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本当の猫好きには不満残る?映画「旅猫リポート」

 「ぼくは、最後まで、サトルの猫でいる。」「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。」キャッチ・コピーでもう泣けてくる猫主演の映画『旅猫リポート』を見てきましたよ(=^^=)
 

原作:有川浩(ありかわ・ひろ)『旅猫リポート』(『図書館戦争』)
脚本:有川浩 平松恵美子
監督:三木康一郎
音楽:コトリンゴ(『この世界の片隅に』)
動物監修:ZOO動物プロ
   2018日本作品

【主な登場人物:キャスト】
宮脇悟:福士蒼汰
ナナ(元ノラ猫):ナナ(2014年生まれセルカークレックス雄)
ナナ(声):高畑充希
香島法子(悟の叔母):竹内結子
宮脇悟(小学生時代):田口翔大
澤田幸介(小学生時代):二宮慶多
澤田幸介:山本涼介
杉千佳子(高校時代の同級生):広瀬アリス
杉修介(高校時代の同級生):大野拓朗
前野朋哉  中村靖日 / 戸田菜穂
橋本じゅん  木村多江  田中壮太郎  笛木優子
 
 
【雄弁な猫に、人は何を思う?】
 冒頭、車のエンジン音が鳴り、車上が映ると、そこに猫が乗っかっています。猫のナナ高畑充希の声で喋り始めます。優しそうな青年・宮脇悟(福士蒼汰)を見つめながら「これはサトル、ぼくの飼い主だ。出会いは5年前、ぼくは誇り高きノラ猫だった」云々。かわいいのだけど、かなり雄弁な猫なので見る人によってはシラケるかも() 途中で他の猫や犬も出てきて、彼ら彼女らも喋ります。そのあたり、せりふでの状況説明になってしまい、微妙な感じ。せりふ無しで関係を描けたならば、そのほうがよりリアルでかえって感情移入できたような気がしました。
 
さて、悟はある理由から、ナナを手放さなければいけなくなってしまいます。引き取りをかつての同級生達が申し出てくれて、その家々を巡ってマッチングを試みる…という流れ。その間、同級生や両親等との思い出、かつて飼っていた猫・ハチについても語られます。ハチを家に迎えるに至るまでの葛藤、両親や親戚とのイザコザ、高校時代の恋愛話などなど王道ながらもしっかりしたストーリーテリングを堪能できます。
 
   お奨め度  3
    親子連れや心の清いかたには4!
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
【猫ってそんなに従順だっけ()?】
 かなり気になったのが、猫が従順過ぎること。せりふでは悟のことを「下僕として優秀」などと言ったり、高慢な猫らしさを出しているのですが、そのわりにキャリー・バッグに自ら進んで入っていったりおとなしく風呂で洗われていたり、うちの猫ではまずありえない場面がいろいろありました()。そのうち自動車内でキャリー・バッグから出して運転しだすし。危ないだろうに。さらに、車のドアを開けた間に、ナナが外へと走り出し、「(俺を)置いてくなよ~!」と泣き出す悟w 何年も一緒なんだし、もうちょっと猫の生態を理解してないと(°∀°;
 
そんなこんなで、本当に猫と一緒に暮らしている人から見ると、ご都合主義が目につく…かも知れません。
でも、とにかくナナもハチも信じられないくらい聞き分けいいしかわいいし、ストーリーが大々的に泣かせてくるので、親子連れで見たり素直な心で見たりすれば感動するかも知れないです。
 
 

 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

こんにちは。
これはスルーを決めています!
絶対あざとい映画だと思って・・・(笑)。
猫の生態を描けていないのは残念過ぎますね!
オール☆

No title

☆風森湛さん
オール☆どうもありがとうございます(^-^)
スルー決定済みですか(笑)!
猫、かわいいことに間違いはないんですが…
そもそも旅(車に乗って)が平気な猫って
少数派だと思うのですが、そのあたり
誤解を生む作品だと思いました。
いい作家さんだけに残念でした~

No title

あぁ、わたしは心が清いのでお薦め度は4なんですね

・・・

この映画ね・・・高畑充希がうっとおしいとまで言われていましたよ
テレビや映画でにゃんこを見ようとは思わないですね(笑)
実物がいちばん可愛いと知っているので

ぽちぽち☆☆

No title

『旅猫リポート』そんなストーリーでしたか。
TVで福士蒼汰さんが宣伝に出ていたので何となく知っていましたが、内容は全然わからなかったです。

うちの猫は、全然いうことを聞かない猫なので、車ダメ、風呂ダメ、言葉はもちろんダメですから、ちょっと想像つきません。
こちらではまだ上映予定もありませんが、来たら、どんなものか観てみます。

No title

こんにちは。
猫を飼っている方が観ると違和感のある映画なのですねf^_^;
予告で見た限りナナちゃんは可愛いですが声があるとキャラクターっぽくなってしまうのでアフレコは不要かな笑

No title

☆つばきさん
ぽちぽちどうもありがとうございます(^-^)
高畑充希、うっとうしいとまで…(笑)
たしかにそうとう喋るんですけども
作家のせいなのに気の毒ですよねw
でも、つばきさん、単純そうだから(失礼)
意外と見てみたら感動するかも…(笑)

No title

☆いくにゃんさん
どうもありがとうございます(^-^)
福士蒼汰さんは熱演でよかったですし
猫もかなりかわいいのですが
どうしても一般的な家猫とかけ離れているように
見えてしまって残念でした。
車や風呂はたいてい嫌がりますよね(^ ^;)
でも、物語の基本はよくできているので、
泣ける要素もあるし、猫を育てたことのない人は
こんなふうに猫のこと思ってるんだろうなぁって感じで
楽しく見れましたよ♪

No title

☆アキスズさん
どうもありがとうございます(^-^)
たいていの猫は
車に乗るのも嫌がるんですけども
タイトルが旅猫なのでまぁしょうがないなぁ
という感じで見てました(笑)
主演猫がいい子すぎて、でも実在の猫だから
すごく不思議でしたよ(^ ^;)
そうなんです、ナナちゃん、
あんまり喋りすぎてキャラクター化してましたw

No title

やっぱりねって言うのが私の感想です。ろくに猫の生態を知らないでご都合主義でお話を作っえてくれるとしらけます
知らない方は猫ってそういうもんだって思い込んでしまいますもの
ねこってもっとわがままで自分のために生きますよね
まぁ物語ですからそんなものかとそれはそれでいいかもしれません
長靴をはいた猫と言うお話がありますね
それと同次元と思えばいいのかな
なんにしろ、この手のお話は苦手です
ご紹介ありがとうございます
ナイス

No title

☆みっちゃんさん
ナイスどうもありがとうございます(^-^)
そうなんです、
猫はとてもかわいく描かれているのですけど
人間に都合のいいかわいらしさで、
ちょっと残念でした。
猫をそんなに知らない人が見たら、
自分も猫と旅したり入浴できるのかなぁ…などと
思ってしまいそうで、心配になりましたよ。
ただ、物語の基礎はよくできているので、
泣かせどころもあり、それなりにおもしろかったです(^ ^)

No title

☆2018/11/10(土)午前9:39さん
どうもありがとうございます(^ ^)
そちらにうかがいますね~☆彡

No title

☆2018/11/10(土)午後5:28さん
お手数をおかけします、
本当にどうもありがとうございます(^ ^)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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