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「いだてん」視聴率低迷の理由は、主人公の口癖…!

大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』
 第18回「愛の夢」脚本:宮藤官九郎

【もう日本に走る道は無い!&金栗足袋】
 大正5年(1916年)に開催されるはずだった第6回オリンピック・ドイツのベルリン大会が、長引く欧州大戦争(第1次世界大戦)の影響で中止に。金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)は落ち込む一方で、それを埋め合わせるかのように極東選手権、東西対抗戦、富士登山競走、下関から東京までの1200kmを20日間で走破、駅伝対マラソンと称して日光から東京までの130kmを20時間で競走(さすがに駅伝には負けるも完走)…などと日本全国を駆け回ります。著書『ランニング』を出版し、記念講演会でも全国行脚。もう日本に走る道は無か、燃え尽きた……と。

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一方で、四三は播磨屋主人の足袋職人・黒坂辛作(三宅弘城)ゴム底の足袋制作を頼み込んでいました。「底がゴムで、紐で結んだら、それはもう足袋じゃねえ。靴だ!」と、一時は拒否されましたが…、駅伝対マラソンに合わせて完成(金栗足袋)!(その後のハリマヤ・シューズ、近年まで日本陸上界を支えていたとは、知りませんでした)
そんななか、四三の妻のスヤ(綾瀬はるか)が大正8年(1919年)4月28日、長男・正明(まさあき)を出産しました!
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【オリンピック再開…!】
 その頃、二階堂トクヨ(寺島しのぶ)は英国名門のキングス・フィールド体操専門学校に学び、そこから和装ではなくチュニックを奨励し、メイポール・ダンスなどを女子体育の授業に導入するに至りました。これらを見た教授・永井道明(どうめい/杉本哲太)が「扇情的でハレンチな舞踊…、この奇妙な盆踊りもどき…!」などと批判しますが、聴く耳を持たぬトクヨ。

また、嘉納治五郎(かのう・じごろう/役所広司)は、3万~5万人を収容するスタジアムを神宮外苑に建設する計画を進めていました。その治五郎先生のもとに、IOC(国際オリンピック委員会)会長のピエール・ド・クーベルタンからの親書が。大正9年(1920年)夏に8年振りにオリンピックを開催するという知らせだったのでした!


【視聴率低迷の理由の1つは、主人公の口癖!】
 今まで書いてこなかったので、なぜ『いだてん』が視聴率低迷にあえいでいるのかを、率直に記しておこうと思います。

いろいろありますが、大きなものの1つは、主人公の口癖。金栗四三の口癖と言えば、「すんまっせん!」です。大河ドラマの主人公としては、これはまったく合いません。大河にはやはり雄々しい描写が求められており、仮に史実的でなくても、例えば『秀吉』の「心配、ご無用!」とか『利家とまつ 加賀百万石物語』の「私にお任せくださりませ!」だとか最近では『真田丸』の「黙れ、こわっぱ!」とか、そういった気迫の籠もった発言が魅力的に映るものです。

それが、今作では、「すんまっせん!」。腰の低さで主人公を身近に感じさせようとしたのかと考えられますが、残念な結果になってしまっている…と思います。「ばばば!」という口癖もありますが、朝ドラ『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ!」ほどに新鮮な響きが無く、失敗。「とつけむにゃあ(とんでもない)!」というのは、いい言葉だと思いますが、「すんまっせん!」連発のあとに聞かされても、もはや壮大な感じは沸きにくいですね。

とは言え こうして見続けている視聴者もいるので、日本水泳界を指揮した田畑政治(たばた・まさじ)が主人公となる後半では、もっと活力のあるキメゼリフに期待し、視聴率向上を願いたいです…!


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コメント

口癖ね。

偶然今日別のところで、口癖の話題を目にしたの。
だから主人公の口癖どんなかな?って思って気になりました。
私ってついてる~♪運が良い~♪って言ってると
本当に運気が向いて来るんですって。
すんまっせん!って謝ってばかりだったら
運気も視聴率も下がるかもね~^^

☆ジュディままさん

どうもありがとうございます♪
口癖によって運勢が変わりますか~!
それは怖いというかおもしろいことですね(=^▽^=)
いだてんの主人公、べつだん悪くない時も
何かにつけて「すんまっせん!」と謝ってるんです。
身近な人柄を感じさせようとしているのかもしれませんが
大河ドラマなんだから「ド~ンと来い!」系の
キメゼリフが欲しいところなんです(^-^)

あ~やばい・・・。

わたしの口癖も『すみません』かも・・・。
しかも心からの『申し訳ない』とは違って、
とりあえず謝っておこう!みたいな^^;
前に別のブログで書いたわたしが今はまっている作家さんの作品の中に
『あなたはいつもすまなそうにしてるけど、あなたに悪いところなんてないのよ』みたいな文章があって
そこでもはっとさせられたんですが、
(そしてそれ以降あんまり謝らなくなったわたし^^;)
しゅーまいさんの言葉でもやはり『すみません』はよくないなぁ・・・と思いました。
明日からも謝るのはやめよう(笑)

そんな口癖そういえば出てましたね

そんな口癖そういえば出てましたね
主人公が女性でないとダメなのかなぁ
私は結構ファンなので楽しみなんですが…私自身視聴率は関係ないけどNHKはそうはいかないんでしょうねぇ

☆つばきさん

どうもありがとうございます(^-^)
なんとなく「すみません」って
言ってしまうことってありますよね(^ ^)
ぼくは飲食店で注文する時などに「すみません」ではなくて
「お願いします」と言うようにしています(笑)
まぁいっぱんの世の中ではさほど
大きなことではなさそうですけど
大河ドラマの主人公が「すんまっせん!」を連発すると
見ているほうは萎えてしまいます(^ ^ゞ
…と言いつつ見続けてますがw

☆みっちゃんさん

こちらまでどうもありがとうございます(^-^)
そうなんです、
せっかく中村勘九郎さん熱演しているのに
せりふに「すんまっせん!」が多いので
残念な気がしてしまいます(^ ^ゞ
ぼくも楽しみに見続けてますが
大河ドラマは注目度も予算額も大きいので
制作のみなさん
今年の視聴率には参っていることと思います(°∀°;

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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