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「八重の桜」京都守護職/刃向かう家臣 主君押込

大河ドラマ『八重の桜』
 第6回「会津の決意」
【京都守護職に就く】
 1861(文久元)年、八重(綾瀬はるか)は数え年17歳、兄・山本覚馬(かくま 西島秀俊)34歳。
 
山本家に御用人の梶原平馬(池内博之)がやって来ました。八重が銃の腕前を披露すると、平馬は感心した様子。その後、平馬は覚馬に尋ねました。「鉄砲組の銃を新式に入れ換えるには いかほどかかるか…」 殿(会津藩主)が幕政の評議に参加することになったが、攘夷派浪士が勢いづいて不穏な情勢の今、改革に本腰を入れなければ…というのです。八重は興味津々でしたが、兄に「あっち行ってろ」と のけ者にされ、不満顔です。やはり女性が政治に関心をもつのはだめなのでしょうか。。。
 
 翌1862(文久2)年4月、薩摩の島津久光が1000人の軍勢と大砲を率いて上洛。京は騒然となります。さらに6月、薩摩は朝廷の勅使とともに江戸に入り、将軍上洛を迫ったのでした。その頃、長州や土佐は都で公家達の抱き込みに力を入れていました。
 
一方、将軍後見職に就いた一橋慶喜(小泉孝太郎)は、政事総裁職に就いた松平春嶽(しゅんがく 村上弘明)とともに、京都守護職を誰にするかを共議。会津藩主・松平容保(かたもり 綾野剛)に白羽の矢を立てました。
 
あまりに重過ぎて危険な役回りに、覚馬や家老の西郷頼母(たのも 西田敏行)田中土佐(佐藤B作)は大反対。容保自身も当初は固辞の意向でしたが、春嶽から「徳川宗家に忠勤を尽くすべし」という会津松平家の御家訓をもち出され、断れなくなりました。会津は痛いところを突かれました。
 
 


 
 
歴史豆知識(=^^=)
【家臣は殿様に刃向かえるか…!? 主君押込】
 家老達の大反対を抑え、京都守護職に就く決意を示した松平容保。頭を下げることまでしました。
  容保(藩主)「みな、覚悟を定め、わしに力を貸してくれ」
  頼母(家老)「得心がいきませぬ。こたびのことは、会津の命運を左右する二股道にござりまする。
        恐れながら殿は、会津を滅ぼす道に踏み出されてしまわれた…!」
 
 この場面を見て、藩主にそこまで直言する家臣が本当にいたのだろうか…と思ったかたもおられるのではないでしょうか? ドラマだから?
いや、実際に、かなりの直言をする家臣もいたようです。実は、藩主(殿様)というものは、絶対的な権力者ではなかったのです。
 
 ダメな殿様がいるとします。すると、家臣達は相談のうえ病気等の理由をでっち上げ、殿様を軟禁することができたのです。これを、「主君押込(おしこめ)と言います。これには手順があって、まずは家老や重臣が諫言(かんげん)をし、それでも効果が無い場合に敢行されます。家老や重臣が殿様に対し「押込」を宣言し、刀を取り上げ、反省するまで座敷牢にぶち込んでしまうのです。
 
 殿様はただ偉そうにしていたわけではなく、家臣との間に緊張感があったのです。家臣からすれば、殿様個人に忠義を尽くすと言うよりも、藩という組織、「公(おおやけ)」に尽くす面が強かったようです。主君押込を考えると、当時の藩政は合議的であり、見方によっては民主的な側面もあったと言えそうです。
 
 


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コメント

No title

こんばんは~~~
そういえば、赤穂の大石内蔵助も、最初は喧嘩両成敗と、お家再興を老中方々に訴えておりましたね。彼の場合は筆頭家老だったので、殿(浅野長矩)の無念よりも浅野家重視を考えていたと思います。
藩とり潰しは主君だけじゃなく、家臣あるいはその家族が路頭にまよいますからね。「押込制度」があってもおかしくないと思います。
ポチ

No title

そうなんですね。

わたしは お殿様の出来にかかわらず 一番権力があるものと

思っていました。^^

No title

苦悩の末に御家訓に忠実に従って京都守護職を受けた松平容保。綾野剛の演技も見応えがあって良かったですね。彼は今まで変な役(笑)が多かったので、容保役ってどうなのよ?と思っていましたが、さすが若手の注目株ですね、見直しました ^^
なるほど~、「主君押込」などと言う最終手段があったのですね。なんとも日本的で良いところだなぁ~と思います。これが隣国の王朝ならば、皇帝の怒りに触れて一族郎党皆殺しってところでしょう。日本で良かったなぁ~ ^^;。。。ALLポチ☆

No title

こんばんは。
なんで会津が京都?・・・ってずっと思っていたのですが、
今回のお話をみてわかりました。
少しドラマ的な脚色はあったかもしれませんが、なるほどぉ~となりました。

No title

主君押込ですか・・
もしこの時にそういうことが会津でも行われていたら
これから先に起こる悲劇の数々を避けられていたかも・・

容保が決断を迫られるシーンはグッとくるものがありましたね。

No title

☆とん子さん
ポチありがとうございます(^ ^)

そうですね、大石内蔵助の立場だと
当初は御家安泰を一番に考えていたのかもしれませんね。
藩士の生活を一身に背負っている立場としては、
殿一人のことより、
冷静に考えなければいけないことがたくさんありますからね。

あまりにも主君が無茶な場合は、
御公儀や周囲の理解を得て押し込めてしまうという最後手段が
採られたのだと思います。

No title

☆サッチさん

もし志村けんのバカ殿様みたいのが出てきたら
座敷牢に押し込められるように
最後手段が用意されていたのだと思います(笑)

No title

☆越前屋平太さん
ALLポチどうもありがとうございます('∀'●)

松平容保の苦境と葛藤がよく伝わってきましたよね…!
綾野剛、変な役が多かったんですか(笑)、それではこれがまともな役の代表作になるかもしれませんね(^ ^)

日本の風土として絶対的な主君というものが好まれなかったのかもしれません。信長みたいなのは結局怨まれますし、家臣団の側に最終手段があると時々意識することで殿様のほうも身が引き締まったことと思います。
本当に、隣国は、皆殺しや復讐があって恐ろしいですね(゚∀゚;

No title

☆ハニー先輩さん

確かに、わざわざ会津から京都っていうのは
背景を聴かないと分かりにくいですよね。
会津松平家の家柄や、
薩摩が猛威をふるっていた状況など、
今回のドラマでよく分かりました(=^▽^=)

No title

☆chacoさん

会津にとってまさに悲劇的だったのは、松平容保が毅然とした殿様だったため、大反対した家老も最後には引き下がったことです。
これがバカ殿様だったら、本当に主君押込にできたんでしょうが。。。

容保の葛藤と決断…、
胸に迫ってきましたよね…!

No title

綾野君登場ですか!!
変な役が多かった←爆笑

そーですねー。
でもその変な役がツボで綾野君の事すごい好きな友達がいますw
マニアに人気ですよね!

普通に社会でも押込制度あればいいのに~
今誰を押込めてやろうかってにやにやしながら考えてます(笑)

ぽちぽちでーす★

No title

☆Parlさん
ぽちぽちいつもありがとうございます(=^▽^=)

マニアに人気の綾野剛!
このドラマでは殿様役でまともなので
マニアには物足りないかも(^ ^)?

ブラック会社だったら社員の押込制度がありそうですが
社長を押し込めるのは難しそうですね(笑)

No title

日本の殿さまって、絶対的な専制君主じゃないんですよね^^

戦国時代でも、自分で家臣を手打ちにするのは一部の危ない人だけだし^^;
組織の維持・継続が優先って、日本人らしいなぁ~って思います^^

会津の殿さま役の人は、今回初めて見た(と思う)んですが、いい役者だと思います^^

村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちいつもありがとうございます('∀'*)

信長のせいか、主君のイメージって怖い感じになってますね(^ ^)
そこまで怖い主君は特殊だったのでしょうね。

会津の殿様、これからも活躍に期待です…!

No title

主君押込(おしこめ) すごいですね~(゚o゚;; そんな裏技があったとは~!
初めて知りました~!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

No title

☆えっぴさん

殿様を押し込めちゃうなんて
すごいことですよね…!
歴史を調べていると
いろいろおもしろいことあります(=^▽^=)

No title

松平容保 いいですねェ。
気品と哀愁と凛々しさと・・
しかも普段変な役(笑)が多かったなんて 想像も出来ない。
前 同じNHKの「開拓者たち」での悩める憲兵役が印象にある程度、、
この人 言葉(敢えて台詞とは言いたくない)の間がいい! こう云うのは演出にも限界があろうし、本人の「役への理解の深さ」の現れだろうね。

No title

☆喜怒哀楽さん

ほんとに松平容保、いい雰囲気を醸しだしてますよね。
ぼくも綾野剛の本業(?)の変な役を見たことないのですが、
こういう難しい役を演じられるというのは
そうとうな役者さんですね。
キャスティングの人、うまい人選したと思います。
容保は見所満載なので
これからも期待ですね!

No title

初めてなのに ご挨拶もせずに失礼しました。
返信恐縮です
このドラマもやがては「八重」に焦点が移って行くんでしょうが、 しばしは
「悲劇へと突き進む京都守護職・松平容保」に注目したいです。

No title

☆喜怒哀楽さん

こちらこそコメントありがとうございます。
挨拶はとくに気にしないブログですので
お気楽に書き込みどうぞ(^ ^)

今のところはまだ八重よりも男性陣に焦点が当たっている印象ですね。
松平容保をはじめとした会津の武士の男っぷりがいいので
八重が埋没しないか、今年の大河前半の勝負所かなぁと思います。

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猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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