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油絵が動く!圧巻アニメ映画「ゴッホ 最期の手紙」

 ゴッホの最期の謎を、6万2450枚の油絵をもとにアニメ化した意欲作『ゴッホ 最期の手紙』(吹替版)を見てきました…! 1秒あたり12枚の油絵。参加画家125名、その中には日本人の若手画家、古賀陽子も含まれています。
 ゴッホのあの独特のタッチや色合いが動く…、画期的な趣向と、それを実現してしまったことに驚かされました!
 

脚本・監督:ドロタ・コビエラ
共同脚本・共同監督・製作:ヒュー・ウェルチマン
音楽:クリント・マンセル
原題『Loving Vincent』
   2017イギリス・ポーランド作品 2017~日本公開中

【登場人物/キャスト/吹替版の声】
アルマン・ルーラン/ダグラス・ブース/山田孝之

郵便配達人ジョゼフ・ルーラン/クリス・オダウド/イッセー尾形
アドリアーヌ・ラヴー/エレノア・トムリンソン/冬馬由美
ガシェ医師/ジェローム・フリン/村治学
マルグリット・ガシェ/シアーシャ・ローナン/伊藤かな恵
タンギー爺さん/ジョン・セッションズ/鈴木清信
貸しボート屋/エイダン・ターナー/丸山壮史
ルイーズ・シュヴァリエ/ヘレン・マックロリー/幸田直子

フィンセント・ファン・ゴッホ/ロベルト・グラチーク/三宅健太
ポール・ゴーギャン/ピョートル・パムワ/落合福嗣
 
 
【堪能、ゴッホづくしの96分間!】
 もうオープニング・タイトルからゴッホ・タッチの油絵です。モワモワ、モコモコと動きます()ドラマ部分は、実写で撮った映像に、ゴッホ風に色づけして油絵にする…という手法で制作されました。
 
物語の始まりは、1891年。ゴッホの死の翌年の、アルル(フランス南部)です。亡きゴッホが弟=テオにあてて書き遺した手紙が見つかり、それを届けることになってしまったアルマン・ルーラン(ダグラス・ブース/声:山田孝之)という青年を主人公として話が進みます。
 
ただ手紙を届けるはずが、次第に主人公はゴッホがどうして死んだのか、何があったのかを探りだしてゆく…という展開に。推理サスペンス調の内容です。ゴッホ自身のよく知られた作品の数々も物語の場面として登場、それが動き出す瞬間は、見る者を不思議な世界へと誘(いざな)います。絵画好きには、たとえようのない感動があることでしょう。
 
 
   お奨め度  4・25
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
 
【死の謎に迫るストーリーにも力あり!】
 見る前は、正直なところ、油絵アニメは見続けるのがつらそうだ…と思っていました。実際、人間の表情は必要以上に動きがあって見づらいんですが()、風にさざめく草木だとか、鳥が飛び立つところだとか、風雨だとか、油絵アニメのよさが活かされている場面も多々ありました。ケンカのシーンなんかも出てきて、これが思いのほかスムーズに見えたのも、意外でした。また、回想シーンでは、筆づかいが抑制的な、白黒のリアルな映像になっており、メリハリがありました。
 
物語のほうでも、「あの人はウソをついてる」だとか「ゴッホは不釣り合いな恋で自殺した」「いや、他殺だ」とか、推理サスペンスものらしいドキドキ感が味わえ、大変面白かったです。
油絵アニメがこっているだけでなく、物語にも惹かれ、充実した鑑賞時間を過ごすことができました。一見の価値あり、です!
 
 

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     清水しゅーまい

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コメント

No title

そういう映画だったんですね。映画のガイド欄でこの作品を見つけたときに全然予備知識がなかったのでどういう映画かなぁと思っていました。
私は最初に好きになった絵画がゴッホのひまわりです。今でも好きです
彼のことを知れば知るほど認められなかった天才の悲しさで心が重くなります
麦畑の上をカラスが飛んでいる実物風景をフランスで見たとき彼の心理状態がすごくわかりました。そしてこれ以上深入りしないほうがいいって言うふうに思ったんですよ
なかなか見ごたえのある映画ですね
みに行ったらどうしようかなぁと思っています
ご紹介ありがとうございます
ナイス

No title

☆みっちゃんさん
ナイスどうもありがとうございます(^-^)
ゴッホのひまわり、いい絵ですね。
生前ゴッホの絵は1枚しか売れなかったとかで
あまりにも気の毒に思いました。
回りの人が買ってくれてもよさそうなものなのに、
変人すぎたのですかねぇ。。
まったくひどい話ですよね。

映画の内容は、ゴッホをよく理解した人達が制作しているんだなぁと、
興味本位でなくゴッホに好意的に描かれていました。
ゴッホの作品や人柄、内面に関心がもてるし
なにより油絵アニメに最適なテーマだと思えるので、
見てとてもよかったです(=^▽^=)

No title

こんばんは。
どんな映画かわからなかったのですが、これは凄そうですね。
これは熱意の塊のような映画かも。

No title

☆ハニー先輩さん
そうなんです、
ゴッホ愛と熱意が詰まった、
すごい力作です(^-^)
NHKの関連会社が参加しているようなので
もしかしたらいずれ放映するかも(^ ^)

No title

映画もお好きですね。見たいけどdVDに成ってからしようかなNICE

No title

製作過程をTVで見ました

興味深いですね

No title

これはお薦め映画でした♪
ゴッホタッチのアニメーション、私はあまり気にならなかったですが、
観る人によっては見づらいかも?ですね。
画像も観て楽しめるし、ストーリーもしっかりしていて
とても面白かったと思います。
TBさせてください。オール☆

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
映画好きです~(=^▽^=)
DVDですとゆっくりじっくり見れますね♪

No title

☆不思議な泡さん
ありがとうございます(^-^)
TVで製作過程を紹介してたんですね、
それは見たかったです!
かなり独特なアニメになっていました(=^▽^=)

No title

☆風森湛さん
TBとオール☆どうもありがとうございます(^-^)
湛さんの記事を拝見して
とても見たくなって行ってきました(=^▽^=)
ゴッホのタッチとてもよかったですが
人の表情やヒゲまでモコモコするとこは
ちょっと違和感ありました(笑)
絵画鑑賞とストーリーを一挙に楽しめて
お得な感じですし感動しましたね♪

No title

しゅーまいさんも絶賛ですね!!自分これ見てから 一大ゴッホブームで昨日も神戸で絵を見てきました^^
この映画に出てきた2人の肖像画です!!感動でした!

自分のブログの感想には書きませんでしたが
映画館の真横の席に中年のカップルの方が座って
オープニングから その男性いびきかいて寝てしまったので
実は 映画に集中できませんでした^^

はやくブルーレイ発売してほしいです^^

No title

☆ばねぱんさん
どうもありがとうございます♪
ゴッホの最期がミステリアスに
かつ共感もできるように描かれていて、
見応えありましたね~!
見る前は、油絵アニメなんて、労力ばかりの産物
じゃないかと思ってたんですが
きちんと理解されて構成されていて
とても分かりやすく入り込めました(^-^)
知っている絵や見たことある絵が動くのは
感涙ものですね(=^▽^=)
このブルーレイは買う価値ありますね…!

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プロフィール

清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
  私にそのおすそ分けあれ…!!

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