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「いだてん」女子スポーツ教育/美人アスリート姉妹

大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』
 第21回「櫻の園」脚本:宮藤官九郎

【女子スポーツ教育を始める】
 大正9年(1920年)、第7回オリンピック・ベルギーのアントワープ大会マラソンを16位で走り切った金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)。傷心の四三を癒したのは、一時放浪の途中で見た、元気溌溂とスポーツに興じる女性達の姿でした。そして、日本にも女子スポーツを普及させようと思い立ったのです。
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明けて大正10年(1921年)4月、四三は旧小石川区の竹早町(たけはやちょう)にある東京府立第二高等女学校に赴任しました。当時、お茶の水と並ぶ名門女学校だったそうです。四三の担当は地理と歴史ですが、放課後、体育のトレーニングを自由参加で始めました。が、誰も来ません。勧誘する姿があまりにも浮いてるので、女子学生から蔭で「あぶさん(アブノーマル、変わり者)」「スコドン(少し鈍くさい人)」などと呼ばれる始末。

とうとう女子学生のリーダー的存在である村田富江(黒島結菜)から「おやめになってください、みっともない」と「ご忠告」されてしまいます。「運動などしたら、色は黒くなる、手足は太くなる、嫁のもらい手がなくなります!」

でも、四三は頭を下げて槍投げを一人一投ずつだけでもしてくれと頼み込みました。
すると……
かなり分かりやすく親しみやすくなって来たので、視聴率多少は上向くかな…?


 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^▽^=)/

【美人アスリート姉妹】
 いだてん予告編を見ていたら、どうやら日本女子オリンピック初メダリストの人見絹枝(ひとみ・きぬえ)が出るようです。人見のことは以前書いたので、今回は、人見と競い合った双子の陸上競技選手、寺尾正(きみ)・文(ふみ)姉妹についてです。

寺尾姉妹は人見の速さにわずかに及びませんでしたが、よきライバルとして、3人でともにオリンピックに出ることを誓い合っていました。寺尾姉妹には、人見に勝(まさ)っている点がありました。容姿です。美的観点は人によって時代によっても違うので断言はできませんが、寺尾姉妹は人見よりずっと美人だったのです。そのため、雑誌のグラビアを飾ったことがありました。

それどころか、恋愛小説のモデルにまでされました。芥川龍之介や菊池寛たちと交流の深い久米正雄による原作の「双鏡(そうきょう)」という作品がそれです。その冒頭には、こう書いてあります。
「妍美(けんび)双絶、スポーツ界人気の女王!!
衣子(きぬこ)――は香り高き谿間(たにま)の白百合(しらゆり)。
里子(さとこ)――は刺激強き花園の紅ばら。

 美貌に輝くこの双生児は、一本の莖(くき)に比(なら)び咲く、性格相反せる二輪の花であった」
 どうも通俗的な内容だったようです。これを読んだ寺尾姉妹の父が激怒…! なんと姉妹は引退させられてしまったのでした。人見絹枝も大変残念がったそうですが、女子に対する偏見や好奇の目が強かったこの時代、スポーツを続けるのはとても難しいことだったのです。
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  ~主な参考文献~
NHKテレビ『知恵泉』「道をひらいた女性たち オリンピックメダリスト 人見絹枝」



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清水しゅーまい


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コメント

可哀想に・・・

久米正雄という小説家が
彼女達の人生を変えてしまったのですね。
その後の人生はどうなったでしょう?

☆ジュディままさん

どうもありがとうございます(^-^)
当時の小説は今とは比べ物にならないぐらい
インパクトがあったと思うし
まだ古風な世の中だったので
モデルにされるということは大事件だったんでしょうね。
その後の寺尾姉妹はどうやら
すぐに普通に結婚し家庭におさまったようです。
どうも平成の世まで生きたらしいです。
それはそれで
幸せな人生があったのかもしれませんね(^ ^)

こんにちは^^

金栗四三を調べていたときに
人見絹枝のことも寺田姉妹のことも知りましたよ~!
時代が時代だけに・・・
女性が太もも丸出しで走るのとかが下品と思われたのでしょうか???
平成まで生きていた寺田姉妹と24才で亡くなってしまった人見絹枝と。
今も生きにくい世の中だとは思いますが
100年前の女性の人生ってなんなんでしょう・・・?

☆つばきさん

おぉ、すごい、
人見絹枝だけじゃなくて
寺尾姉妹のことまで
ご存知でしたか!
かなり広く深く調べていたのですね(^-^)
肌の露出は女性自身、抵抗があったらしいですね。
そして男性に従属的な生き方が普通だったと思います。
一方で、もうちょっと前の女性になると
平気で混浴風呂に入っていたり
わりとのびのびとした
かかあ天下の家庭もあったりで、
その時代のタイミングってありますね。
現代で言っても、バブル期と今とでは
女性の抱える理想や問題はけっこう違いますよね。
人によっては役割分担がだいたい決まっている100年前の生き方が合っていたりするかもしれないし
一方で
モガみたいな先進的な女性も少なからずいたし
その時代時代の生き方には
それぞれの意味や価値があると思います(^ ^)

あはは(゜∀゜)

その割りに・・・
寺尾なのに寺田と堂々と打ち間違えてますぅ~^^;
しかも2回も!
わたしってホントにバカです~(笑)
あぁ、恥ずかしい。

☆つばきさん

寺尾さんの関係者以外は
ほとんど気づきもしない
たいした間違いではありませんよ(笑)
いつも書き込みどうもありがとうございます(=^▽^=)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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