FC2ブログ

記事一覧

「直虎」家康の苦難伊賀越え/信長はハゲに厳しい?

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第49回「本能寺が変」作:森下佳子
【本能寺の変!穴山信君の不運】
 時は天正10(1582)井伊直虎(おとわ/柴咲コウ)は、数え年48歳ぐらい。
徳川家康(阿部サダヲ)の2万石武将、井伊万千代(後の直政/菅田将暉)22歳です。
 
織田信長(市川海老蔵)徳川抹殺を謀(はか)っているらしい…。徳川の窮地を逆手に取って、信長暗殺を持ちかけてきた明智光秀(光石研)。家康や万千代らはやむなく納得し、政変勃発後を見据え、逃走路の確保を直虎に頼みました。
 
直虎と万千代は、京商人の茶屋四郎次郎(辰巳琢郎)や、久し振りに登場の龍雲丸(柳楽優弥)たちの力を借りて道を摸索。直虎は貞操の危機も乗り越え、船の手配などを進めます。
 
その頃、安土城では、信長が徳川御一行と穴山信君(のぶただ、梅雪/田中要次)を歓待していました。しかし、毛利勢の清水宗治(むねはる)に苦戦を強いられているとの羽柴秀吉からの一報があり、急きょ明智光秀が加勢に向かうことになりました。肝心の光秀がいないとなると、信長暗殺はどうなるのか…? 徳川は抹殺されてしまう!?
 
あぁだこぅだあって、結局、家康は宴席での信長に殺気を感じなかったことから、徳川抹殺計画そのものが光秀のでっち上げだと判断。おとなしく京へと向かうことに。が、光秀は謀反を断行! これで逃走経路を準備していたことが活きてきました。ところが、あまりに手際よく逃げようとする徳川御一行を見て、同行していた穴山信君が不審げな表情を…() 一芝居打ちましたが、疑惑はぬぐえません。ボロ屋での宿泊で出発時間がズレたのをいいことに、本多正信(六角精児)が始末(土一揆のほうへ誘導)してしまいましたww
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【信長はハゲに厳しい!?
 「このキンカン!」と言って明智光秀を足蹴りしていた織田信長。キンカンは、みかんの小さくなったような、あの金柑です。信長が実際に使ったあだ名で、金柑のように光った頭、要はハゲ頭を示すようです。
秀吉も信長から「猿」の他に、「ハゲねずみ」というあだ名で呼ばれることがありました。
武将は月代(さかやき)を剃っているからみんなハゲのような気がしますが、どうも信長はハゲに容赦が無かったようです。まぁ、信長なりの愛情表現かもしれません。ただ「このハゲ~! 違うだろ~!」(豊田真由子)とは、言わなかったようです。
 
 
 天正10(1582)6月2日の朝、実際の家康は、何も知らずに京へと向かっていました。その道中にて、本能寺の変勃発を知らされます。その時、家康が連れていたのは、徳川勢わずか34名。
その顔ぶれを見ると、いわゆる徳川四天王の酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政(万千代)、そして石川数正、それからのちに秀忠の家督相続に尽力する大久保忠隣(ただちか)と叔父の大久保忠佐(ただすけ)槍半蔵と呼ばれた渡辺半蔵守綱、忍びの服部半蔵、「鈴木様、都筑(つづき)様」の都筑亀蔵、都筑長三郎などがいました。
 
中でも力になったのが、ご存知、服部半蔵。この人がいたからこそ、伊賀越え敢行の決断がなされました。蔭で多くの忍びたちが活躍、血路を開いたのです。また、織田家からの接待役として同行していた長谷川秀一も役に立ちました。大和、近江の国衆との交渉を行ない、伊賀越えをしやすくしたのです。それから、商人の茶屋四郎次郎。惜しみなく金をバラまくことで、家康たちを守りました。一方で、穴山梅雪は金を惜しんで徳川御一行とは別路を行き、土一揆に狩られてしまったようです。
 
一説には、伊賀越えにはその途中で駆けつけた徳川家臣団も数百人いたらしいんですが、そのうちの200人ほどが死んだり行方知れずになったりしたそうで、おそらくは立ち回りのような戦闘も実際あったのでしょう。
家康は3日間をかけて、河内から山城・甲賀・伊賀・伊勢…、道無き道を越えていわゆる伊賀越え約210kmもの道のりを経て、三河にたどり着いたのでした。
井伊万千代は功労賞として、家康から孔雀尾羽根の陣羽織を拝領したとのことです。
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
谷口克広『信長家臣団事典』歴史群像シリーズ27号「風雲 信長記」特別付録(学習研究社)
山本純美『徳川家臣団事典』歴史群像シリーズ22号「徳川四天王」特別付録(学習研究社)
歴史群像シリーズ11号「徳川家康」(学習研究社)p.14
小和田哲男『この一冊で「戦国武将」101人がわかる!』(三笠書房)p.167
渡邊大門『おんな領主 井伊直虎』(中経の文庫)p.210
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.212
 
 

   ブログ村に参加してます~

https://tv.blogmura.com/tv_jidai/ranking.html←ブログ村「大河ドラマ」ランキング

     清水しゅーまい


スポンサーサイト



コメント

No title

見てました来週最終回でね=p

No title

☆ぎいさん
pどうもありがとうございます(^-^)
いよいよ今度最終回ですね~!
どうなるのか楽しみですね(=^▽^=)

No title

こんばんは。

5年前の大河『江』は、伊賀越えのシーンに無理やり江を投入していた
ので、次回から観るのをやめました。しかも、江は未だ9歳位なのに、
上野樹里が演じていて、史実を全く無視していたので。

まぁ、『直虎』もそうですが、史実から離れた脚色があるのは
大河の常ですけどね。

「猫パンチ」で‟ニャ”イス!!

No title

いが声はある意味イエスの最大の見せ場ですよね。いろいろ脚色されて迫力ある画面になって見ごたえがありましたよね運命の分かれ道乗り越える家康の雲の強さをまたまた感じますね
それと素晴らしい下唇に囲まれた家康の雲の強さを感じますすばらしい解説で楽しかったです
ナイス

No title

☆甲斐☆反戦(元祖天才Ozzボーン)さん
ニャイス!どうもありがとうございます(^-^)
お江は、
たしか信長の幽霊だか生き霊だかに導かれて
伊賀越えに突入してましたね(笑)
あらゆる歴史事項にお江が関与してました。

直虎はさすがに遠慮したらしくて
伊賀越えそのものには参加してませんでした。
伊賀越えは『真田丸』が
一番苦労感が滲み出ていてよかったかなぁ

No title

☆みっちゃんさん
ナイスありがとうございます(^-^)
そうですね、
伊賀越えは若き日の家康のクライマックスだと思います~!
どんな脚色あるか楽しみな場面でもありますね。
確かに、今回も家康の幸運と
それを活かした胆力、家臣団の結束力など
うまく表現されていたと思います。
読んで戴きましてありがとうございます(=^▽^=)

No title

家康って松方弘樹とか北大路欣也とかなんか安定の大物っぷりな印象でしたけど、真田丸のへたれな家康が大きくイメージを変えてくれたなって感じです。

伊賀越えのあの必死な様を今でも思い出して笑っちゃいます。

頭がこんなに絡んでくるとは思わなかったので最終回前に嬉しいお話でした。

来週で1年が終わりますねえ(T_T)

ぽち☆ぽち☆

No title

☆Parlさん
ぽちぽちいつもありがとうございます♪
そうですね、
家康はたいてい貫禄重視で決められている感じするけど
『真田丸』はイメージ変えてしかもうまくいってましたね~!
伊賀越えの大変さをユーモア交えて
印象深く描いたという点でも
『真田丸』はとてもよかったと思います(=^▽^=)
それに比べると『直虎』の伊賀越えは
ちょっとユーモアばかり目立って軽過ぎましたかね~(^ ^)
でもまぁ一味違うおもしろさを感じました。
今年も一年が暮れてゆきますね~!

No title

こんばんは。
最後の最後に信長さんが家康さんを思いやるシーンを挟む事で、光秀の私怨って感じが
際立った様に感じました。
伊賀越えはコミカルな感じと、本多正信さんの後々の活躍(暗躍)を見事に想起させましたね。

No title

☆ハニー先輩さん
信長、蔭で家康をいたわっていましたね。
光秀は怨みと
謀反計画でいっぱいいっぱいだったんでしょうかね。
伊賀越えでは本多正信がまさかの活躍(?)を
見せてくれて笑いました(^∀^)

No title

(バOOンのパパが憑依して)

たりらりら~んの、こにゃにゃちは♪

以前も貼った気がするが、ラーメン花月の期間限定ラーメンの
「戦国武将ラーメン家康公」を再び貼るのだ。
同時発売は「味噌煮込みカレー直政」なのだ。

http://www.kagetsu.co.jp/menu/newitem/171108_ieyasuko/index.html

甲斐反戦は、昨日2回目を食べて来たが、美味しかったのだ。
発売から1月半くらい経っているので、興味があるなら、急ぐのだ。

これでいいのだ。

No title

☆甲斐☆反戦(元祖天才Ozzボーン)さん
家康ラーメンも直政カレーも興味津々なんですが
なかなかラーメン花月に立ち寄る機会ないんです(^ ^ゞ
なんとか用事を作って行ってみようと思います(=^▽^=)

No title

なんか直虎さんは、蚊帳の外になったけど 良い番組ですね。

No title

☆nob*****さん
そうですね、
直虎はなんだかオマケで出てくるような感じになってますが
井伊万千代や家康たちの活躍で
ドラマを盛り立ててますね(=^▽^=)

No title

Bonsoir♪

今日も元気に、「イOミ」が「甲斐反戦
(元祖天才Ozzボーン)」に憑依しているざんす
/でごわす。シエーーー!!!!!!

昨日、プラモを弄りながら『直虎』を観て、にゃんとか
「本能寺が変」までたどり着いたざんす。
ちなみに、プラモも目出度く完成したでごわす。

49話までの感想ざんすが、『本能寺』における、今川X明智X徳川の
共謀説、興味深いでごわす。

確かに、今川家は足利幕府の高家で、氏真にとって、信長は父の仇でも
あるざんす。
また、明智光秀は、主家の斎藤滅亡後は、足利義昭に仕えて信長との折衝
を務めた過去もあるので、足利幕府再興を図るのは道理でごわす。
そして、家康にとっては、信長は妻と息子の仇でもあるので、復讐を
誓ってもおかしくないざんす。

それぞれの思惑が絡み合い、大団円に向かうさまが、面白かったでごわす。

No title

☆甲斐☆反戦(元祖天才Ozzボーン)さん
どうもありがとうございます~!
『直虎』を見ながらプラモ制作ですか、
それは器用ですね…!

今川氏真ががんばり過ぎて
陰謀説がからみ合い過ぎて
こんがらがっているようにも見えました(笑)

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム

プロフィール

清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
  私にそのおすそ分けあれ…!!

最新記事

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新コメント

月別アーカイブ