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「直虎」夫婦の悩み/城攻めに散った直虎祖父!

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第8回「赤ちゃんはまだか」作:森下佳子
【夫婦の悩み】
 時は永禄2(1559)年、井伊家の一人娘「とわ」(後の井伊直虎)は、数え年25歳ぐらい。
 
井伊直親(三浦春馬)が夫婦(めおと)になって4年目、「しの」(貫地谷しほり)との間には子供ができません。「次郎法師」ことおとわ(柴咲コウ)は、二人が子宝に恵まれるよう、大切な鼓を売って麝香(じゃこう)という唐渡りの薬を入手しました。
 
さて、新たに尾張を狙う今川義元(春風亭昇太)は、井伊家に槍200本の製作を指示。いよいよ合戦のようです。直親はこれから初陣とあって興奮気味です。しかし、井伊家当主の井伊直盛(杉本哲太)からまずは子を成してから…と、留守居を命じられたのでした。
年が明けて永禄3(1560)年。桶狭間だぎゃ~…!
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【今川軍の先鋒として、城攻めに散った直虎祖父!】
 このドラマでは、井伊家当主の井伊直盛を杉本哲太が演じ、その祖父・直平を川名(かわな)の御隠居と呼んで前田吟が演じています。途中にいるはずの、井伊直盛の父(直虎の祖父)直宗が出てきません。直宗については、ほとんど史料が無く、早死にしてしまったようです。ドラマにはまったく出てきません。
 
具体的には、井伊直宗は今川軍の先陣として、天文15(1546)年に今橋城(後の吉田城で愛知県豊橋市)を攻めている時に討ち死にしてしまったらしいです。
この時の攻め手の大将は、あの太原崇孚雪斎(たいげん・すうふ・せっさい)。先鋒が直宗と、もう一人は犬居(いぬい)城主の天野景泰という武将。対して、城を守るのは、戸田宣成(とだ・のぶなり)でした。
井伊家は、激しい合戦の先駆けとして、直宗を失ってしまったのでした。
 
 
【竹千代の人質の経緯に新説も!激戦続きの三河】
 そのように今川が東三河まで攻める一方、織田信秀(信長の父)は反対側(尾張)から三河へと攻め込んでいました。岡崎城の松平広忠(家康の父)織田の攻勢にさらされ、今川に救援を要請。そのため、天文16(1547)年、人質として竹千代(家康)を送ろうとしていました。が、田原城の戸田宗光・堯光(たかみつ)親子にだまされ、織田に奪取された……というのが、通説です。
新しく提起されている説では、織田に敗れた松平広忠が織田に竹千代を人質に出した……という、すごくシンプルな話になっています。どちらが正確なのかは、まだ分かっていません。
 
その後、天文17(1548)年に、三河で今川対織田の小豆坂(あずきざか:愛知県岡崎市)の合戦が繰り広げられ、引き続いて天文18(1549)年には、安祥城(愛知県安城市)の合戦が起きています。雪斎はこの合戦で織田信秀の長男・信広(信長の母違いの兄)を生け捕り、竹千代(家康)と人質交換を成功させました。
しかし、同年、竹千代の父・松平広忠は、側近とも刺客ともされる岩松八弥という者に、殺害されてしまいました。享年24の若さでした。
 
また、織田信秀は、天文20(1551)年に享年42で亡くなり、信長に代替わりしています。
そして、怒濤吹き荒れるこの一帯に、戦国最大級の大波が…! 桶狭間だぎゃ~…!!
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
歴史群像シリーズ11号「徳川家康」(学習研究社)p.43
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.121
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

うふふ名古屋弁では
「桶狭間だぎゃ」とは言いません
「桶狭間だがね」と言うと思うよ
個性的な表現ですねぇ
これはどう展開する為の回なのかな
楽しみですねー

No title

☆みっちゃんさん
ナイスもどうもありがとうございます(^-^)
ありゃ、「~だがね」って言うんですね
だぎゃ~なんて書いてしまって恥ずかしいです(笑)

次回はいよいよ桶狭間、大河ドラマでも久し振りですし
しかも井伊家はこの時点では負け側になるので
どう描かれるのか期待大です(=^▽^=)♪

No title

見てました。このさきもたのssっしみです
NICE

No title

今川ってあんな凄かったんですね!

勿論、子ども時代のとわを知ってるだけに味方しちゃうけど、
しのの気持ちも痛いほどわかりますよね。
痛い所ついてきます。

いちいちカッコいい所で出てくるイッチーに目が離せません。
お、いるな…なにするかな…とか(笑)

オールぽちです☆彡

No title

☆ぎいさん
NICEもどうもありがとうございます(^-^)
見ましたか~!
ついに桶狭間合戦で大戦になると思うので
大注目ですね!

No title

☆Parlさん
オールぽちもどうもありがとうございます(^-^)
今川はなにしろ武田・北条と対等同盟を結んでいたくらいですし
国力高いんです(^ ^)!

とわは分かりやすいけども、ほんと
しのの屈折した負のオーラも痛切ですよね
現代でも克服できるとは限らない大問題ですもんね~

イッチーって 寺のお坊さんですか…?
たしかにいつの間にか背後で守ってくれている感じがいいですね(^∀^)

No title

こんばんは。
いよいよ桶狭間になりますね。
ぼ~~としている松平さんが、実は猫をかぶっていた!的な演出があると面白いな~

No title

☆ハニー先輩さん
桶狭間に突入ですね…!
なんかいちおう今川氏真が「家康は見かけによらず戦が強い」とか何とか言っていたので
ガラッと変わるのかもしれませんね(^ ^)
まだ今川側である井伊家や松平家の反応がどう描かれるのか
とても気になっています(=^▽^=)

No title

井伊家って今川の家臣時代も先陣を務めていたんですね。もっとも徳川譜代筆頭として徳川本隊の先鋒を務めた時代とは異なり、捨て駒の切り込み隊長みたいな役割だったとは思いますが。それにしても先陣を仰せつかるというのは、伝統的に井伊軍団は強かったということなんでしょうね。
桶狭間、井伊家にとっても大きな試練が訪れますね。ナイス

No title

この回は録画をさっき見終わりました^^
しのとおとわの回って印象でした。

跡取りの問題はやっぱり一番大事ですよね。

No title

☆越前屋平太さん
ナイス☆どうもありがとうございます(^-^)
井伊家、今川での家臣歴が他家と比べて短かったせいで
おっしゃるように捨て駒の先鋒として苦心したようです。
もっと弱かったら適当な段階で左遷されたと思うのですが
この時代から強くて重宝されてしまったのかもしれませんね。
徳川での先鋒は、名誉や格式が加わった感じで幸運でしたよね(=^▽^=)
まずは桶狭間でどうなるか
あまりよく知らないので注目したいです…!

No title

☆ばねぱんさん
ナイス!ありがとうございます(^-^)
ご覧になったところなのですね
さっそくコメントどうもありがとうございます(=^▽^=)
子に恵まれないのを巡って、
おとわが恨まれ役になってしまい災難でしたよね(^ ^;)

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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