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人間も主演の映画初監督!岩合「ねことじいちゃん」

 動物写真家の岩合光昭(いわごう・みつあき)さんが、猫だけじゃなくて人間も主演する映画を初監督しました! 『ねことじいちゃん』、人間の主演はこれまた初主演となる噺家の立川志の輔(たてかわ・しのすけ)さんです。さっそく見てきましたよ…!
 



原作(まんが):ねこまき『ねことじいちゃん』
脚本:坪田文
監督:岩合光昭(出演『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』/撮影『日本列島 いきものたちの物語』)
音楽:安川午朗(『ルームメイト』)
アニマル・コーディネーター:菊田秀逸(『コーヒーが冷めないうちに』)
   2018日本作品(公開2019)

【主な登場人物&ねこ:キャスト】
大吉(70歳):立川志の輔(声『かぐや姫の物語』)
タマ(雄6才7カ月):ベーコン(実際は2015年2月生まれ)
美智子(東京から来た美人):柴咲コウ(『47RONIN(フォーティーセブン・ローニン)』)
巌(いわお/自称「ねこ嫌い」):小林薫(『春を背負って』 『海賊とよばれた男』)
大吉の亡き妻:田中裕子
島の医師:柄本佑(えもと・たすく)(『武士の献立』 『追憶』)
さっちゃん(三毛ねこミーちゃんを育てる):銀粉蝶
つよし(大吉の息子):山中崇
郵便配達職員:葉山奨之
 
 
【これはまれにみる猫&人の共演成功作だ…!】
 猫&人のW主演でありながら、猫が出しゃばり過ぎず、無理に人間にからむこともなく、自然に寄り添うように闊歩している様子が微笑ましく、共感できる映画でしたよ。
 
 太平洋側のとある島(ロケ地は愛知県佐久島や篠島)が舞台。70歳になる大吉(立川志の輔)(田中裕子)を亡くして2年ばかりで、タマ(ベーコン)というねこと一緒に暮らしています。どうやら元教師だったらしく、今はタマの散歩についてゆくのが日課で、他にやることは特にありません。だいぶ前に島を出た息子つよし(山中崇)は、妻・娘とともに順調で、「もう年なんだから、こっちで一緒に暮らさないか」などと言ってきます。
 
今日もタマと散歩していると、島としては珍しく新築工事が行なわれているのを見つけました。美智子(柴咲コウ)という東京から来た美人が何か店を開くらしい。いったい何が開店するのでしょうか?
 
さて、大吉はある時、妻の遺したレシピ・ノートを発見します。そのレシピを再現したりさらに新しいレシピを追加するのが趣味になります。そんな折り、さびれてゆく島を活気づけようと、何かイベントを開催しようじゃないかという話がもちあがりました。みんな悩みますが、大吉の幼なじみで自称「ねこ嫌い」の巌(いわお/小林薫)が、若かった頃の希望を実現しようとします。どんなイベントかな…?
 
   お奨め度  4
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
【飛び猫、月と猫、夕日の映える猫…自然で愛しいその表情】
 主演のタマ以外にもいっぱいねこが登場し、キャスト総勢38だそうです。動物映画の陥りがちなのが、特別に人間に慣れた動物が極度にかわいらしく振る舞う…という、通常ありえない内容になってしまうことですが、さすが岩合さん、ごくごく自然なねこの表情を豊富に捉えています。もちろん、この作品でも、人に慣れたねこが選ばれて出演しているのではありますが、媚びない勝手な振る舞いもたくさん映っていて、こんなねこいる!とかうちのねこに似てる!とかって喜びに満ちた映画だと思います。
 
人間ドラマのほうも、高校生カップルと、それから老いらくの恋も描かれており、しみじみします。唯一惜しい点は、島のマドンナになる美智子の人物設定にもう少し深味が欲しかったかなぁということくらいです。
 
岩合さんの新境地をぜひ見てみてください(=^^=)
 

 

 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

これは、ぜひ見たいです。
タイトル写真のトラ猫もなかなかの雰囲気ですね。
最近では、一番見たい作品です。
楽しみ!!

No title

☆いくにゃんさん
どうもありがとうございます(^-^)
このトラねこが主役で、
あちこち探索したりします(=^ェ^=)
猫も人もほのぼのしていて
楽しく見れるいい映画です♪

No title

みたいデス映画好きデスナイス

No title

☆ぎいさん
ナイスどうもありがとうございます(^-^)
見たい映画いっぱいありますね~!

No title

岩合さんの写真は猫ってかわいいのよ!という写真でないのが気に入ってずっとフアンです
彼が取った映画ってどうなんだろうとおもっていました。
みにくかちはありますね
たのしみです
ないすご紹介

No title

☆みっちゃんさん
ないすいつもありがとうございます♪
岩合さんの撮るねこたちは自然で
媚びない感じがよく分かって
とてもいいですよね(^-^)
人間ドラマも優しく描かれていて
ねこと人が調和している映画でした(=^ェ^=)

No title

このチラシ見て「おじいちゃんって志の輔さん!」
と思いましたが、そんなお年なんでしょうか。
これは観に行けるかちょっと分かりませんけど
2番館待ちなら都合つけるかな?という感じです。

No title

☆風森湛さん
どうもありがとうございます(^-^)
志の輔さん、どうやら65歳のようですが
70歳の役でした(^ ^)
ほのぼのしたいい映画でしたよ(=^ェ^=)

No title

こんにちにゃー

映画『世界ネコ歩き』は、観たニャー

『猫歩』は、ほとんど猫しか映っていなかったので、
淡々とした感じだったにゃー

それに対し、『猫爺』は、猫と先生&町の人たちの交流が
丁寧に描かれていて、とても良かったにゃー

大吉先生が倒れた時は冷や冷やしたけど、回復して良かったにゃー
息子さんが帰省して東京で一緒に暮らそうというシーンも、
ニャンだか考えさせられたにゃー

No title

☆Ozz☆にゃんさん
そうですね、ねこじいは
ねこたちと人々の交流が
楽しく繊細に描かれていましたね(=^ェ^=)

先生、
後遺症ものこらず無事復帰していましたね。
心配してくれる家族や友達がいるのは
ホッとさせられました(^-^)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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