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「直虎」直親の祝言/三国同盟と織田の比較…!/猫

大河ドラマ『おんな城主 直虎』
 第6回「初恋の別れ道」作:森下佳子
【井伊直親!ついに祝言】
 時は天文24・弘治元(1555)年、井伊家の一人娘「とわ」(後の井伊直虎)は、数え年21歳ぐらい。
 
2月、帰参した亀之丞(三浦春馬)がめでたく元服し井伊直親になりました。この時、21歳。一般的な元服は1516歳ですから、だいぶ遅い。そして、問題は、結婚です!
 
かつて夫婦(めおと)約束をしたおとわ(柴咲コウ)ですが、出家して「次郎法師」になってしまったため、還俗(げんぞく)するかどうか…。もともと井伊家の本領安堵と引き換えの出家だったので、そう簡単に還俗できません。上に立つ今川家に、付け入る隙を与えるわけにはいかない…。
 
結局、おとわは万一の御家のことを考え、還俗しない道を選びました。
井伊直親は、井伊一族の有力者・奥山朝利(でんでん)の娘「しの」(貫地谷しほり)と祝言を挙げたのでした。
その頃、竹千代(阿部サダヲ)14歳は、鷹(たか)ではなくて雀を手なずけて大喜び()
かわいいけれど、たしか家康って、鷹狩りが趣味だったような気がするんだけどww








おまけ1:南渓和尚の猫である。
     名前はまだない。
 
直虎だから、虎猫なのかな(^ ^)?






 



 ドラマがもっと楽しくなる!史実の妙味☆彡
大河ファンのために(=^^=)
【戦国の結束!甲相駿の三国同盟】
 武田(甲斐)・北条(相模)・今川(駿河)の三国関係は、とてもドラマチックです。
 
おまけ2:戦国合戦地図1555年頃


そもそもの関係は、今川義忠(義元の祖父)が戦死(1476)したあとの今川家の混乱を、北条早雲(伊勢新九郎)が治めてくれたあたりから始まります。早雲のお蔭で、今川氏親(義元の父)は家督を継承して順調に勢力を拡大しました(1487年~)。今川と北条の蜜月期です。
やがて今川&北条の共通の敵として、隣国の武田が立ちはだかります(1524年頃~)今川氏輝(義元の兄)と北条氏綱(早雲の子)は、共同で武田信虎を倒そうと合戦に挑みました(1535)。が、決着はつかず。
 
そして、大異変が勃発…!
天文5(1536)年、義元が兄・氏輝の不審死と御家騒動を経て、今川家を継いだ直後のこと。
今川は、あれほど仲がよかった北条と突然断交し、武田信虎と手を結んだのでした。果たして何が理由なのか……それは、戦国好きが想像をふくらませて解決するとことして、ここでは追求しないでおきます。
とにかく今川&武田vs.北条の時代に変わったのでした。
 
天文10(1541)年6月、またしても面白い出来事が!
武田信虎が、21歳の息子・晴信(信玄)によって追放されてしまったのでした…!
信虎は今川家の居候(いそうろう)に。「本能寺の変」なみの鮮やかな「下剋上」でした。
同年7月、北条氏綱が没して息子・氏康の時代に。
 
 
【バカにできない織田の国力…!】
 代替わりが済んでからもしばらくは今川&武田vs.北条の図式は変わらず。
しかし、10年の歳月のうちに、みな新たな敵と戦うようになっていました。
 
今川は、織田。武田と北条は、長尾景虎(上杉謙信)が共通の敵に。こうして、天文21(1552)年に武田&今川が婚姻によって甲駿同盟を強化したのを皮切りに、天文22(1553)年に武田&北条の甲相同盟、さらに天文23(1554)年7月には北条&今川の相駿同盟も結ばれ、いわゆる甲相駿(こうそうすん)の三国同盟が成ったのでした…!(前回のドラマで成立)
この同盟成立を置き土産のようにして、翌年、義元の軍師・雪斎は享年60で死去。。。
 
 
 さて、今川の矛先が、織田へと集中します。
ちなみに、今川・武田・北条は、どれもだいたい7080万石で、ちょうど勢力が拮抗していました。兵力もやはりどこも最大動員数2万5000程度だったらしいです。
それに対し、織田の領地は尾張1国未満ですが、それでも50万石程度。意外とバカにできなかったことが分かります。
もっとも、今川は領内に安倍川上流・大井川上流の金山があり、莫大な金が獲れました。ドラマでも言われている通り、駿府は京の都をも凌駕するほど潤っていたのでした。
 
  ~主な参考文献~
編:阿部猛・西村圭子『戦国人名事典 コンパクト版』(新人物往来社)
小和田哲男『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社)p.2643~、84113
監:小和田哲男『今川時代とその文化』(静岡県文化財団)p.98~、年表
編:小和田哲男『今川義元のすべて』(新人物往来社)p.15~、年表
小和田哲男『武田信玄 知られざる実像』(講談社)年表
小和田哲男『北条早雲とその子孫』(聖文社)年表
渡邊大門『おんな領主 井伊直虎』(中経の文庫)p.58
「週刊 再現日本史」織豊5(講談社)
 
 

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     清水しゅーまい


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コメント

No title

bsで見ました。ないす

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☆ぎいさん
ないすどうもありがとうございます(^-^)
うちはBS見れないんですよ
うらやまCです(^ ^)

No title

なるほどぉ~ 今年の大河解説も楽しみにしてます^^v

No title

こんばんは。
懐くまでまとうすずめさん~でしたね(笑)
人質時代は鷹狩りをやりたくても、自分の鷹とかもてなかったのかも。

No title

☆サッチさん
ポチもどうもありがとうございます(^-^)
ブログ始めてからは大河ドラマだけは見続けています(笑)
気楽に読み流してくださいね(^ ^ゞ

No title

☆ハニー先輩さん
いわれてみるとホトトギスにしたほうが
よかったのに…って気がしますね(=^▽^=)
なぜ雀だったのか いま一つ狙いが不明瞭(笑)
鷹、高そうですもんね
確かにもっと成長して名を上げてからの趣味かも…(^ ^)

No title

見るのわすれてた

No title

☆不思議な泡さん
見るの忘れちゃいましたかーっ。
残念!

No title

子役が終わってしまって残念です。
私はいまだにしっくりきません。

なんと濱田岳が徳川家康なんですね。
あんな若い時からの家康を見る事はあまりないので、
ちょっと楽しみ~(^^)

オールぽちです♡

No title

こんばんは。

大河は録画しているけど、未だ2話までしか観ていません。
そういえば、雑誌『歴史人』も、読んでいないのがあるな…

相変わらず、ニャンコはカワ(・∀・)イイ!!ですね。

『信長協奏曲(コンツェルト)』では、濱田岳が家康なんですか!
想像できない…

彼は、『軍師官兵衛』で、栗山善助を演じていましたね。
『真田丸』主演の堺雅人とは、映画『ゴールデン・スランバー』
で共演していました。

家康と言えば、アニメ『織田信奈の野望』では、
『ラブライブ!』で園田海未を演じた三森すずこが
家康を演じていました。

「皆のハート撃ち抜くぞ Bang !! Love Arrow Shoot !!」的に
‟ニャ”イス!!

アニメ版:

https://www.youtube.com/watch?v=ebrCUcHBgHo

リアル版:

https://www.youtube.com/watch?v=zvhFMQ7CUs0

No title

☆Parlさん
オールぽちどうもありがとうございます(^-^)
子役よかったので、まだちょっと
後ろ髪引かれる感じしますね(^ ^)

あぁ、阿部サダヲと濱田岳って
ちょっと似ているかもしれませんね^ ^
『清盛』で信西やってた役者さんが、『直虎』の家康なんです
でも濱田岳も『信長協奏曲』でたしかに家康役でした(^ ^)
ちょっとまぎらわしいですね(笑)

No title

☆Ozz☆にゃんさん
ハート撃ち抜くぞ的なニャイス!どうもありがとうございます(^-^)
桶狭間くらいから見始めてもおもしろいかもしれません(^ ^)
ニャオ虎だけに、虎猫が映えますよね~!

濱田岳、ぼくの見た中では『アオイホノオ』の
岡田斗司夫の役が最高でした(=^▽^=)
そうですね、『軍師官兵衛』の時に岡田准一の家臣でしたね
なぜか『永遠の0』の時も岡田准一の子分でした(笑)
『信長協奏曲』では完全にギャグまんが的な、ばかっぽい
家康でしたよ(^∇^)

No title

なんとか録画ためないで見てます。
まだまだ序盤なので面白さはこれからって感じです。

去年の『真田丸』が面白すぎたので
比較すると物足りないかも^^

No title

☆ばねぱんさん
ナイス!もどうもありがとうございます(^-^)
『真田丸』に比べてしまうと
ドラマになる前の素材の時点でもう今年は
厳しい気がしますね(笑)
無理なさらないように見れそうな時見てみてください(^ ^)

No title

あ、すいません。
阿部サダヲだった!!すいません!
どんな勘違いしちゃったんだろう~申し訳ない!

No title

☆Parlさん
濱田岳はちょっとまえテレビ放送してた
映画『信長協奏曲』で家康を演じてたから
まぎらわしいんですよね(^ ^ゞ

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清水しゅーまい

Author:清水しゅーまい
ご訪問ありがとうございます(^-^)
 このブログは、
①大河ドラマや歴史の話題、②猫観察、③映画鑑賞、
④裁判傍聴、⑤日本酒など……という感じになっております。
その他、本やテレビ、お気楽な話題に時事問題、
そして、友情・人情・心意気です!

猫愛好家のフリーなライターです

清水しゅーまい
【著書】
『車猫が出てきた! ~ノラ猫の秘密~』2018年(東京図書出版)
『八っつぁんの落語一代記 噺家の来た道、日本の来た道』2015年(彩流社)
このブログを含めてcopyrightは清水しゅーまいです。
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