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猫キャラ宮沢賢治アニメ「グスコーブドリの伝記」

【猫ファンと宮沢賢治ファンの心を揺さぶる……そして 小田和正の名曲が…!】
 
 猫キャラいっぱいのアニメ映画『グスコーブドリの伝記』を見てきました(=^^=)
 

原作:宮沢賢治
監督・脚本:杉井ギサブロー「銀河鉄道の夜」「あらしのよるに」
キャラクター原案:ますむら・ひろし
監修:天沢退二郎 中田節也
主題歌:小田和正「生まれ来る子供たちのために」
 日本作品

【キャラ:声】
ブドリ:小栗旬 ネリ:忽那汐里 ナドリ:林隆三 ブドリの母:草刈民代
コトリ:佐々木蔵之介 赤ひげ:林家正蔵 クーボー博士:柄本明

宮沢賢治らしさ ★★★★★
切なさ・しみじみ★★★★
絵の美しさ   ★★★★
時代性     ★★★★
感動      ★★★☆
おもしろさ   ★★☆
(星5つが満点 ☆は0.5点)
 
 家族で楽しく暮らしていたブドリたちのイーハトーヴの森を、冷害が襲います。お父さんはおかしくなってしまい、「森 行って遊んでくる!」と叫んで行方不明に。。。お母さんもそのあとを追います。さらに、ブドリと妹・ネリの前に、謎の猫“コトリ”が現れ。。。
 家族を失ったブドリは、工場や農場で労働に励み、襲い来る冷害に立ち向かいます。
 
 宮沢賢治らしさがあふれ、労働の場面でさえも幻想的に描かれます。例えば、“てぐす(天蚕糸)”という仕事の場面。蚕(かいこ)の繭をねこたちが一生懸命集めているのですが、繭がキラキラ輝き、星のようにきれいです。やがて、蚕が一斉にかえって飛び立ち、天の川のようなきらめきに。。。
 
『銀河鉄道の夜』を思わせる銀河ステーションが出てきたり、妖怪のひしめく塔が出てきたりと、ファンタジーを感じさせる一方で、天候不順による深刻な不作にねこたちが悩む様子は、これも宮沢賢治らしい作風を感じさせます。
そして、人々(猫達)を助けるためにブドリが「どんな仕事でも、本当に役に立つ仕事を…」と願い、「たくさんの人に生かされてきた。(自分が)どうなってもかまわない」と 自己犠牲の精神を発揮してゆく その姿。。。 東日本大震災後の今、とても共感しました。
 
 正直なところ、見ている間はちょっと物足りなさや退屈さを感じたんですが、見終わって回想しているうちに“いい映画だったなぁ”と、じんわり心に染みてきました。
クライマックスで小田和正の懐かしい名曲「生まれ来る子供たちのために」が流れるのですが、アニメの内容と現状の日本に大変 合っていて、家に帰ってから思わず20回も聴き直し、涙を流しました。
 心を洗われるようなアニメです。
 

 
 


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コメント

No title

こんばんは。
映画『銀河鉄道の夜』は観ましたが、宮沢賢治さんの作品に猫は
合っていますよね。
猫の姿なのに、心の動きとか伝わってきます。

No title

☆ハニー先輩さん

『銀河鉄道の夜』、いい映画でしたよね。ずっと前に見て以来で はっきりとは憶えてないんですけども、あの雰囲気が好きです。
今回の作品にもあの感じが漂っていて、
ねこキャラのよさと相まって
独特な空気を醸していました。

No title

はじめまして。
猫のキャラ、いいですよね。ファンタジーらしさが出てて。
途中確かに退屈さ、ありましたが、最後に歌が流れて、それも吹き飛びました。とってもいい作品だったと思います。TBさせてくださいね。

No title

☆irukaさん

ねこキャラのお蔭で、真摯なテーマや
幻想的なシーンにも感情移入しやすかったです。
本当に「生まれ来る子供たちのために」が効果的に流れて、
惹き込まれました。
いい映画でしたね。
TBありがとうございます☆彡

No title

小学生の時に原作を読みましたが全く理解できず ^^;
中学生で読み直したときには、賢治が説く自己犠牲の精神が鼻について共感できず。。。
この歳になってやっと少しだけ賢治の言わんとしたことが解ったような気がします。
とても良い映画でしたが、やはりストーリーは難しいですね、特に子供には。あらすじだけでもいいですから、原作が書かれた時代背景などの予備知識を少し入れてから鑑賞した方が良いようには思いました。全ポチ☆

No title

実は中学で賢治ワールドに挫折^^;

猫と賢治ワールドはピッタリだけど、最初にくっつけて考えたのは、やっぱりジブリなんだろうか~

イイね!ポチ&村ぽち

No title

宮沢賢治ワールドは独特ですもんね。
私も「銀河鉄道の夜」でさえ難解でしたから...
さらにこのお話も難しそうですね。
宮沢さんが生きていた戦前の暗い時代
そして東北地方の厳しい環境
そういうのが作品に反映されてるんでしょうか...
でもにゃんこキャラってことでちょっとそそられます(-m-)ぷぷっ

No title

☆越前屋平太さん

宮沢賢治の自己犠牲の精神は たしかに、
理想的過ぎるようなところがあったり 大仰な感じもしたりで、
共感できるかどうか 読む時の相性みたいなものがありますよね。

映画は幻想的な展開があって
ストーリーは分かりづらかったですね。
あの雰囲気が好きなので、いい映画だと思ったのですが 誰にでもお奨めできるような内容ではなかったですね。

全ポチどうもありがとうございます(=^▽^=)

No title

☆栞さん

宮沢賢治は相性がありますよね。
早熟なひとやクールなひとには合わなそうです(笑)

イイね!ポチ&村ぽちどうもありがとうございます(=^▽^=)

No title

☆らんらんさん

宮沢賢治ワールドのあの雰囲気が好きなんですが
独特ですよね。
「銀河鉄道の夜」は幻想的なところや宗教的なところもあるので、難しく読むと ややこしいですね。

今回の映画は、空飛ぶ自転車が出てくる一方で、大昔の浅草にあった凌雲閣らしき建物が出てきたりして、時代や世界観が謎めいていました。
ねこキャラがかわいいし、雰囲気に入り込めれば とてもいい作品です(^-^)

No title

似たような感じの「銀河鉄道の夜」をず~~~~~っと昔に見て、結末がよくわからなかったので、この映画も私にはわからないかも~って思っていたけど、なかなかよさそうですね('∇^d) ☆


(o'▽')σ凸☆ポチ!

No title

☆えっぴさん

この映画もあの「銀河鉄道の夜」と同じ監督の作品で、
幻想的な展開がところどころ出てきて
ちょっとわけ分からなくなるかもしれません(^ ^ゞ
でも ねこがかわいいし いい物語でしたよ(^-^)

ポチありがとうございます☆彡

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プロフィール

清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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