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「西郷どん」直弼を狙撃!桜田門外の変の真実

大河ドラマ『西郷どん』
 第20回「正助の黒い石」原作:林真理子/脚本:中園ミホ
【かろうじて桜田門外の変合流を阻止…!】
 時は安政6年(1859)西郷吉之助(隆盛/鈴木亮平)は数え年33歳。
今回は大久保正助(しょうすけ、のちの利通/瑛太)を中心とした話になっていました。
 
正助30歳は、仲間内で評判の悪い保守的なご隠居、島津斉興(なりおき/鹿賀丈史)にあえて接近しました。斉興亡きあとを見越し、次代の藩政を動かす島津久光(青木崇高)と親しくなるためです。正助は久光と二人きりで囲碁を打ったあと、言いました。
「あなた様が御隠居様に代わられ、薩摩の御主(おんあるじ)となり、腐った公儀に再びもの申す時でございもす。…殿のお父君、すなわち我ら薩摩のお父君にございます。言うてみれば、国父様(こくふさま)と呼ばれるべきおかた…」
 
大久保正助、激動の政治に揉まれるうちに、凄味や貫禄が出てきたようです。
大老・井伊直弼(佐野史郎)を斬るべし!と仲間が燃え上がるなか、正助は「まだじゃ。今はまだ早か」
みなを抑え、国父になった久光に(さと)し書きを書くよう上申しました。みなを「精忠組(誠忠組)として認める一方で、決起を押しとどめたのでした。さらに、吉之助を大島から呼び戻すための嘆願書を…。
 
精忠組はひとまず鎮まりましたが、有村俊斎(のちの海江田信義/高橋光臣)弟の有村次左衛門(じざえもん/山田大生)と雄助(ゆうすけ)はすでに薩摩を脱藩し、水戸脱藩浪士に合流…! 桜田門外の変勃発です!
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
 深々と雪が降る。
大老・井伊直弼の乗った駕籠(かご)が江戸城・桜田門のあたりに来たのは、安政7年(1860)3月3日、午前9時頃のこと。駕籠を護衛する登城の行列は、およそ60人。
 
一行(いっこう)が進むのを、不審な男がさえぎりました。行列の先頭にいた侍は、「えぇい、控えろ、控えろ!」 その声を恐れる様子もなく不審者は刀を一閃…! 先頭の侍を斬殺。同時に襲撃の加勢が現れ、次々と斬りかかる。駕籠を守る侍たちは驚きつつも、騒ぎのほうへと駆け寄っていきました。駕籠の進行が止まり、警護が手薄に。そこへ、「お願いの者でござります!」と、あらたな不審者が直訴状らしきものを掲げて走り込んできました。
 
不審人物が言い終わるか終わらないかのうちに、ドン!と小筒(こづつ:拳銃)で撃ち込む音が…!
銃撃したのは、水戸脱藩浪士の森五六郎(もり・ごろくろう)
銃は、黒船のマシュー・ペリーの持つ1851年ネイヴィー、サミュエル・コルト社製ニューヨークシティーをもとに中澤晃敬(あきたか)らが複製した6連発銃。恐らくは水戸藩の神勢館(しんせいかん)小銃製作場でつくられたもの。
駕籠の直近、低い位置から放たれた弾丸は、中で座っていた大老井伊の太ももから腰に向かって貫通…!
剣術を得意としていた大老井伊も、反撃の余地無し!
この発砲音が轟いた頃には、浪士全18名は一斉に斬りかかり、大老井伊の護衛を打ち払っていました。
 
死闘3分、銃撃の時点ですでに大老井伊は致命傷を負っていたと思われますが、その首を挙げたのが、有村俊斎(のちの海江田信義)の弟の有村次左衛門(じざえもん)です。
一同は勝鬨(かちどき)を上げ、引き揚げようとしていました。大老の首を剣先に刺し、興奮さめやらぬ有村次左衛門。しかし、次の瞬間、倒れていた彦根藩士・小河原秀之丞(おがわら・ひでのじょう)が最期の力を振りしぼって立ち上がり、有村の背後に刀を走らせました…! 有村は後頭部に重傷を負い、首を掲げたまましばらく歩き、近江・三上藩(みかみはん=甲賀藩)邸のあたりで力尽き、自害。小河原秀之丞は水戸脱藩浪士によって斬殺。。。
 雪上には点々と血の赤が滴っていました。
 
  ~主な参考文献~
家近良樹『西郷隆盛』(ミネルヴァ書房)p.74
北康利『命もいらず名もいらず 西郷隆盛』(WAC文庫)p.104
NHKテレビ『歴史秘話ヒストリア』
   銃声とともに 桜は散った 「桜田門外の変」の謎
 

 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

又見そびれました。ナイス
直虎は見てたのですが
BS時代劇見てました

No title

☆ぎいさん
ありがとうございます♪
BS時代劇ですか!
うちはBS見れないので
うらやましいです(^ ^)

No title

実際の襲撃はシュールですね。

西郷は何時戻るのか、、、

ポチ

No title

☆栞さん
ポチありがとうございます(^-^)
そうですね、
やっぱり撃ったり斬ったり
首とったりするのは
現代人の感覚からすると尋常じゃないですね~!

島人になりたがっている西郷どんを
いつどう連れ戻すのか注目です…!

No title

こんばんは。
幸せ西郷さんのターンがもう終わっちゃうのが寂しいですが仕方がない(^^;
大久保さあも出世してきて、いよいよここからですね。

No title

☆ハニー先輩さん
西郷どんの幸せな島生活、短かったですね~
大久保さぁ、
30歳にして藩政を握りつつあるので、
けっこう出世速いですね…!

No title

今回は大久保トッシーのエピでしたね。
奥さんをビビらせてるのは意外でした(笑)。
有村俊斎がトッシーのおでこにギリギリしてるのは
「ピーターラビット」のごめんんさいに似てましたね。
雰囲気険悪でしたけどもヾ(●´▽`●)ノアハハハ・・・
とぅまどんの退場が迫ってて悲しい~( ノД`)°・。
オール☆チェスト♪

No title

☆風森湛さん
オールチェストどうもありがとうございます♪
大久保、
いつの間にか亭主関白っぽくなってましたね(笑)
おでこギリギリ、
たしかに「ごめんなさい」に似てましたね(笑) このドラマのあれは険悪な上に
ツバとんで汚そうでした(°∀°;
とぅまどん
もうお別れかと思うと早いですね~!
全体の進行は遅いけどもw

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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
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