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「いだてん」テコ入れ?/乃木大将もうすぐ殉死

大河ドラマ『いだてん 東京オリムピック噺』
 第7回「おかしな二人」脚本:宮藤官九郎
【テコ入れ? 分かりやすくなった!】
 第5回オリンピック、スウェーデンのストックホルム大会までの道のり。

 時は明治45(1912)2月、オリンピック出発まであと3カ月。
テコ入れが行なわれたのか、今回は時代の行き来がほぼありませんでした。そのため、大変分かりやすい展開でした!
 
金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)は、マラソンでのオリンピック出場を決断しましたが、活動資金1800円という大金をどうするかが問題に。一方で短距離走出場候補の、痛快男子・壮快なる貴公子こと三島弥彦(やひこ/生田斗真)は大金持ち。しかし、家族が出場に反対しています。
金があるのに行けない三島に、行けるのに金がない金栗…。
ちなみに、四三が22歳、三島は27歳です。
 
なんとか思い切って二人はエントリー・シートにサインしました。
そして、英会話および欧米式の礼儀作法の指導を大森安仁子(あにこ/シャーロット・ケイト・フォックス)から受けたのです。
また、この年53歳の嘉納治五郎(かのう・じごろう/役所広司)先生は、29歳の洋行時にあの勝海舟からもらったというコートを質に入れました。その金で洋服を仕立てるようにと、四三に言ってくれたのでした!

 
その頃、四三の兄・実次(さねつぐ/中村獅童)は、春野スヤ(綾瀬はるか)の案内で熊本・玉名の池部という庄屋を訪ねて、金策です。
 
 
 今回、四三は三島家の厠(かわや)乃木希典(のぎ・まれすけ)陸軍大将と出くわしました。乃木大将と言えば、日露戦争での活躍はもちろん、明治天皇に殉死したことでも世界的に有名です。明治は45年7月30日に終わり、乃木夫婦の殉死が決行されるのは御大葬の行なわれた9月13日でした。
事実かどうか分かりませんが、四三はその半年ほど前に出会ったことになります。
辞世の歌は次の通りです。
 
うつし世を神さりましし大君の
みあとしたひて我はゆくなり
 
殉死の一件は、評論家から「…なんらか芝居気じみたり」と揶揄(やゆ)されたり、新聞に「何事ぞ、この極めて愚かなる風習…」などと批判されたりもしました。しかし、庶民の多くに崇高なものを感じさせ、夏目漱石の『こころ』にも多大な影響を与えたのでした。
 
平成の終わりを迎えつつある今、時代の激変を強く感じますね。
 
  ~主な参考文献~
監:奈良本辰也『新名将言行録』(主婦と生活社)p.534
『日本全史(ジャパン・クロニック)(講談社)p.1007
 
 

 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

見ましたよーー旅行先で見てました
質入れしてましたねp

No title

☆ぎいさん
pどうもありがとうございます(^-^)
旅先でご覧になりましたか~!
質入れして洋服仕立てることできましたね♪

No title

なんとおおらかな時代でしたねぇ。質に入れてそれでお洋服を作ってなんて言ってくれる人があるんですからいいよね
さてさて次回はのぎさんのお話金
今では考えられませんがだんだんそういう危ない方向に日本がいくんですよね
ハラハラしますね
ナイス

No title

☆みっちゃんさん
ナイスどうもありがとうございます(^-^)
質屋に大切な物を入れてまで
お金を用意してくれるなんて
人情味ありますよね(^∇^)
乃木大将、立派な軍人だと思いますけども
軍国主義化していく中で利用されてしまい
大変残念なことです。。

No title

☆2019/2/21午後4:36さん
ありがとうございます(^-^)
のちほどうかがいますね。
リフレッシュしてきてください(=^ェ^=)

No title

この回も、次回ももしかすると見られそうにない
ジタバタしている最近の日曜日です(´・ω・`)°・。
こちらで勉強させていただきます。

乃木希典とは大物が登場したんですね。
(愚将という記事も読んだ事ありますが(;^_^A)
利用されたのであれば、それは気の毒。
それはさておき、シャーロット・ケイト・フォックスが出てたのは
数話前に気付いてましたが、実在の人物だったんですね。
まだまだ登場してくれると良いんですが・・・。
オール☆ラン

No title

☆風森湛さん
オール☆ランどうもありがとうございます♪
乃木さん、トイレでスレ違うのと
会食の様子がちょっと出るだけでした(笑)
乃木さんは
恐らく司馬遼太郎が悪く書き過ぎたせいで
愚将にされてしまったのだと思います、
司馬遼太郎の罪は重いです(笑)
今年の大河はどこまで実在の人物なのか
ぼくはまったく分からないで見ております(^ ^ゞ

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Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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