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「直虎」処刑台の露/今川対徳川で一族合戦に…!

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第33回「嫌われ政次の一生」作:森下佳子
【汚名をすすがずあえて処刑台の露と消える】
 時は激動の永禄11(1568)(信長上洛の年!)井伊直虎(柴咲コウ)は、数え年34歳ぐらい。
 
徳川家康(阿部サダヲ)に味方する約束で非戦開城した小野但馬守 政次(高橋一生)。ところが、味方のはずのいわゆる「井伊谷(いいのや)三人衆」の一人、近藤康用(やすもち/橋本じゅん)が仕掛けてきました! 素早く弓を射込んで戦闘行為をでっち上げ、小野政次に抵抗の意志があるよう見せかけたのです!
 政次は妻にしたばかりのなつ(山口紗弥加)らとともに逃走。
直虎は必死に弁解しましたが、政次を逃したからという、いま一つふに落ちない理由で牢屋に入れられてしまいます。
 
家康も疑念をもちましたが、進軍を急いでおり、調べるいとまがありません。直虎に土下座あとずさり()で無言の謝罪をし、早々に出立。
井伊谷の城はひとまず近藤が守ることに。直虎は牢屋の中です。井伊家一同は直虎と政次を気賀にかくまうこととし、救出策を実行しようとしました。が、なんと、政次は自ら近藤を襲撃し捕らえられ、さらに機会があったのに逃走しませんでした。お蔭で直虎は解放されたものの、とうとう政次、処刑の危機…!
 
政次は井伊家にまつわる怨みつらみを背負うのが「小野の本懐」であると、あえて汚名のもとに死ぬ覚悟なのでした。
処刑の時、雑兵の槍が政次に迫ると、にわかに直虎はその槍を奪い…!
何ともやるせない一幕でしたね。。。
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
 今川対徳川の図式のなかで内紛が起きたのは井伊家だけではありませんでした。
 徳川家康が井伊谷を平定したあとのことです。進軍してゆくと、久野(くの)という今川方の城がありました。守るのは、久野宗能(むねよし/15271609)この時、家康の家臣で「三河三奉行」の一人である高力清長(こうりき・きよなが)の働きによって、久野は徳川につきました。
 
ところが、叔父の久野宗益という人が今川氏真の影響を受け、家康をだまし討ちするべきだ!と久野内部で主張。当主の宗能が拒絶すると、久野一族同士で合戦になってしまいました…!
当主・宗能は家康に加勢してもらい、合戦に勝利! こうして親今川派の排除が行なわれ、久野家は一つにまとまったのです。
のちに徳川の関東移封の際、久野宗能は下総・佐倉で1万3000の大名とされたのでした。
小さい一族の中でも、それなりに重大な決断を迫られる時があるものなのですね。
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.180~、192
渡邊大門『おんな領主 井伊直虎』(中経の文庫)p.119134~、142~、149161
監:小和田哲男『今川時代とその文化』(静岡県文化財団)p.108
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

こんにちは😌
人を騙しておとしめるなんて😰💦
なんか、やりきれないですね😰💦
時代が次第だから、仕方の無い事なのかも知らないけど😰💦
やっぱりイヤな気持ちになります😥💦
できれば、争いの無い世界だったら良かったのにね😰💦って、これじゃ~戦国時代がおかしな事になっちゃうよね😆💦

No title

なおとら政次処刑しちゃいましたね、。ポチ

No title

☆パトリシア-ヘア-ラディアントさん
戦国時代はだまされたら一族も大被害で、
なんの保障もない、だまされ損の世界ですね~!
その代わりすごく危機感をもって一生懸命
生きていたと思います(^-^)
もちろん平穏が一番だけども
平和ボケにならないように危機意識は
忘れないようにしたいと思いますね(^∇^)

No title

☆ぎいさん
ポチどうもありがとうございます(^-^)
まさか、
直虎に殺されてしまうとは思いませんでしたね!
衝撃の最期でした…!

No title

寝たきりのボケ老人になるなら、好きな人に 刺されたいけど、今は法律上無理ですね。

No title

☆nob*****さん
コメントありがとうございます。
例外的かと思いますが、介護殺人の場合は
執行猶予がついた事件があったかと記憶しています。
当時、驚きました。
これからだんだんそういう事例が
増えてくるのでしょうね。

No title

大体、なんで寄りによって近藤に任せて家康は去るんですかねえ。
胡散臭いって言ってたじゃん。
わかってたくせに近藤に任せ、土下座バックで去る猿。
小心者め!!!

一応近藤も言い訳みたいのぐちぐち言ってたけど、
みっともない!取れる時に取るじゃねーよ!
人の道外しやがって。
自分のした事を弁解してる暇があったら軌道修正せいや!!

あ~怒りが!!(笑)

政次が胸を疲れた時の笑顔がキツイ。
あ~トラウマです。
こんな展開辛すぎる。

おとわと立ち直る時間を共有します。

オールポチです☆彡

No title

こんばんは。
ドサクサ紛れで少しでも手柄をたてたい~って事なんですよね。
生き残りをかけた時代ですし、ほんとに切ない展開。

No title

☆Parlさん
ポチとトラバどうもありがとうございます(^-^)
家康の土下座バックは
何とも情けなかったですね(笑)
近藤康用があんなに政次を追い込んで来るとは
思いもしませんでしたね。
領地的野心があるようなことを言っていたから、
本当は井伊家を潰したいくらいだったんでしょうけども、
直虎の人徳があるから嫌われ政次一生に
泣いてもらった…ってことなのでしょうね。。。

衝撃が大きかったので本当におとわと一緒にどう立ち直ってゆくのか、今後のドラマの行方も心配になる「名場面」でした…!

ぼくはノベライズ版を読んでないので分からないんですが
これからは井伊直政の成長に期待するのがいいのかな…?

No title

☆ハニー先輩さん
そうですね、
何とか目立って活躍している感じを醸しだして、
あわよくば本領安堵以上の領地などを期待していたら
あのような遺恨含みの展開もありえそうですね。

何しろ今で言えば、
まさに城下町を持った一大企業の倒産ですから、
泣きを見る人が出たり
非情なやりとりがあってもおかしくないですね…!

No title

こんばんは。

『直虎』は、7月位まではニャンとか観ていたんですが、
その後、またしても止まってしまいました。

「戦国時代」といえば、26日には、いよいよ映画『関ヶ原』が
公開されますね。3年前に「関ヶ原」に行き、昨年、司馬遼太郎の
原作小説も読んだので、物凄く楽しみです。

あと、11月にはコーエーの歴史シミュレーション・ゲーム
『信長の野望 大志』も発売されるので、こちらも気になります。

「猫槍衾」で“ニャ”イス!!

No title

☆Ozz☆にゃんさん
ニャイス!!どうもありがとうございます(^-^)
『直虎』は回によって出来・不出来の差がちょっと大きい感じですね。
止まってしまうと次を見るの迷うのが分かる気します(^ ^ゞ
でも政次の最期は、見応えありましたよ~
『関ヶ原』、見に行く予定ですよ(=^▽^=)
おぉ、Ozz☆にゃんさん、
関ヶ原の現地を見て来られたのですね!
現地を知っていると映画の見方もリアルになりそうですね~!

新しい『信長の野望』が出るんですか…!
それはやってみたいですが
やり始めると止まらなそうで怖いのです。
でも もしパソコン版あったら買うかも…

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
 ご訪問のみなさまに幸あれ!
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