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「直虎」隠し里/家康の祖父清康!守山崩れ

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第7回「検地がやってきた」作:森下佳子
【確定申告の季節です()
 時は天文24・弘治元(1555)年、井伊家の一人娘「とわ」(後の井伊直虎)は、数え年21歳ぐらい。
 
今川義元(春風亭昇太)が、井伊直親(三浦春馬)の帰参を認める代わりに、検地の見直しを命じてきました。その程度でよかったと安堵の声が上がる一方で、川名(かわな)の御隠居こと井伊直平(前田吟)がなぜか強硬に反対。実は今までの「指し出し検地状」には、記載していない“隠し里”があったのでした!
 
亀こと井伊直親は、目付けの鶴こと小野但馬守 政次(高橋一生)に、“隠し里「無記載」の検地状”と、正直に“隠し里を申告した検地状”の2つを渡しました。もちろん無記載のほうを出して欲しいのですが、目付けという小野の立場も考え、どちらを出すのか選択を任せたと言うのです。
一見、小野を尊重しているように思えます。しかし、小野は、人情をダシに使った直親の巧妙さ・ずるさを見たようです!
 
ついに隠し里が露見し、鶴と亀は!?
そして「次郎法師」ことおとわ(柴咲コウ)が、瀬名(菜々緒)竹千代(阿部サダヲ)から得た極秘情報を駆使、読経!
 
 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【若くして散った家康の祖父!守山崩れ】
 家康の祖父、松平清康(15111535)は一時期、三河国を制圧したほどの武将です。
そもそも清康の父・信忠が、その弟・信定(桜井松平家)家督争いになってしまい、それを治めるために34歳の時に家督を清康へと譲りました。いちおう争いは鎮まりましたが、大永3(1523)年、清康この時わずか13です。
 
しかし、清康は強く、翌年には不穏な一族・岡崎松平家を攻めて配下に組み込みます。居城をそれまでの安祥城(愛知県安城市)から岡崎城に変え、この城は家康が浜松城に移る元亀元(1570)年まで本城として使われました。
清康は世良田(せらた)という由緒ある家名も使用し、他の松平家と差別化を図るなどし、名実ともに有力戦国大名へと成長していきます。のちに家康が徳川を名乗ったのも、この前例を研究してのことのようです。
 
天文4(1535)12月。清康は織田信秀(信長の父)と対峙し、尾張国の守山(森山)に攻め込んでいました。この時、「清康の重臣・阿部定吉(さだよし)が寝返った」という流言が飛びました。
阿部定吉は嘆き、息子の弥七郎正豊に言いました。「もしこんな流言が信じられ罰せられれば末代までの恥辱だ」
そんななか、たまたま()陣中で馬が暴れだしたので、清康が家臣達に指図していると、それを見た阿部弥七郎はてっきり父・定吉が斬られたとトンだカン違い。弥七郎はとっさに清康の背後を突き、刺し殺してしまったのでした(清康の叔父・松平信定が暗殺計画を巡らしていたという説もあります)。清康、享年25
 
この事件を「守山(森山)崩れ」と言います。清康の嫡男・松平広忠(家康の父)はまだ10歳。松平家の苦難の時季が始まったのでした。
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
山本純美『徳川家臣団事典』歴史群像シリーズ22号「徳川四天王」特別付録(学習研究社)
歴史群像シリーズ11号「徳川家康」(学習研究社)p.41
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.108
編:小和田哲男『今川義元のすべて』(新人物往来社)p.17
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

見ました、検地危ないところでしたね、ナイスです

No title

☆ぎいさん
ナイスもどうもありがとうございます(^-^)
検地まんまとごまかしてしまい
これから受信料をごまかす人が
増えそうな気がします(笑)

No title

こんばんは。
アレだけの田畑を隠していて、それを見つけたら報告しない奉行の人の方が
あとで義元さんに殺されちゃうんじゃ・・・と(^^;

No title

☆ハニー先輩さん
けっこう広大で豊かな土地のようでしたけど
うまく隔離されていましたね(笑)
あれを秘密にしとくのは
今川の奉行もかなりの覚悟を強いられそうです。
なんか意外と
井伊家のほうが悪者のような気がしてきました(笑)

No title

こんにちは♪
久しぶりにちゃんと観ました(こらこら!)。
「カメのことばっかり!」というツルちゃんに同情しましたよ(笑)。
トレンディドラマの三角関係みたいですね~。( *´艸`)

No title

☆風森湛さん
ナイス!もどうもありがとうございます(^-^)
鶴はヤキモチ焼いてましたね。
女子中心の三角関係になっているので
もっと女性視聴者にウケるといいんですが~(^ ^)
男性視聴者としては早く合戦が始まってほしいものです!

No title

好みもあるんですけど、春馬と柴咲コウが得意じゃないので、
結構拷問的に見続けてますけど、
なんと言っても天皇の料理番の森下佳子の脚本なので、
絶対途中で大好きになる自身があります。←

高橋一生君、目覚ましい活躍。
来てるな~って印象ね♡

だけど全体的に一世暗い、春馬演技しすぎ、柴咲コウわざとらし。
な感じで微妙だねー!

No title

☆Parlさん
拷問的に見続けてる過程ですか(°∀°;
それはドラマ推薦人として恐縮~…
もうちょっとして桶狭間の頃にグンと緊迫感あるいいドラマになるんじゃないのかな~…と思っているんですが(^ ^)
直虎はともかく井伊直政は男前で厳格、命知らずの武将の中の武将です、きっと面白くなると思いますよ(=^▽^=)♪

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Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
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①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
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そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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