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「平清盛」23:父を斬る義朝葛藤 為朝は流刑大暴れ

大河ドラマ『平清盛』
 第23回「叔父を斬る」
【勝者の苦悩】
 1156(保元元)年7月~、清盛(松山ケンイチ)は数え年39歳。
保元の乱に勝利した清盛と源義朝(玉木宏)は、戦で敵対した身内をそれぞれ斬首するよう命じられました。清盛は叔父 忠正(豊原功補)を、義朝は父 為義(小日向文世)を。。
  信西「帝にそむき奉ったは大罪。… 生ぬるい処分をすればこの乱れは収まらぬ」
 そうは言われても、斬るのをためらう清盛と義朝。しかし、どうにか斬った清盛。。。
義朝はとうとう斬ることができず、家来の鎌田正清(趙和)が代わりに斬首。。。
 
陰鬱な空気に沈む清盛のところに、後白河帝(松田翔太)からの宴の誘いがありました。新しき世の始まりを祝うのだそうです。仮病で欠席してもよかったんですが、あえて出席した清盛。帝の前でうやうやしく礼をしました。「お招き戴き、身に余る誉れにござります」 顔を伏せて静かに涙を流す清盛。。。
 
かつて祝祭で舞を披露しながら白河法皇(伊東四朗)に剣の切っ先を向けたあの勢いはどこへ…。叔父らを斬った衝撃が、大き過ぎたのでしょうか…。代わりに信西(阿部サダヲ)に怒りをぶつけ殴ってましたが…。
 
義朝は清盛以上に大きく傷つきました。が、息子 鬼武者が「早う大人になり、強い武者となって、父上をお支えしとうござります!」 こうして、鬼武者は元服。源頼朝の誕生です…!
 
 


 
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【父を斬る義朝の葛藤 為朝は流刑後大暴れ】
 父 為義の斬刑を命じられた源義朝。その命を再三固辞しましたが、許されませんでした。義朝は動揺し、家来の鎌田正清に訊きます。
「帝の命に従えば、父を殺す逆罪。命に逆らえば、違勅(いちょく)の罪。いかにすべきか」 正清は、
「判官殿(ほうがんどの=為義)は朝敵として、死罪は免れません。他人に斬られるよりは、我が子(義朝)に斬られるほうが、幸いでしょう」と答えました。
義朝はうなずき、それでも自らの手で斬るには至らず、正清に斬らせたのでした。
 
さらに、義朝の弟達、頼賢・頼仲・為宗・為成・為仲の5人も捕まって斬刑。そのうえ、幼少の異母弟たち、乙若・亀若・鶴若・天王も斬られてしまいました。この4人の中で最年長14歳の乙若は、「平家のために源氏の家系は絶えよう」と言い遺したそうです。
 
 もう一人、義朝の弟。。。 保元の乱で強弓振りを見せつけて大活躍した鎮西(ちんぜい)八郎為朝は、この時は逃走に成功していましたが、為義らの処刑の半月後に近江で逮捕。両腕に鑿(のみ)を打ち込まれて筋を切られ、弓が引けないようにされ伊豆大島に流刑となりました。しかし、傷が治ると、弓を射る力は弱まったものの、まえよりも長い矢を引けるように! そして 伊豆大島で暴れ続け、年貢を奪ったり、島の代官の娘を嫁にしたりで、10年ほどの間に付近の島々5つを従えました。1170(嘉応2)年頃、ついに伊豆介 工藤(狩野)茂光の軍勢によって追討が! 迎え撃つ為朝は、最期に300人の敵が乗った船に向かって1本の大鏑矢(おおかぶらや)を射ち込み、みごと撃沈…! 沈むのを見届け、切腹して果てたとのことです。
 
  ~主な参考文献~
『人物日本の歴史5 源平の確執』安田元久「源義朝」(小学館)p.221
監:奈良本辰也『新名将言行録』(主婦と生活社)
五味文彦『平清盛』(吉川弘文館)p.94
『日本全史(ジャパン・クロニック)(講談社)p.226
 
 


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コメント

No title

鎮西八郎が凄すぎる(@@)
コッチの方が、よっぽど海賊王じゃ・・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

ミニ頼朝が可愛かったです~♪ヽ(*´∀`)ノ
今後は、後白河と信頼のモブシーンがあるのか、不安だなぁ~
源氏は子沢山だから、家系は絶える気がしない・・(._+ )☆\(-.-メ)オイオイ

ALLポチ☆!

No title

こんばんは。
為朝さん凄いですね、ぜんぜん知りませんでした。
まさか捕まったのちも、そんな大暴れの歴史があったとは。

本編の方はこれで清盛さん&信西さんタッグ結成ですね。
武と政の両輪として、面白い展開になると嬉しいです。

No title

こんばんは~~~☆☆
主人が伊豆大島に流されたって言ってました。でも両腕にのみをうちこまれ弓引けないようにしたってのは知りませんでしたけど(汗)
また暴れる姿みたいですね。ポチ!!

No title

☆栞さん

鎮西八郎は本当に海賊王っぽいです…!
そう言えば 清盛は調子こいて懲りたのか
海賊王どうこう言わなくなりましたね(笑)

小日向文世からは想像しにくいけども為義が子沢山、
義朝も子沢山で、
源氏は当面は大丈夫そうですね(^ ^)

頼長と家盛の時みたいなシーンが、後白河と信頼にもあると笑えるんですけども。
「おもしろき世にするために、朕にその身を捧げよ」とか言って、腹の脂肪をつまむという…(笑)

ALLポチどうもありがとうございます(^-^)

No title

☆ハニー先輩さん

為朝の大暴れ振り、
あっぱれな感じがしますよね(^∀^)

ドラマでは清盛がだいぶ信西を憎んでしまったので、
関係修復できるのか心配になりました。
憎々しいと思いながらも、
凸凹コンビのような感じでやってゆくのか
楽しみです。

No title

☆とん子さん

為朝、のみを打ち込まれて筋を切られ…、痛ましいですよね。
それでも その後の活躍があっぱれな感じで、わくわくします!
せっかく豪快でおもしろいキャラなので、
またどこかで出てきてほしいものですね(^∀^)

ポチありがとうございます(^ ^)

No title

今週も見られませんでした。
結局先週分も土曜日姑たちのところに行ったため見られず
(ため息)
今週の土曜日は絶対見なければ!!

No title

☆らんらんさん

お姑さんのお見舞いなど大変ですね。。
無理しないで もし見れたら見てみてください(^ ^)
見逃してしまっても このブログの記事を読むと
おおざっぱに分かる感じですよ~(^ ^ゞ

No title

為朝、すごいですね!目がまんまるです。

ラジオ深夜便のサイトで信西についての解説をきいてきました。すごい賢い人で、広く浅く税金をとって内裏を修復したりと、優れた人だったんですね!
その政治を、清盛が受け継ぐことを期待したいと思います。
後白河天皇に招かれたときの清盛は、かつての忠盛が殿上人になったときに貴族たちにいじめられても冷静にふるまったときの気持ちが、骨身にしみてよくわかったと思います。ほんとうに棟梁らしくなったと思いました。
義朝が泣き崩れる場面は、とてもよかった。ああ、やはり、為義の息子なのだ、と思いました。
その後、家の縁側にすわっている、ふぬけたような姿も、為義そっくりでした。そして、その息子がまた、かつての義朝のように、父上をお助けしとうございます、と言って、いよいよ、頼朝になるんですね!

No title

☆saihikarunogoさん

さっそく「ラジオ深夜便」を聴いてみました…!
信西って、『保元物語』の敵役なんですね。悪く描かれているそうだけど、おもしろそうだなぁと思いました。為朝が主人公とのことだし、機会があったら読んでみたいです。
お蔭さまで、いい情報を聴けました、ありがとうございます(=^▽^=)

源氏親子の死別は本当に残酷で葛藤があって、見応えありましたね。
頼朝の登場が強く印象づけられました!
平治の乱に向けて、源氏の動向にもますます注目ですね。

No title

最近の玉木さんは、すっかり義朝の顔になっています。
毎年大河をみていて、最初はしっくりこなかった役柄でも、
半年を過ぎる頃から、俳優さんはその役の顔になっていくなあと
感じます。亀次郎さんの信玄もそう思ってました。

頼朝が幼い頃にこんなシビアな状況を目の当たりにして、
その冷酷と言われる後の人格が形成されたのかと感じます。
あまりにつらい経験ですね。

No title

☆わさびさん

玉木宏さん、貫禄あって義朝に相応しい風貌になりましたね。
『清盛』はせっかくハマリ役が多いのに、
次々と死去・退場してしまうのが残念ですよね~(^ ^;)

『風林火山』は井上靖の原作を昔 読んだことで満足してしまい、大河は見逃してしまいました。惜しいことをしました。

頼朝は幼い時分に過酷な一族争いを見てしまって気の毒ですよね。あれほどの状況を体験すれば人間不信に陥るのも仕方ないのかもしれません。
それでも史実の頼朝は義経などに冷た過ぎて どうにもひどい気がしますが、
『清盛』では一味違う感じなので期待したいです!

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清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
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