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愛みなぎる「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

 以前のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(1998年、2014年)はひどい作品だったので、今作には期待していなかったんですが、予告編を見たらゴジラ達のBGMにドビュッシーの「月の光」と、プッチーニの「誰も寝てはならぬ」が流れていて、面白い趣向だなぁと思い、見にゆきました。しかし、本編ではそういったクラシック音楽のBGMは無し。ちょっと残念でした。代わりに、『シン・ゴジラ』に引き続き、元祖ゴジラ作曲家の伊福部昭(いふくべ・あきら)のゴジラ名曲が演奏され、さらになんとあのモスラの曲まで新演されており、感涙ものでした。そこここに日本ゴジラへの愛がみなぎっていて、嬉しくなりましたよ…!

映画IMG_0643

脚本:ザック・シールズ
脚本・監督:マイケル・ドハティ
原題『GODZILLA KING OF THE MONSTERS』
   2019アメリカ作品

【主な登場人物:キャスト】
マーク・ラッセル(動物学者):カイル・チャンドラー(『ファースト・マン』)
エマ・ラッセル(科学者):ヴェラ・ファーミガ
マディソン・ラッセル(マーク&エマの娘):ミリー・ボビー・ブラウン
アイリーン・チェン(博士):チャン・ツィイー
芹沢猪四郎(博士):渡辺謙(『許されざる者』 『名探偵ピカチュウ』)



【ゴジラに引き裂かれた家族の絆】
 マーク・ラッセル(カイル・チャンドラー)エマ・ラッセル(ヴェラ・ファーミガ)夫婦は2014年に勃発したサン・フランシスコへのゴジラ上陸によって息子を失い、それから関係がギクシャクし別居生活をしています。科学者だったマークはかつて、巨大生物(怪獣)の生体音を再現するオルカという機械を試作しましたが、今はそれらと距離を取り野生動物の写真を撮るなどしています。一方のエマは娘マディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)と暮らしながら、巨大生物を調査する特務機関モナーク(MONARCH)に所属し研究を続けていました。モナークの調査によって、実は巨大生物は世界中に潜(ひそ)んでいることが判明していたのです。

エマは地球の生態バランスを取り戻すためには巨大生物との共存が必要だと考えており、オルカの発展機をつくり、中国雲南省に眠る芋虫状の巨大生物を目覚めさせようとします。その実験中、何者かの妨害で隔離システムに異常が発生。まもなく謎の武装集団が侵入して来ました! どうやら巨大生物のDNAを狙っている模様。エマとマディソンはさらわれ、南極大陸で冬眠している「モンスター・ゼロ」という最強ともされる巨大生物を、オルカを使って覚醒させるよう脅迫されます。エマは拒否すると思いきや…。「巨神の目覚め」と呼ばれる時が、迫っています!

   お奨め度  4
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)

【ハリウッド制作者もようやく目覚めた】
 古典的SFなどによく描かれる「人間のほうが地球の病原菌である」という説が大きく扱われています。では、我々人間の存在意義とは何なのか? 考えさせられる内容です。別居生活を送る家族の葛藤とからめ、さまざまな巨大生物が動きだすなか、娘が放つ「ママはモンスターよ!」という一言が効いてました。

怪獣達の目覚めのシーンやバトルは大迫力。特にゴジラの咆哮は限りなくオリジナルに近く、重低音で響き渡ります。ただ、戦闘・格闘場面が満載過ぎて、ちょっと胃もたれしました。しかし、本作ではゴジラをはじめとして怪獣は敵でも味方でもない点が非常によく、ようやくハリウッド制作者も分かってくれたんだと嬉しくなりました(このシリーズ前作に当たる『キングコング 髑髏島の巨神』で目覚めてくれた)。が、都合よくゴジラの登場に助けられる場面が複数回あって、あれが最小限であればなおよかったなぁと思いました。渡辺謙さんも大活躍し、「ガッズィーラ」ではなくあくまで「ゴジラ」と日本語読みで呼ぶところは守られていて、その上かなり目立ついい役どころでしたよ。
大画面でこそという臨場感が強いです、映画館鑑賞お奨めです…!


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 清水しゅーまい


#ゴジラ #モスラ #ラドン #キングギドラ #渡辺謙
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コメント

こんばんは^^♪

謙さんて、ラストサムライのおかげで国際派俳優になりましたが・・・
個人的な好みの問題で(笑)真田広之にももっと活躍してほしいです。
噂ですけど(あくまでも噂^^;)アクションもできる真田広之の出番を
トムクルーズがバッサバッサカットしたらしいです。
いつもいつも横道にそれたコメントですみません^^;

☆つばきさん

どうもありがとうございます♪
渡辺謙さんはまえに硫黄島の映画にも主演したり
着実にいい作品に出続けてますね(^-^)
真田広之さんは『ウルヴァリン:SAMURAI』が
すごく印象に残っています。
ある女性を捕まえようとしている親分役で、
「まだ娘を見つけられんのか!
この細長い島国(※日本)では道も線路も上りと下りしかないというのに
何をやっているんだ!」
というせりふがあって
いくらなんでも…って笑いましたw
『ラスト サムライ』、
真田広之活躍版を出して欲しいですね(^ ^)

No title

『シン・ゴジラ』は観たけど、‟Godzilla King Of
Monst★rs”は観ていません。

アニメ『怪獣惑星 Godzilla』はPt.1しか
観ていません。

https://www.youtube.com/watch?v=QqN4DJ2hsm8

「がおー!普通怪獣 千歌ちーだぞー!!
にゃおー!!!」

https://www.youtube.com/watch?v=juldT-7zP6E

☆Ozz☆にゃんさん

どうもありがとうございます(^-^)
今回のハリウッド版ゴジラは
映像美はかなりのものですが
内容的には『シン・ゴジラ』のほうがずっと
濃くて盛りだくさんでおもしろかったです。
アニメ版ゴジラはどうも見る気が起きません(笑)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
  私にそのおすそ分けあれ…!!

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