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「直虎」留守居男前!長篠/武家のハチスケとは?

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第42回「長篠に立てる柵」作:森下佳子
【留守居男前!】
 時は天正3(1575)年、井伊直虎(おとわ/柴咲コウ)は、数え年41歳ぐらい。
 
徳川家康(阿部サダヲ)から「日の本一(ひのもといち)の留守居」を命じられた井伊万千代(後の直政/菅田将暉)15歳。見かけによらず()真面目で、草履棚を改良したり、他の小姓(こしょう)から押しつけられた武具の手入れまで熱心にやったり。せっかくの苦労も報われず、口のうまい連中に手柄を奪われてしまいましたが…、このドラマの家康、察しがいい!
 
万千代は家康の寝所(しんじょ)に呼ばれました。寝所ってことで万千代が途惑ってると、本多正信(六角精児)が「万千代さまは顔だけは、おかわいらしいから…」
 
万千代「徳川ではあまり聞いたことはないが、織田家の前田利家様、武田の高坂弾正(こうさか・だんじょう)様、みな主君と契りを結んだ上での御出世だったと聞く…」
 前田利家も高坂弾正昌信も今まで大河ドラマに出てきたけど男色は避けて通ってきたような気がするんですが、昨今のLGTBへの理解促進と関係してるんでしょうかね()
「もはやこれこそが、酒井の一門を追い落とすために、御仏がくださった好機…」とまで!
新しいふんどしを締め、太鼓がドンドコ鳴る中を、寝所へ! 笑えましたね(^ ^)
 
 
さて、中野直之(矢本悠馬)奥山六左衛門(田中美央)長篠(設楽ヶ原:したらがはら)の合戦準備にて材木の急な追加発注に対応できたことで、なんと織田信長(市川海老蔵)から直接、城一つほどの価値のある茶碗を戴いたのでした!
大変ユーモラスな回でした(=^^=)
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【武家の八介(はちすけ)とは…?】
 今回のドラマで、井伊家をバカにした小姓に対して、万千代が「井伊は古くは八介、武門の井伊と言われた家にございます!」と言い返す場面がありました。この八介とは、何でしょうか…?
 
八介というのは、官位「介(すけ)」を持つ有力な武家の八家のことを指します。
具体的には、まずは出羽国の秋田城介(あきたじょうのすけ)。それから相模国の三浦ノ介、下総国の千葉ノ介、上総国の上総(かずさ)ノ介で、この三つは三介(さんすけ)とも称します。なお、三介はあとに書きますが、別のもあります。あとは、伊豆国の狩野(かのう)ノ介、加賀国の富樫(とがし)ノ介、周防国の大内ノ介、そして遠江国の井伊ノ介。これで全部で八つ、八介です。
 
そもそも、古代律令制では、国司を四つの等級に分けていて、「守(かみ)~介(すけ)~掾(じょう)~目(さかん)というふうになっていました。最上位の守は、中央の貴族が任命されます。介からは土着の豪族、ドラマで言うところの国衆が任命されることが一般的でした。
この各国に存在する「介」が、当初は例えば「遠江介」だったのが、有力な井伊家が世襲していくうちに「井伊ノ介」となったらしいです。
井伊家は、それほどに勢力を誇った家柄なのでした。
 
三介には、常陸(ひたち)ノ介・上野(こうずけ)ノ介・上総ノ介というまとめ方もありました。
これは特にこの三国は親王に任された国で、(かみ)の代理として介が置かれ、その国の政務が行なわれていたというものです。
 
  ~主な参考文献~
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.43
『広辞苑 第5版』(岩波書店) 秋田城介、三介の項
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

介がすごい偉いなら、私は介べえです。

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☆nob*****さん
介べえはいいですね(笑)
日向に伊東祐兵という武将がいて
本当は「すけたか」なんですが
ぼくは「すけべえ」として暗記しやすくしています(笑)

No title

今週は見てましたよNICE

No title

☆ぎいさん
NICEどうもありがとうございます(^-^)
見てましたか!
万千代、危機一髪の巻でしたね(笑)

No title

しゅーまいさんの直虎記事じっくり読みたいのですが もう何話も見れてない回の録画溜まってます。すいません。。
今日 楽天ブックスに注文してた本『八つぁん落語一代記』届きました!じっくり読ませていただきますね~~!しゅーまいさんアニメの制作会社に勤務されていたとはビックリです^^

No title

こんばんは😊🎵
寝所❔😥💦…あっ寝室❗😅💦
男前と何が関係あるのだろう❔😓💦

No title

☆ばねぱんさん
ナイス!ありがとうございます(^-^)
ただの戦国時代好きがなんか書いているなぁと
片隅に記憶して戴いてるだけで光栄です(^ ^ゞ
本、届きましたか! 本当にどうもありがとうございます~!
そうなのです
アニメ制作会社で脚本担当になったはずが
入ってすぐに倒産してしまったんです(°∀°;
一大ショックでした…(笑)
当時の同僚は他社で演出にのし上がりました(^ ^)

No title

☆パティ-ホープラビットさん
ありがとうございます(^-^)
男前は寝室に招かれる世の中だったんですよ。
お子ちゃまには教えられませんよ(笑)

No title

こんばんは。
万千代編になってから、なんだかとってもお話が面白いですね~
特に今週はジーンとくる場面だったり、笑える場面がたくさんありました。

No title

☆ハニー先輩さん
万千代、一見やんちゃな感じなのに
一生懸命なところがいいですよね(^-^)
家康がふところの深さを見せてくれたり
ユーモアもあったりいい回でしたね(=^▽^=)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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