FC2ブログ

記事一覧

「麒麟がくる」自ら父親殺しを名乗った斎藤義龍!

大河ドラマ『麒麟がくる』
 第3回「美濃の国」脚本:池端俊策

【斎藤義龍を巡って…】
 時は天文16年(1547年)、明智十兵衛光秀(長谷川博己)の推定年齢は数え年20歳。美濃の国を実質的に支配する斎藤利政(道三/本木雅弘)は、美濃守護の家系の土岐頼純(とき・よりずみ/矢野聖人)を毒殺しました。そのうえ土岐頼芸(よりのり/尾美としのり)に対し、言いなりになるようプレッシャーをかけます。

ただ、この土岐頼芸、只者ではないようで、道三の嫡男・義龍(伊藤英明)を蔭で「我が子」と呼んで手なずけようとしています。実は、義龍の母・深芳野(みよしの/南果歩)は頼芸から道三へと下げ渡された人。そのため、頼芸と道三、どっちが本当の父親なのか判然としないのでした。義龍は動揺します。父・道三の合戦力はともかく、人柄や政治力には懐疑的で、いずれ取って代わりたいと思うようになったのでした。そして、義龍は光秀にその話を明かし、「その折りには力になってもらいたい、ともにこの国を治めて欲しい」とまで言いました。やがて「その折り」はやってきますが、果たしてどのように実現するのでしょうか!?

さて、天文17年(1548年)、尾張の織田信秀(信長の父/高橋克典)に対し、駿河・遠江守護の今川義元(片岡愛之助)が兵を挙げたところです! 戦場は三河の小豆坂(あずきざか)!
大河03IMG_1171


 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^▽^=)/

【自ら父親殺しを名乗った斎藤義龍…!】
 斎藤道三は斎藤新九郎利政とも名乗りました。同じように、嫡男の義龍は斎藤新九郎利尚(としひさ)と名乗っていた時期があります。新九郎をそのまま襲名し、実名も「利」の一文字が共通しており、何の問題も無く家督相続が行なわれたような印象を受けます。天文23年(1554年)3月には、稲葉山城も譲渡されています。しかし、その頃から、道三と義龍が同じ内容の書状を別々に出している例が見られるそうです。どういうことかと言うと、道三が義龍へ家督を譲っておきながら実権は握ったままでいたらしい…ということです。

すると、翌年に当たる弘治元年(1555年)の12月、義龍は新九郎范可(はんか)を名乗りだしました。范可というのは昔の中国の人で、父を殺したことで有名だったそうです。「鬼なんとか」や「第六天魔王」などのように、わざと残酷そうな名前にして強さを演出する例は多くありますが、父親殺しという嫌悪感を伴ないそうな名前を自称するのは珍しいような気がします。そして、弘治2年(1556年)4月20日、運命の時、長良川の合戦を迎えます…!

  ~主な参考文献~
小和田哲男『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房)p.54~
横山住雄『斎藤道三と義龍・龍興』(戎光祥出版)p.113~117~121~125~129~
編:柴裕之『図説 明智光秀』(戎光祥出版)



『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』
(清水しゅーまいアマゾン著者ページ)
在庫僅少です!

本2冊



ブログ村で歴史の扉を開こう~!
ブログ村「大河ドラマ」ランキング
清水しゅーまい


#大河ドラマ #麒麟がくる #明智光秀 #長谷川博己 #清水しゅーまい
スポンサーサイト



コメント

こんにちは(*^^*)

またまた本木道三が強烈でしたね。
BSとか再放送を含め3度も見ましたよ^_^;
とにかくよくわかっていない明智光秀で1年描くのは大変そうですね。
光秀は逆賊と言われていますが
わたしのイメージは“パワハラ上司に仕えた気の毒な部下”です。
(おそらく竹中直人の秀吉の中の渡信長の印象が強いので)

麒麟がくるのポスターが欲しいなぁ・・・と姉がつぶやいていて
オークションなどで探してみましたが・・・
ポストカードしか入手できませんでした(;^ω^)

☆つばきさん

どうもありがとうございます(^-^)
3度見ましたかーっ!
ついに大河にハマりましたね
とても嬉しいです(=^▽^=)
本木道三は男前で貫禄も充分ですね。
光秀は信長に最も評価されていた武将と言ってもいいくらいなので
待遇はそんなに不満じゃなかったと想像するのですが、
本能寺の変ではあまりにも見事な謀反状況が整っていたため
光秀の心が動いてしまったんだろうという気がします。

ポスト・カードは入手できたんですか
それはよかったですね♪

No title

斎藤義龍に注目したことが無かったので
今年は新鮮な感覚で斎藤父子を見守ってます。
道三も禿げ頭に髭の坊主姿しか画的に印象なく
もっくんの若々しい利政様に目がハートです(笑)。
自身で父殺しを意味する名乗りなど半端ない憎悪?
う~ん、海猿クンがどう演じて見せるかな?
あ!どうもヒロキが薄くて(こら!)毎度スルー気味(;^_^A

☆湛さん

どうもありがとうございます♪
その昔よくプレイしていた『信長の野望』の始まりが
1555年で、すぐ翌年になって斎藤義龍が必ず謀反を起こしていたので、
とても印象深いです(^ ^ゞ
自ら父をころす宣言をするなんて
戦国時代においても珍しいのではないかという気がしますね。
伊藤英明がどう葛藤を表現するか注目しています!
本木道三、格好いいですね(^-^)
光秀はまだ20歳の若さなので
博己、もっと年を経た回から貫禄を示すだろうと
期待しています(=^▽^=)

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム

プロフィール

清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
  私にそのおすそ分けあれ…!!

最新記事

カレンダー

06 | 2020/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新コメント

月別アーカイブ