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「越乃寒梅」懐かしの偽造事件を振り返って飲む

 久し振りに『越乃寒梅』を飲みました。と言っても、純米や吟醸ではない、酒質の低いものです。年末特売で買ったんですが、それでもちょっと高かったです。しかし、他のスーパーなどでは、さらに+1000円ぐらいで売られていました。
 

『越乃寒梅』
720ml購入価格1580
(新潟市江南区/石本酒造)
〔普通酒?本醸造? 米・米麹・醸造アルコール アルコール度15
 
飲んでみました。
新潟酒らしい淡麗さです。普通酒だとしたらかなり美味しいですが、やっぱり値段が高いですね。
   お奨め度  3・75
   (5点が満点)
 
 

『越乃寒梅』特別本醸造 別撰
720ml購入価格1880
(新潟市江南区/石本酒造)
〔精米歩合55% アルコール度16
 
苦味走ったいい味わいでした。
   お奨め度  4
   (5点が満点)
 
純米や吟醸も飲んでみたいものですが、めったに見かけないですね。たまに見つけても高くて手が出せないのが残念です。幸い、今は日本全国で美酒が醸されているので、プレミアムの付いた『越乃寒梅』や『八海山』などにこだわる必要が無くなりました。
 
 
 
 さて、今はどうだか分かりませんが、『越乃寒梅』はかつて「幻の名酒」と言われていました。そして、私が日本酒を飲み始めたばかりの頃、『越乃寒梅』偽造事件というものがありました。衝撃を受け、新聞記事を取っておいたので、まとめてみました。
 
【愛飲家の舌が偽造を見抜いた…! 偽造業者逮捕】
 199712月、ある愛飲家が越乃寒梅を飲み、うめいた。「う~ん、まずい。いつもと味が違うぞ」 この消費者からの指摘で、事件は発覚した。ニセ越乃寒梅が首都圏で大量に出回っていたのだ。翌年2月、新潟県警生活保安課と新潟南署は埼玉県在住の酒類販売業者Sを、商標法違反の疑いで逮捕。Sは『越乃寒梅』のラベルと王冠(キャップ)に類似したものを作り、銘柄不明の酒に貼り付け、販売していた。199711月中旬から98年1月下旬にかけて、約5300本を売りさばき、約2400万円をだまし取っていた。Sに続き、ラベルや王冠を偽造していた業者なども逮捕された。Sは商標法違反の罪により、新潟地裁で懲役1年6月・執行猶予3年(求刑 懲役1年6月)の判決を受けた。
 
1999年7月には、約5470万円の損害賠償などを求める民事訴訟が起こされていますが、その結果までは 跡追いできませんでした。
 それにしても、最初に越乃寒梅の偽造を見破った愛飲家の感覚の鋭さには舌を巻きます。
 
 


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コメント

No title

むかーし、むかーしまだ若かった頃(笑)
越乃寒梅ってこういう字書くんだーっ!!
て思いながら飲んだ事ありました。

私は辛口とか甘口とかの区別もつかないんで、
この見破った愛飲家の方、すっごいですね~!!
本当に「美味しい!」って楽しみに飲んでいるんでしょう♪

さっき清盛最終回見終わりました~
涙がぽろり…しました。+゚(pωq)゚+。

おーるぽちです★

No title

そうそう 越乃寒梅といえば 幻のお酒って イメージが

そして 事件も覚えています。

実はわたくし まだ 口にしたことがありません^^

味を指摘した人 ほんと さすがですね。


。。。。で 今日わたくしも 熱燗 昼間っから いただいちゃいました。 コップ3杯^^

なんとか 醜態もみせず ちゃんと 後片付けもして帰宅^^

わたし ひょとして いける口かも(笑)^^

No title

こんばんは。
とてもメジャーなお酒ですよね!
進んで飲まない僕でも知っている銘柄です。

No title

今となってみれば、なぜあそこまでありがたがって飲んだんだろうと思うお酒ですよね。
かつては地酒はまさにその地方でしか飲めませんでしたが、
今は素晴らしいお酒をネット経由で手に入れられますし、
醸造技術がかつてとは比べ物にならないくらい向上しています。
かつては大きな蔵じゃないとできなかった製法を
今では小さな蔵でも実践していますしね。
偽造事件もとほほでしたが、石本酒造も...ってゲホンゲホン。
これ以上はここでは書けませんね。

No title

越乃寒梅はお歳暮で扱うことあるから、日本酒を嗜なまい自分でも銘柄は知ってます^^

呑んで偽物見破るって凄いですね。
てか日頃、どんだけ飲んで・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

しゅーまい様も見破れる口かな?
村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

大河の最終回・総評記事も期待してます~

No title

越乃寒梅は正月妻の実家に行くとよく飲みます。ほとんど燗にしてもらうのですが
新潟酒らしく端麗ですがほのかな甘みもあり無難な酒ですね。でも高い!
偽造事件があったなんて良く覚えていましたね。

No title

☆Parlさん
おーるぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

「越乃寒梅」飲んだことあるのですね(^-^)
高かったんじゃないですか~

日本酒って 甘辛の区別がつけづらいです
甘い中に辛さもあったりして
なかなか判断に迷うこと多いです。
ニセを見破って
ちゃんと連絡するところがすごいですよね(笑)

清盛最終回は平家の人々の悲劇的な最期と
お屋敷でみんな揃っての笑顔が痛ましかったです。。

No title

☆サッチさん

「越乃寒梅」それなりに美味しいんですけども
「幻の酒」で定着してしまって
価格が高過ぎですよね(^ ^)

昼間から熱燗コップ3杯お飲みになりましたか…!
それでシャンとしているとは
たしかに イケる口ですね(笑)

No title

☆ハニー先輩さん

「越乃寒梅」のお蔭で
日本酒の知名度やステイタスは上がりましたが
この酒の値段まで上がってしまい
今だに高いので ちょっと困ったことです(笑)

No title

☆鉄平ちゃんさん

典型的な新潟酒なので
幻の酒とまで言われてしまうと
初めて飲んだ時に拍子抜けしますね。
でもまぁ、けっこう美味しいとは思います、高過ぎますけど。
実際のところ 石本酒造はもうかっているんですかね、気になります(笑)

ネット売買や醸造技術の発展のお蔭で
よくも悪くも地酒という言葉が曖昧になってきましたね。
美味しい酒が増えたことは喜ばしい限りです。

No title

☆栞さん
村・ナイスぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

「越乃寒梅」をお歳暮で扱っていますか、
それは贈ってもらったかたは喜びますね~(^ ^)

飲んで見破るのはかなりのきき酒能力ですよね…!
それに、いつもとなんか違うなぁと感じても、なかなか連絡しないと思うんですよね。
しょっちゅう飲んですごい自信があったんでしょうね(笑)
ぼくはそこまでの自信は持てません(^ ^ゞ

No title

☆masamasaさん

たしかに「越乃寒梅」は燗上がりすると思います、そうとう。
正月よく飲むなんて、がんばって買っているのですね(笑)
偽造事件は当時衝撃が強かったので
忘れられませんよ(^ ^)

No title

この前、為替のディーラーさんたちと飲み会したさいに、とっても高級なワインをいただきました。そしたら、酒があまり私でも、とっても美味しく感じるのです。やっぱり、よいお酒は違うんですね。

No title

☆kazunnさん

為替のディーラーさんですか、一もうけしてそうな人たちですね!
高級ワイン飲めて、うらやましいことです!

のちほど旅ブログにうかがいます(^ ^)

No title

清盛はブツクサ言いながらけっこう我慢強く見てましたが、後半の3分の1くらいはさすがにやめました。やめた代わりに大河ブログを見てまわってる。なんでブログだけ読んでるのか不思議な心理です。

大昔、化石時代にアルバイトしていた小さな飲み屋の店主がこだわり派で、特級は剣菱、1級は白鹿、2級は越乃寒梅だけ。

「石本酒造のオヤヂは頑固で等級審査を拒否してるから2級扱いになった」と聞きました。客が途絶えて暇な夜は板さんと寒梅をグビグビやって酔っぱらってました。ふつうに燗して飲むと美味しいお酒でしたね。

その後に「幻の酒」とか喧伝されはじめて驚愕。小さな酒蔵なのに、全国に出回るほどの石高があるんだろうか・・と不思議に思った記憶があります。今は昔。

(いまだに地酒飲み屋で「燗してくれない?」と頼んでは拒否されてます。銘酒を燗したっていいじゃないか)

No title

☆Kazさん

清盛の記事も読んでくださってありがとうございます(^-^)
清盛は平和な時期が中だるみして見るのがしんどかったです(笑)

剣菱・白鹿・越乃寒梅ですか!
なるほど、当時のこだわりを感じさせる品々ですね。
級別制はよく知らないのですが、
酒税の問題が大きかったらしいですね。
美味しい酒を低価格で売るのならば2級酒のほうがよかったのでしょうね。

ぼくもだいぶ前、越乃寒梅を燗したらかなり美味しかったことが記憶に残っています。

ぼくも燗酒拒否されたことがあります(笑)
せっかくいい銘柄を扱ってるのに吟醸などは冷で飲むものという
思い込みをしている店が時々ありますね。

No title

同窓生が小料理屋をやっているといきそこでこのお酒を飲もうとしたらやめとけといわれました。10年くらい前かな?滅茶高いから・・・とそんなものか^と
今は安いですね確か一万円以上した気が・・
高かったりするとありがたみが増す気がするんですよね(笑)
やめてよかったと今はおもいます。
ナイスです。
わたしはシムズシューマイさんの記事で平清盛を最後のほうみました見てよかったです。個性的で素敵な解釈と思ったんですよ。ありがとうございました。ないす

No title

☆みっちゃんさん
今年もよろしくお願いします
ナイスポチありがとうございます(^-^)

10年ほど前ですと まだまだ『越乃寒梅』も高かったことと思います。
もしかしたら 今でも大吟醸レベルになると、店によっては1万円くらいするのかもしれません。
恐ろしいことですよね(笑)

大河清盛をご覧になりましたか(^ ^)
けっこう見応えありましたよね(=^▽^=)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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