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映画惜しかったで賞「ノクターナル…」「私を踊る」

 映画『ノクターナル・アニマルズ』(夜の獣達)は冒頭から圧巻。異様に巨体な女性たちがほとんど何もまとわずにブルン、ブルン!と踊るさまは度肝を抜かれます。
 

原作:オースティン・ライト『ノクターナル・アニマルズ』
脚本・監督:トム・フォード
   2016アメリカ作品 2017日本公開

エイミー・アダムス(『メッセージ』)
ジェイク・ギレンホール(『プリズナーズ』)
アーロン・テイラー=ジョンソン(『キック・アス』)
マイケル・シャノン(『マン・オブ・スティール』
)
 
ヒロイン・スーザン(エイミー・アダムス)のところに、まもなく出版されるという小説の校正刷りが届きます。送りつけてきたのは、元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)。読み始めると、なんとビックリ、20年前の自分達のことが描かれているようなのです。もちろん、小説なので、現実と違うところもありますが…。スーザンは小説にのめり込みながら過去を回想し、また現実で失ったものを痛感するのでした。
小説の事件と、現実の過去・現在が巧妙に構成され、迫真の展開です。ただ、初めから終わりまで息苦しい流れが続き、後味もあんまりよくありませんでした。作家志望のかたなどに見て戴きたい1本です。
   お奨め度  3・5
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
 
 お次は、将来を嘱望される天才バレリーナがコンテンポラリー(現代的)ダンスに惹かれ、あえて道を踏み外して…という映画『ポリーナ、私を踊る』
 

原作:バスティアン・ヴィヴェスのまんが『ポリーナ』
脚本:ヴァレリー・ミュラー
監督:ヴァレリー・ミュラー&アンジュラン・プレルジョカージュ
   2016フランス作品 2017日本公開

アナスタシア・シェフツォワ
ニールス・シュナイダー
ジェレミー・ベランガール(アニメ映画『フェリシーと夢のトウシューズ』振付)
 
親が借金してくれて名門ボリショイ・バレエ団への道が開かれたポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)でしたが、恋人の影響でコンテンポラリー・ダンスに関心を深めてゆきます。ついに家族やバレエ団を捨て、新しいダンスの世界へ…! ところが、基礎力は充分なものの、そこでポリーナが求められた技術や心構えは今までとかなり違うものでした。恋人と仲違いし、ダンスもバイトもいま一つパッとせず…。
あまり共感できる恋愛でなく、家族関係も複雑なのに詰め込んだ感じ。
しかし、劇中で出てくるダンスは一見の価値あり。特に最後のダンスは、キスしながら体重移動させて踊ったりと、ものすごい技術と熱意が伝わってきます。ダンスが分かるかたでしたら、もっと高い評価をするかも。終盤、『ラ・ラ・ランド』っぽい“人生の選択肢”を表現したような場面がちょっとありました。
   お奨め度  2・5
   (5点が満点 5傑作 4見る価値充分 3興味深い 2いま一つ 1駄作)
 
 
そんなわけで、今回は強くお奨めしないけども見どころもあった
「惜しかったでShow…!」2作品を紹介しました。どちらも、芸術性の高い内容でした。
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

いつも思うけれど
娯楽に芸術性などを求めると
ろくなことにならないですね
娯楽なら娯楽に徹してほしいですね

No title

☆不思議な泡さん
そうですね、
芸術性が強く入り込むとどうしても
一部の好事家向けっぽくなってしまい
広がりをもたなくなりがちです。
できれば娯楽貫徹が望ましいですね。

No title

この映画はみてないです。NICE

No title

☆ぎいさん
NICEありがとうございます(^-^)
ちょっと残念な映画でしたので
見なくてもだいじょうぶです(笑)

No title

どちらもタイトルもまったく知らない作品です~!
以前は見てなくても とりあえずタイトルはチェックしてたんですが
最近はあんまり劇場に行けてなくて映画情報にもうとくなってます。。
ブレードランナーの新作とか 以前の自分なら初日に行ってたはずですが
まだ見てません。。

No title

☆ばねぱんさん
ありがとうございます(^-^)
近頃はライブ方面への参観で、
映画どころではないんじゃないでしょうか(^∇^)
映画もいいですけど、生の興奮は代えがたいものがありますからね。
ぜひいいライブをいっぱい見て、
創作活動に活かしてください…!

No title

こんにちは♪
「ノクターナル・アニマルズ」は心に残る物語でしたが、
人によっては好みが分かれそうですね。
「ポリーナ~」は観たいのですが、おらが村には来ていません( ノД`)シクシク…
「ノクターナル~」TBさせてください♪

No title

☆風森湛さん
ナイス!とTBもどうもありがとうございます(^-^)
『ノクターナル・アニマルズ』は
暴力シーンは当然痛いにしても
精神的にも痛々しい感じがして
ちょっと退いてしまいました(^ ^ゞ
物語的にはすごく面白かったです…!

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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