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「麒麟がくる」帰蝶愛された?/信長初の子は長寿

大河ドラマ『麒麟がくる』
 第7回「帰蝶の願い」脚本:池端俊策

【道三と信秀の和議摸索により信長注目を浴びる】
 時は天文17年(1548年)秋、明智十兵衛光秀(長谷川博己)の推定年齢は数え年21歳。
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美濃の斎藤利政(道三/本木雅弘)は、まえに織田信秀(信長の父/高橋克典)に盗られた西美濃の大柿(おおがき)城を奪回しました! 道三は尾張の清須城にいる守護代織田家に手を回し、信秀の古渡(ふるわたり)城を攻めさせることで尾張の内部対立を謀り、それがうまくいったのです。
信秀の敵は、斎藤道三と尾張内部、そして今川義元と、多方面にいます。そこで信秀は、その一つ、斎藤道三とは手を結ぼうと考えました。

道三は信秀から出された和議に前向き。しかし、和議は、道三の娘・帰蝶(川口春奈)を信秀の嫡男に嫁に出すのが条件で、斎藤の家中がもめました。当の帰蝶が拒否しているうえ、
道三の嫡男・義龍(伊藤英明)は蔭で国衆とともに反道三・反尾張で固まろうとしているのです。光秀は、和議賛成・反対両者に挟まれてつらい立場に。

とうとう光秀はまた百姓姿に身をやつし、尾張の熱田(あつた)に潜入。幸い、顔見知りの百姓・菊丸(岡村隆史)に出くわし、このところ毎朝漁に出ているという織田信長(染谷将太)の最新動向を入手しました!

ところで、「4K」のせいなのかどうかよく分かりませんが、今作は人の顔色がテラテラしている時があります。見にくく不気味なので(笑)、何か対策を採ったほうがいいように思えますね。


 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^▽^=)/

【帰蝶/信長の最初の息子94歳の長寿!】
 川口春奈が扮する帰蝶(きちょう)は美濃出身なので濃姫(のうひめ)とも俗称され、天文18年(1549年)春頃、織田信長の正室になったようです。信長は数え年16歳、帰蝶は再婚(初婚は土岐頼純 よりずみ=頼充 よりみつ)ですが同い年くらいだったと思われます。

その5年後、天文23年(1554年)の5月5日、信長は重臣・塙直政(ばん・なおまさ、のちの原田直政)の妹・直子との間に、息子をもうけています。実はこれが信長の最初の子供で、のちに織田信正(のぶまさ)となり、正保4年(1647年)、数え94歳まで長生きします。
帰蝶は、直子の出産に強く嫉妬したらしく、この子供は信長のそばに居場所を見つけられず、村井貞勝(のちに京都所司代)のもとで養育されました。


【帰蝶は愛されてたか? 吉乃の旦那、明智城で死す!】
 帰蝶と信長の間には、子供ができませんでした。一方で、信長は弘治2年(1556年)に、尾張の名門である生駒家宗(いこま・いえむね)娘・吉乃(きつの)と知り合い、翌年になって嫡男・奇妙(のちの信忠)をもうけています。吉乃も再婚で、初婚は土田弥平治という者に嫁いだんですが、この弥平治が弘治2年(1556年)9月の長山城(明智光安の明智城?)の攻防で討ち死に。
吉乃も明智にゆかりがあるわけで、もしかしたら、『麒麟がくる』に登場するかもしれません。

さて、吉乃は実家の生駒家に出戻っていたところを、信長に見初められたようです。吉乃は次男・茶筅(ちゃせん、のちの信雄)長女・お徳(のちの徳川家康長男・信康の正室)も産みました。しかし、産後のひ立ちが悪かったのか、永禄9年(1566年)、吉乃は小牧山城で29歳の若さで亡くなっています。

信長は光秀の妹「妻木」も側室とするなど、側室やおめかけさんが多く、帰蝶の侍女にまで手をつけたとのこと。帰蝶は気が休まることが無かったと思います。しかし、信長は帰蝶の死後(没年不明)、彼女の絵を描かせたそうで、信長が女性の絵を描かせたのはこの時だけ。帰蝶への愛情がうかがわれます。

  ~主な参考文献~
小和田哲男『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房)~64~
横山住雄『斎藤道三と義龍・龍興』(戎光祥出版)p.229~、235
編:柴裕之『図説 明智光秀』(戎光祥出版)p.116~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
谷口克広『信長家臣団事典』歴史群像シリーズ27号「風雲 信長記」特別付録(学習研究社)
「別冊歴史読本特別増刊 織田信長 その激越なる生涯」(新人物往来社)p.~128~



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#大河ドラマ #麒麟がくる #明智光秀 #長谷川博己 #清水しゅーまい
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コメント

こんにちは(*^^*)

しゅーまいさんの“麒麟がくる”記事が更新されないので心配になりました。
・・・というか記事が更新されないので心配しましたよ~!

この回は“悩める光秀くん”が気の毒になってしまって^_^;
本木道三の海の話を聞いていると断れなくなるよなぁ・・・と思い
川口帰蝶の涙を見ていると初婚の時に不幸になっているし
この人は十兵衛のことが好きだし・・・で。
(十兵衛は鈍感っぽいので気づいてないか)
染谷信長は最後の1シーンにしか出ないのに名前が二番目(;^ω^)
道三と光秀が言い合いになるシーンがお気に入りです。

わたしは突然ヒロキファンになりましたが、
家政婦のミタもまんぷくも見たけどさして心が動かず・・・。
今だけのにわかヒロキファンです(笑)

☆つばきさん

ご心配くださって
どうもありがとうございます(^-^)
今年はなんか今のところ
あんまり元気出てないんです(^ ^ゞ
世の風潮の影響ですかね~?

光秀、
本木道三と川口帰蝶に見事板挟みされてましたね(笑)
染谷信長は小さめの漁船に乗って
わりと地味な初登場でしたが
これから風雲を起こしてくれるのかな(^ ^)

道三と言い合いになった光秀、
信長とはどんな関係に描かれるのか
楽しみです(=^▽^=)
つばきさん
自称にわかヒロキファンですかw
せっかくの縁なので
お姉さんとファン続けてください(笑)

No title

16歳とかで、もういっぱしの大人なんですものねぇ。
びっくりしてしまいます。
戦略とか、出産とか、男女ともに今では考えられないほど責任を背負って生きてきたんでしょうね。

服装も派手、とか話題になっていますけど、画面を見ると、なるほど、浮いているような気もします。
顔のうつりと同じで、4kのせいもあるのかな。

長谷川博己さんなので、見ようかと思っていたのですが、、、最近見ていませんでした。

☆いくにゃんさん

どうもありがとうございます♪
童謡の赤とんぼで
「15~で姉や~は嫁に行き~」
とあるくらいなので
現代に入る前はほんとに
大人になるのが早かったのだなぁと思います(^ ^)

4K今のところあんまり
メリットを感じませんが
どんどん変わってゆくんでしょうね~

長谷川博己たちがんばっているので
気が向いた時にでも見てみてください(=^▽^=)

No title

わたしものぞきに来ましたが更新されていないので珍しいなと気にはしていました。でもお変わりないようであんしんしました。
私は長谷川さん、この俳優さんは全く知りませんでしたが。今度の何やら影のある憂いのあるイーオープニングの美しさにほれぼれ
またいろんなセリフ以外の所作が楽しいです。
さすが・・と感心してしまいます。すっかりフアンです。
いつも楽しみに記事拝見してますよ

No title

こんにちは!
顔色がテラテラ…ってすごい分かります!!
この違和感はなんだろーっていつも思っていたので、そう!それそれ!って感じです(笑)

今期は色々とドラマに手をつけてるので、今麒麟は溜めております(笑)
来週くらいに一気に見ます!!

長男長生き!(@_@)

こんにちは(^^♪

信長にそんな長寿の息子さんがいたとは知りませんでした。
そして、帰蝶さんの方が早く逝去したことも。
我が家の地上波放送でも顔がテラテラに見えます。
「4K」ゆえなんじゃないか?と思ってましたよ(笑)。

いろいろと自粛ムードですが
くれぐれもご用心して何か楽しんでください。

☆みっちゃんさん

どうもありがとうございます(^-^)
このところ更新ペースがゆっくりです(^ ^ゞ

長谷川博己、
確かにオープニングからいい雰囲気を醸してますね。
人のよさを感じますね、
時々憂いが加わってますます魅力的です^ ^

☆Parlさん

どうもありがとうございます♪
4K麒麟の顔色は時々不気味ですね(笑)

今季はいろいろドラマ見てるんですか
いいドラマあったら見どころなど
教えてください(=^▽^=)

☆湛さん

どうもありがとうございます(^-^)
信長の息子たちは存在感薄いです(笑)
帰蝶の没年は諸説あるので断定できない
んですが、恐らく長くても信長の
岐阜城時代には亡くなっていたのではないか
…と思います。
4K麒麟テラッテラの顔色
ちょっと不気味ですね(笑)

新型コロナに負けないよう
なんとか盛り上がっていきたいです(=^▽^=)

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ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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