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『坂の上の雲』博文健在!/日英同盟/各キャラ近況

まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。……
彼らは…、前をのみ見つめながら歩く。のぼってゆく坂の上の青い天に、もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を上ってゆくであろう。
 
『龍馬伝』が終わって、昨年から続くスペシャル ドラマ『坂の上の雲』の第2部が始まりました。
毎回、格調高い名文(上記)を渡辺謙が朗読するところから幕が開きます。わくわくする瞬間ですね…!
 
 
 【老いてなお伊藤博文、健在…!】
 今回は、副題が「日英同盟」でした。
日英同盟(1902明治35年締結)は、当時 世界一の大国で「光輝ある孤立」を貫いてきたイギリスが、日本と同盟を結んだという世界史上の一大事件です。日本からすれば、“一等国”に一歩近づいたことを示す大成功ですが、同時に、ロシアとの戦争を回避することが難しくなりました。
 
龍馬の時代が、黒船来航に始まる「坂の下」だとすれば、ようやく「坂の途中」まで来た感じでしょうか…。ちなみに、『龍馬伝』でもちょこっと出ていた長州の名コンビ 伊藤博文&井上馨がまだまだ健在で、今回も特に伊藤(加藤剛)ががんばってました。伊藤の考えた「日露協商」は失敗したけども、この伊藤の行動のお蔭で、イギリスがあせって同盟に応じたという側面があります。この時の伊藤のがんばりを、天国の高杉晋作も誉めてくれたかもしれません。。
 
 
 
 【坂の上通信(各キャラ近況)
 
広瀬武夫(藤本隆宏)1868慶応4~1904明治37
今回ほぼ主役。
ロシア駐在武官、大尉~少佐。
大英帝国のポーツマス港で久々に秋山真之と再会し、新造戦艦の朝日を視察、真之とともにロンドン王立海軍大学の会食に招かれました。
伊藤博文が日露協商のため訪露した際には、ロシア強硬派の危険性について報告するも、残念ながら とりあってもらえず…。
 
 さて、今回は、広瀬とアリアズナ(マリーナ・アレクサンドロワ)の恋話が、戦争や帝国主義の話題が続くドラマのなかで いい息抜きをさせてくれました。二人で朝の散歩中、「あなたの国の言葉を教えて」という彼女に、
  広瀬 「あさひ」
  アリアズナ「アサヒ…、美しい言葉」
  広瀬 「実はこれは軍艦の名前でもあるんです。
      日本の軍艦は、伝統的に美しい自然から名付けられます。
      例えば…、朝霧、あけぼの、村雨」
  アリアズナ「みんな詩のようで、ちっとも勇ましくない」
  広瀬 「力が強いだけでなく心が優しい、それが日本の武人の理想です」
 
 いい雰囲気になってきたところへ、アリアズナに片思いのボリスが…。このボリス、第1部ではパーティーで広瀬につかみかかって投げ飛ばされてましたが、今度はデートのジャマを…() でも、その後 なぜか急に改心して、広瀬と仲直り。広瀬に帰国命令が出たあとのお別れパーティーでは、アリアズナのピアノに合わせて、当時発表されたばかりの滝廉太郎 作曲の「荒城の月」をヴァイオリンで弾いてくれました。そして、最後にはしっかり握手…。
 
  ボリス「将来、ロシアと日本の上に 砲火を交えるような不幸が来るかもしれない。
      そのときは、祖国のために戦おう」
  広瀬 「わかった、正々堂々と戦おう」
  ボリス「しかし、われわれの友情は一生涯のものです」
 
 
秋山真之(本木雅弘)1868慶応4~1918大正7
「日露戦争が起こるにあたって、勝利は不可能に近いと言われたバルチック艦隊を滅ぼすに至る作戦を立て、それを実施した」
常備艦隊の参謀として旅順偵察を敢行。清国人が農奴のように扱われている実態や、旅順艦隊を見て、ロシアの脅威を実感します。そして、その報告を、次期外務大臣の小村寿太郎(竹中直人)にしました。
 
 
秋山好古(阿部寛)1859安政6~1930昭和5
真之の兄。
「日本の騎兵を育成し、史上最強の騎兵と言われるコサック師団を破るという奇跡を遂げた」
今回はあまり出番ありませんでしたが、義和団の乱(=北清事変 1900明治33)を鎮圧するため北京に入りました。連合軍による無差別殺戮や略奪を目撃します。
 
 
正岡子規(香川照之)1867慶応3~1902明治35
「俳句・短歌といった日本の古い短詩型に新風を入れて、その中興の祖となった俳人」
重い病の床に…。しかし、執筆意欲は衰えず、新聞「日本」(給料は30)に俳論・歌論を発表し続けています。
  真之「一語一語の強さが、あたかも百発百中の砲門から撃ち出される砲弾のようじゃ…!」
そんな真之からアメリカ土産のドリーム キャッチャーをもらいました。
 
 
 次回は、「子規、逝く」です。
読んでくださったみなさん、だんだん(^O^)
                (だんだん=ありがとう)
 
 
 
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コメント

No title

☆10:32内緒さん

デジタル衛星ハイビジョンだと先に見られるんですね~。
次回の子規、しっかり見たいと思います…!
☆ありがとうございます(^ ^)

No title

「龍馬伝」に引き続き、「坂の上の雲」でもよろしくお願いします。
壮麗なロシアロケ、広瀬とアリアズナとの悲恋は実に見応えがありましたが、
やっぱり「日英同盟」がタイトルだったのですから
そこに向けた道筋をしっかり描いてほしかったですね。
それほどドラマになるエピソードはなかったかもしれないんですけど。

No title

こんばんは。
子規さんは本当に痛々しいですね。
弥太郎役から時間もたってないですが、随分ダイエットされたのかやつれた感じですね。

No title

☆鉄平ちゃんさん

「坂の上の」同好の士がいなかったらどうしようと思っていたので、安心しました(^ ^ゞ

あれほどの重厚で本格的な海外ロケは、映画でもなかなか見れませんね。二人の恋路のシーンも、やりとりがよかっただけでなく雰囲気のある景色が選ばれていて、引き込まれました。

女性視聴者も意識すると、やっぱり日英同盟よりも恋物語に重しを置かざるをえなかったのかもしれません…(笑)
それから、教科書のようにただ単に事項を列挙するのを避けたのかなぁという気がしました。全13話にあんまり詰め込むとちょっと見るのがつらいし、意識して恋愛ドラマに時間を割いているように感じました。

No title

☆ハニー先輩さん

先週までの弥太郎から子規になって、同じ俳優が演じていることが気になりそうだなぁと思っていたんですが、まったく気にならず自然に見れて驚きました。
香川照之という役者の力を感じました。
ツイッターなどで、この子規役のために10何キロ痩せたとテレビで言ってたという情報が流れてましたが、本当だとしたら すごいことですね…!

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清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
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