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「麒麟がくる」ツンデレ帰蝶/美濃三人衆に注目!

大河ドラマ『麒麟がくる』
 第8回「同盟のゆくえ」脚本:池端俊策

【ツンデレ帰蝶のゆくえ】
 時は天文17年(1548年)冬、明智十兵衛光秀(長谷川博己)の推定年齢は数え年21歳。
尾張に潜入した光秀は、海辺でついに織田信長(染谷将太)を間近で目撃…! 信長、漁で獲った大魚を自分でさばいて売ってました。なかなかユニークな初登場場面です。
織田家の木瓜紋。
大河08IMG_1191
帰国した光秀は、迷いましたが、美濃の国を守るため、従兄妹(いとこ)でもある帰蝶(川口春奈)に信長との婚儀を奨めました。「尾張へ、お行きなされませ!」
光秀にツンデレな好意を抱く帰蝶でしたが、涙をこらえて嫁入り決断。
説得成功に主君の斎藤利政(道三/本木雅弘)は大喜び。しかし、その嫡男・斎藤義龍(伊藤英明)は、反道三・反信長の考えをもっており、同志だと思っていた光秀の行動に激怒です!

結局、天文18年(1549年)2月24日、帰蝶は信長に嫁いでいきました。信長、数え16歳。
で、那古野城で信長は待っているかと思いきや、どこかに遊びに行ってる…?
大騒ぎの信長家臣団をしり目に、帰蝶はなぜか愉快そうな笑みを…

その頃、今川義元(片岡愛之助)とその軍師とも言われる太原雪斎(たいげん・せっさい/伊吹吾郎)は、松平広忠(徳川家康の父/浅利陽介)をあおって織田攻めの準備進行です。が、突発事件が待っている…!


 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^▽^=)/

【口うるさい国衆の代表、美濃三人衆】
 村田雄浩が演じている美濃国衆の代表、稲葉良通(よしみち)。出家したあとの稲葉一鉄(いってつ)という名前のほうが通りがいいと思います。美濃は斎藤龍興(たつおき/義龍の嫡男)がこの一鉄たちとともに堅守していましたが、のちに美濃三人衆(西美濃三人衆)と呼ばれる稲葉一鉄安藤守就(もりなり)氏家卜全(うじいえ・ぼくぜん)という有力国衆3名が永禄10年(1567年)8月、成長著しい信長側に転じたために戦局が変わって稲葉山城落城に至りました。

一鉄は大変豪胆な人物で、信長にさえ必ずしも従順ではなかったため、茶室で暗殺されかけました。しかし、その茶の席で、詩文にも詳しいことや、暗殺を恐れていないことを信長に感心され、より重用されるように!
本能寺の変の際は、牢人に落ちぶれていた安藤守就が領土回復に動いて美濃・北方(きたがた)城に籠もったのを、一鉄が包囲し討ち取りました。そして一時の一鉄は、美濃一国を征圧する勢いでした。が、秀吉が躍り出てくると、一貫して味方しました。


【あの稲葉山城を盗った半兵衛と安藤守就】
 安藤守就は、伊賀伊賀守(いが・いがのかみ)というヘンな名前も使っています。娘婿(むすめむこ)は竹中半兵衛重治(しげはる)。半兵衛と安藤守就は永禄7年(1564年)2月6日、ホンのわずかな人数で主君・龍興らを急襲し稲葉山城から追放しています。おそらくは半年ほどの間、城を占拠し続けました。信長から「美濃半国を与えるので開城せよ」との誘いがありましたが、乗らず。守就は、信長が実力で美濃を獲るとそれに従い、各地の合戦で活躍しました。が、天正8年(1580年)8月、「武田と内通した」(8年前の信玄時代の蒸し返し)という罪で追放されてしまいます。

美濃三人衆のもう一人、氏家(桑原)卜全(直元)も、土岐・斎藤の重臣から信長家臣へとうまく転身しました。美濃三人衆は尾張衆と同じく手あつい扱いを受け、兵力においても三人衆全部でちょうど尾張の中枢軍と同程度の勢力を誇っていました。ただ、卜全は元亀2年(1571年)5月、伊勢国の長島一揆攻めで柴田勝家に従って戦闘、敗北し殿軍を務め、討ち死にしております。

  ~主な参考文献~
小和田哲男『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房)p.55
横山住雄『斎藤道三と義龍・龍興』(戎光祥出版)p.155~、165、169、182~、203、209、213~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
谷口克広『信長家臣団事典』歴史群像シリーズ27号「風雲 信長記」特別付録(学習研究社)



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#大河ドラマ #麒麟がくる #明智光秀 #長谷川博己 #清水しゅーまい
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コメント

こんばんは~(*^^*)

染谷将太くんは確か今年28才くらいです。
なんだか太って見えたのですが・・・
少年っぽさを出すために(15才の設定なので)
増量したのでしょうか?
などといつもあまり関係のない話をしてしまいます(;^ω^)
来週から木村文乃ちゃんが出るみたいで楽しみなんです(*^^*)
気の強い帰蝶様、明るい駒殿・・・とはまた違った魅力の女性になるのでしょうね~。
今のところ俳優陣がおじさんおばさんばかりでちょっと・・・(笑)

戦国の世は頭がよくないと生き残れないんですね。
戦国武将に生まれなくてよかったなとつくづく思います(~_~;)

No title

今回も楽しく見ました。今までの信長と違うイメ―ジでそれなりに楽しみ・・
私が一番突っ込みを入れたのはあつたの漁のことたぶん熱田のあたりなんでしょうがこんな断崖絶壁はないんでですね
ここは遠浅で今ではすごく埋め立てられているんです。こんな崖ないよ!と突っ込みを入れてしまいました。(笑い)
楽しく見てしまいましたよ

信長登場(^^♪

全国の信長ファンがどう思ってるか興味深い♪
何だか可愛い信長、染谷クン 良いですよ。
初夜をすっぽかした信長に帰蝶はニヤリ!
あのほくそ笑みの真意は何か?
そして、来週にも菊丸の正体が判明しそう?
煕子さんも登場でますます楽しみですね。

☆つばきさん

いつもありがとうございます(^-^)
染谷将太はまだ20代ですか、
若い頃の信長には合っていますね
年齢や立場の変化なども演じ切れるか
期待です(^ ^)
木村文乃出ますか!
帰蝶&駒と違う面を出してゆくの
大変そうですね~

戦国の世も意外と頭脳が試されたようです!
生き死にに直結するから、怖いですよね^ ^

☆みっちゃんさん

どうもありがとうございます♪
信長、若めの俳優さんが演じていて
楽しみですね(^-^)

なるほど、
実際の尾張の風景と
違ってましたか(笑)
現地を知ってるとより楽しめますね(=^▽^=)

☆湛さん

どうもありがとうございます(^-^)
染谷信長、
最初はなんだかそこらの少年みたいで
人なつっこい感じでしたね(^ ^)
帰蝶とどんなやりとりするのか
気になります。
どんなふうに天下人になってゆくかも
楽しみ…!

No title

こんにちは!
戦国時代は男性は頭と力と運次第で生きるか死ぬか、女性はほぼ受け身で運次第でしょうか。
帰蝶も16歳にして二度目の嫁入り。
意に添わずとも与えられた場所で生きていくしかないのはなんともせつないような気がしますが、女性はわりと図太いし順応性もあるので、帰蝶も図太く生きて、信長にただ一人女性として絵を残してもらうほど愛されたのでしょうね。
図太いっていうのは現代にも通じる処世術ですねv-91

☆あおぞらさん

どうもありがとうございます♪
そうですね、女性はごくごく一部を除き
どうしてもほとんどの場合、
「内助の功」が注目される程度ですね。
帰蝶は天下人の正室なのにほとんど記録無くて残念ですが、
信長から特別な思いを寄せてもらったようなので
最期は案外幸せだったのかもしれません(^ ^)
図太さ、度胸あるってのは
実力以上を発揮させることもあるので
とても大切な要素ですね(=^▽^=)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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