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超1級 戦国エンターテインメント「のぼうの城」

 戦国ファン待望の映画『のぼうの城』を見てきました…!
 


脚本:和田竜 脚本「忍ぶの城」  2003年城戸賞受賞
小説「のぼうの城」2008年直木賞候補 2009年本屋大賞 第2位
監督:犬童一心 代表作「二人が喋ってる。」「ゼロの焦点」
 〃 :樋口真嗣    「ローレライ」「日本沈没」 平成「ガメラ」3部作(特技監督)
日本作品

【キャスト】
成田長親(のぼう様):野村萬斎 甲斐姫:榮倉奈々
正木(まさき)丹波守 利英:佐藤浩市 柴崎和泉守:山口智充 酒巻靭負(さかまき ゆきえ):成宮寛貴
豊臣秀吉:市村正親 石田三成:上地雄輔 大谷吉継:山田孝之 長束正家:平岳大
成田氏長:西村雅彦 成田泰季(やすすえ):平泉成 北条氏政:中原丈雄

エンターテインメント性 ★★★★★
立ち回り     ★★★★
ユーモア     ★★★★
特撮満足度   ★★★☆
ドラマの深み  ★★★
(星5つが満点 ☆は0.5点)

 

【史実をもとにした迫力戦国エンターテインメント】

 1590(天正18)年、天下統一の合戦が迫っていました。豊臣秀吉(市村正親)の大軍は、向かうところ敵無し。しかし、そんな現状に、秀吉側近の石田三成(上地雄輔)は失望していました。人間は銭と武力で圧倒されてしまうものなのか…。もっと「壮大かつ豪気な戦がしてみたい!」と…。幸か不幸か、その願いが叶う時が来ました。
 
 小田原城の支城・忍城(おしじょう)城代の息子 成田長親(野村萬斎)は村の田植えを手伝っては失敗し「のぼう様(でくのぼう)」と呼ばれていましたが、人望は人一倍です。小田原に出陣中の城主 成田氏長(西村雅彦)の命令で不戦開城を決めていましたが、三成の使者の傲慢な態度に、思わず出た言葉が「戦いまする!」 2万の大軍を擁する石田軍の攻撃に、わずか500人の忍城は持ちこたえられるのか…!?
 
【人望に勝るものなし
マイナー武将成田が一気にメジャーに 三成ファンも満足 長束ファン激怒()
 戦国エンターテインメント、見応え充分、面白さ爆発の映画でした…!
難しいところなし。成田・石田それぞれの事情がよく分かり感情移入できます。合戦場面も、大軍で攻めにくい忍城の情景が映像的に分かりやすい。しっかりエンタメしているけれど、まんがやゲームなどにありがちな無敵の武将が出てくるなんてことなく、けっこうリアルです。現代的価値観を押しつけない点もいいです。厭戦気分に陥るところなど、当時の大変さが自然と出ています。
 
テーマ的には、一見無能だけど人望のある人物がいざという時に人をまとめて大活躍する…という、ふだんいい人すぎて苦労してるような人に勇気を与えるストーリーでした。
 
一武将ファンとしては、石田三成がいい描かれ方をしていたのが、うまいと思いました。三成にはファンが意外と多いので、三成を悪く描くと敵をつくります。その代わり、三成と同じく豊臣五奉行の一人である長束(なつか)正家が傲慢な役どころを一手に引き受けていました。長束正家ファンというのはたぶんいないので、悪く描いても大丈夫そうです()。あと、大谷吉継がいい感じで出てきたのが嬉しかったです。吉継は、関ヶ原の合戦で三成との友情に殉じる武将です。
 
 最後に、さすが野村萬斎。田楽踊りを披露する場面があるのですが、まさに超一流でした…! 
将来の人間国宝ですね…!!
 
 

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コメント

No title

私も早速、昨日の朝一で見に行っちゃいました。
撮影してから震災で上映がのびていたので、
とても待ち遠しかったです。
石田三成と大谷吉継と長束正家の三人は最高でしたね。

野村萬歳の立居振舞の美しいこと。
素晴らしすぎです。
栄倉奈々が「おろかものっつ」って言ってた先生に
見えてしまって困りました・・・・。

No title

最近 番宣で 萬斎さんを みかけますが

ほんと 1本すじの入った方ですね

陰陽師もよかったし。。。

のぼうの城も 喝采がきこえそうです。^^

No title

こんばんは。
僕も土曜日に観てきました。
のぼう様を演じた野村萬斎さん、本当にハマり役というか、
萬斎以外は考えられないかもと思わせてくれます。

映画を見終ったあとお尻が痛いなぁ~と思ったら、結構長い映画だったんですね。
ぜんぜん時間を感じさせませんでした。

No title

☆わさびさん

さっそくご覧になりましたか(^∇^)!
大震災の影響で、濁流の場面が抑えめに編集しなおされたらしいですね。
三成たち、とても役に合っていましたよね(^∇^)

野村萬斎は本当に所作が素晴らしいです。
そこらへんのタレント俳優とは違いますね。
榮倉奈々は元気な感じがよかったです…!

No title

☆サッチさん

「陰陽師」も何かこう、
高貴な感じが漂っていましたよね(=^▽^=)

「のぼうの城」の田楽踊りのシーンは
本業の狂言らしい所作が見られて
本当に国宝の技を見ているようでした…!

No title

☆ハニー先輩さん

野村萬斎、ハマり役でしたね…!
あの田楽踊りのシーンや、
凛々しい時の立居振舞などを見ていると
ふつうの俳優には代役つとまらないだろうなぁ…と思いました。

他の武将達も、個性が自然に出ていて、よかったですよね(=^▽^=)
2時間半近い大作ですが、
本当に長さを感じませんでした。

No title

初日に観てきました^^

最高に面白かったです!!
もう時間が、あっという間でした^^

大谷も良かったです^^
長束ファン・・・いても少数派でしょうが、メインキャラで出るのは珍しいので、それはそれでOKなのでは?

あら?特撮満足度は満点じゃないんですか?手厳しい(爆

村グラムナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

No title

☆栞さん
村グラムナイスぽちどうもありがとうございます、大感謝です('∀'●)

とても楽しくて見応えありましたよね~(^ ^♪

言われてみれば 長束正家が大作映画であれほど目立つことって まずないから、よかったのかもしれませんね。

特撮満足度は、樋口真嗣という、大特撮監督でエヴァの庵野秀明とも関わりの深い人が担当していたので、期待が高過ぎたんです。
それに、これは大変不幸なことなのですが、大震災の影響で水攻めの濁流の場面が編集しなおされたらしく、そのためか 迫力不足を感じました。あとは、どうしてもハリウッドのSFものと比較してしまいますね。難しいところです。。

No title

これねぇ
おもしろそうだな!
と思ってたんだけどほんとにおもしろいんですね♪
この武将の名前は初めて聞いたんですよねぇ。
最終的にどうなったのかもとっても気になります~

No title

☆らんらんさん

迫力あって分かりやすくて
とてもおもしろかったですよ(^-^)
成田という武将はマイナーなので、
戦国に詳しい人か 原作を読んだ人か
忍城のある埼玉県行田市の地元の人しか知らなかったと思います(^ ^)
よかったら見てみてください~♪

No title

お、、いい映画のようですね。長く劇映画を映画館で観ていないので、学生証があるうちにいって観てみたいと思います。忍城とはまたしぶいところを舞台にしていますね。興業成績が良くなるといいですね。

No title

今日、もう一度観てきました(人´∀`).☆.。.:*・堪能~

けっこうリピーター多いみたいで、
自分の後ろ列4~5人の友達Gがリピーターでした^^

No title

☆kazunnさん

おもしろく見応えある映画でしたよ…!
忍城攻防戦、今までは戦国に詳しい人か地元の人ぐらいしか知らなかったと思いますが、これを機に一気にメジャー化しそうです(=^▽^=)

No title

☆栞さん

リピーターになりましたか…!
しっかり戦国ファンの心をとらえたようですね(=^▽^=)

今、黒澤明と言うと芸術作品のような捉え方をされますが、
往年はこの映画のような見られ方をしていたんじゃないかと思います(^ ^)
ぼくもまた見たいです…!

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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