでした。近々飲みに行きましょう★

No title

☆lsdさん

ブログを始めてからお酒を飲むのが むしょうに楽しくなりました(笑)
ぜひ飲みに行きましょう(^ ^♪

No title

『純米麹(じゅんこめこうじ)長期熟成酒』、甘みのあるお酒が好きな自分としては、結構気になります。(量の割に値段がそれなりにするところも…)

ちなみに、今後、日本酒以外のお酒を取り上げる予定って無いですか??
この間、いちごと桃のスパークリングワイン(しかも中に果肉がたっぷり)を一目惚れして買ってしまった身としては、日本酒以外のお酒も興味があったり…。
是非一考してみて下さい^^


PS.小説の感想、近々送ります。

No title

純米麹2005!すっごくうまそうですね!
今までとりあげたお酒はすべて完飲されたのですか?
これからはわたくしの分をおちょこ一杯分ずつ残して、お分けいただけると幸いです☆
そして、しゅーまいさんはいつもどちらでめずらしいお酒を入手されているのかも気になります。

No title

また出だしがツボに(大笑い)ポチっと☆

いろいろなパターンをこれからも期待してます^^

『純米麹長期熟成酒』は麹米(米麹)100%ってことなのかな。
速醸の場合麹米に水、酵母、そして蒸し米(掛米)で酒母を造るところを最後の掛米を使わないってことだと思います。

どっちが先かわからないけど、岩手の南部美人の「All Koji」が数年前ブログ内流行しました。
田島屋さんってわたしがよく行く酒屋さんにはいつからのかな?2004年くらいからのが揃ってます。
通常火入れなんだけど、田島屋さん限定で生が毎年出るのね。
わたしは2007年だっけな生を頂きました。
最初から琥珀色です。
味わいは日本酒ってカテゴリーからは外れた新しいお酒だと思いました。
これは熟成させてるからまた熟成による深みもあったでしょうね。
南部美人の「All Koji」の記事トラバしていきますね^^

No title

2006年でした。
ブログ歴長いのですが、半分はおさぼり期間です(笑)

長い時は半年くらい放置でした。。

No title

☆大将へ

『純米麹長期熟成酒』は濃厚・濃醇、上質な甘味に満ちています、
きっと飲んだことない味わいだと思うよ~
日本酒以外では、時々ワインを載せたいと思ってます。

果肉たっぷりのいちご・桃スパークリング…! 美味しそうだね~
いろいろチャレンジしたいんだけど、胃や肝臓が…(笑)


ps 読んでくれたんだ、ありがとう。
今は あの会社での苦難の日々を書き続けております
社長宅に押しかけたあたりまで書き終えました(*^□^*)

No title

☆cupipaさん

味わいがよくても好みに合わないような場合に友達にあげることもありますが、ほぼ完飲しておりますね~
まぁ、今までここで採り上げたのは180mlや300mlなど、飲み切りサイズがメインなんで。
おすそ分け等については、考えておきます(笑)

No title

☆あみりんさん

トラバありがとうございまーす
南部美人のを、2006年に飲んだのですか…!
そんなに前から流行ってたとは… (^ ^;)
我が道を行きすぎて まったく知りませんでした
情報収集に努めなければ…… のちほど改めて熟読いたします。

それにしても、ブログ歴すごいですね~
2006年頃ぼくは自宅ではまだアナログ電話回線を使っていて
ネットに接続するだけでも大労力を要したので
今こうしてブログができ 感慨深いです…

ポチもありがとうございました(^ ^♪

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プロフィール

清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
  私にそのおすそ分けあれ…!!

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